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私について_15

前回からの続き。黒歴史はリソース編

黒歴史

「黒歴史」とは、ガンダム用語で「封印された歴史」を指し、一般的には「無かったことにしたい過去」の意味で使われるスラングである。

私の人生は振り返ってみれば、凸凹で支離滅裂でトンデモに溢れていたが、今、こうして対人支援職として活動するに至り気づいたことがある。

それは、他者に見せたくないもの、恥だと感じるもの、醜いもの、タブーなもの、つまり黒歴史を受け入れないと、対人支援という仕事は務まらないということだ。

目の前にいるクライアント、チーム、組織は、待ったなしのガチな世界で生きている。

支援者である私が「イケてるコーチでありたい」「良い気づきを与えたい」などと思うことは、全くクライアントのためにならない。むしろ、害にしかならない。

クライアントは今を生きている。私の都合はどうでもいい。

​支援者である私がガチでいることだけが、唯一出来ることなのではないかと思う。私の生きてきた全てで関わる以外、何も出来ることはない。

​私は破天荒で、不器用で、思い込みが激しくて、失敗ばかりの人生だったけれど、つかみ取ってきたもの、傷ついたからこそ得られたもの、かけがえのない人とのつながり等数えきれないギフトも持っている。

​私はかっこよくないけれど、生きる歓びには根ざしていると思っている。

​そして、色々あったけれど、私として生まれ、この命を生きられること、この人生を気に入っている。

人生はなんだかんだ、痛みも含めてオモロイよ!

長らく続いた「私について」シリーズは一旦区切りとします!
1~15まで長きにわたり読んでいただきありがとうございました!


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