炙らない松輪サバ/Raw Matsuma brand mackerel@神奈川県三浦市-みうら漁協直営エナ・ヴィレッヂ地魚料理松輪
2020年10月訪問。
シーズン中に松輪サバが食える2つの場所の1つがこちら、みうら漁業協同組合松輪支所直営の地元で獲れた魚の海鮮料理食堂です。
私は何年か前に、ここで人生初めての松輪サバを食いました。
松輪サバのシーズンじゃなくても土日祝日は激混みするとの事(私は平日しか行かないのですが、店の人がそう言ってました)。
現地までは京急三浦海岸駅からバスだと「海35三崎東岡ゆき」か「海34剱崎ゆき」のどちらかになり、ランチタイムの早い時間に到着したいため私はいつも「海34剱先ゆき」で「剱先」バス停で下車し、徒歩で現地へ向かいます(バスで駅から20分、バス停から徒歩で約7分)。
ブランドの松輪サバとは何か?は↑を見て頂ければお分かり頂けると思います。ちなみに上記で食べた食事処「松輪サバ料理 輪中」は剱先バス停目の前にあります(以前は間口漁港 釣り船民宿鈴清丸の中にありました)。
さて、ここエナビレッジは三浦半島の先端剣崎近くの江奈湾にあり、天気の良い日は目の前のオーシャンビューが綺麗で素晴らしく、デートにおすすめです(#^.^#)
シーズン中、もしここで松輪サバが食べたいなら朝9時くらいに現地へ電話してサバが有るか無いか絶対聞きましょう。この日は電話で「炙りなら有るけど、数が少ないから早くに無くなります」と言われ開店直後に到着し、何とか注文出来ました。
さて、メニューではこれは「松輪サバの炙り」で出されてましたが、私の要望で「炙らないで」出してもらいました。何故かと言えば以前既に炙りは食べてるので、生の状態で食ってみたかったのです。
しかし炙らないで出されたサバは、結構しなびて、身肉は張りがありません。ああ、なるほど、それで皮目を炙ってたのかと納得しました。
食べてみましょう。
お!(#^.^#)
驚きました、それでも旨い!正直なところ今回のは鮮度が良くなく少しガッカリしたんですが、さすが松輪のサバ!こんな状態でも生臭さやクセ一切無し。食感が少し違うだけで味はやはり松輪サバでした(^o^)
今回私の要望で「炙らない」状態で出してもらいましたが、これでここでは締め鯖、塩焼き、南蛮漬けと制覇。また次回のシーズンは締め鯖と塩焼きがある時に来たいと思います。
ところで、このエナビレッジから歩いてすぐの漁港集落にこのような建物があるのですが…
この中には明治時代の中期に地元の漁師が偶然海で網にかかって引き上げたと言われる、隠れキリシタンの石碑があります。
私はエナビレッジ開店前の暇な時間に近隣をGoogle Mapで色々見てたら偶然発見し、建物の前でどうやったら入れるのかなとモジモジしてたら、いきなり御年90歳位に見える杖をついたお爺ちゃんが横から現れ「あ、あんたキリシタンかね?」と聞かれたので事情を話したら鍵を開けてくれて中を見せてもらえました。
白い石碑には卍(まんじ)のマークに、その下にはマリア像と思われる人型が彫られていました。
近所のお爺ちゃん曰く、全国からキリシタンの人達がこの石碑を見に来るのだそうです。
もし中をみたい場合は、すぐ横の民家の誰かに事情を話せば開けてくれるとお爺ちゃんは言ってました(#^.^#)。
ちなみにこの石碑の写真はいくつか撮ってGoogle Mapに載せましたので見て下さい。