新年のマグロ/New year’s tuna@東京都台東区浅草-すしざんまい雷門店
2021/1/5訪問
毎年恒例、東京で新年の生マグロ初セリと言えば、この10年で8回最高値マグロを競り落としているすしざんまいの社長を思い浮かべる人が多い気がします
しかしながら、2021年は青森大間で釣れた208キロのマグロが1キロ当たり10万円で入札され、1匹総額2084万円。競り落としたのは仲卸やま幸さんでした。
と言う事は今年のすしざんまい新年初マグロは何を出すのだろうと思いました。
そういう事で実際に行く予定の店舗に電話し、どこのマグロを出すのか確認した上で行ってみました。
↑とりあえずマグロの盛り合わせを注文。しかしこれは、新年初マグロではなく、グランドメニューに載ってる通常品です。
この店は浅草雷門から歩いてすぐの位置にあり、19時位に着きましたが店内はほぼ満席でした。
で、これが2021年新年初生マグロの大トロです。
店のスタッフに聞いたら伊豆下田の生マグロとの事です。注文は1人一貫だけなので、当然ツマミとして頼むことはできません、いつもは刺身で楽しむのにそれができません。
しかしそれだけ貴重な部位と言うこと。
食ってみましょう
これは旨い(#^.^#)。最初に通常メニューからマグロの盛り合わせを食べてましたから、風味が違うのが良く分かります。
最初に食べたマグロ盛り合わせは赤身でも脂が強く、正直言って私には全体的に脂の質がクドかった。しかしこれは品のある脂って感じで、クドさやしつこさがありませんでした(^o^)
ところで、すしざんまいの社長はソマリア沖に出没する海賊の連中を更生させるべく下記の取り組みを行いました。その中でODA(政府開発援助)の真義についても語ってます。
海賊を更生→マグロ漁師にする→加工販売ルートを作る→売れる→地域経済が潤う→海賊いなくなる→外国船舶安心して航海できる→世界経済が回る。ちょっと単純ですが、このような流れを作り大きく国際社会に貢献している人物の1人ではないかと思いました。
目先の事を考えない。マグロ大王のやることはスケールが違いますね(^o^)