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房州産生マグロ漬丼/Locally sourced raw tuna in soy marinated served as bowl@勝浦朝市新鮮広場

2022/08/05 訪問

この日は千葉県勝浦漁港近くの民宿 清水別館をチェックアウトし、すぐに近くで開催されている有名な勝浦朝市へ行ってみました。

朝市会場入口

日本3大朝市の1つと言われる千葉県勝浦の朝市が始まったのは1591年(天正19年)、当時の勝浦城主にして徳川家康に所縁のあった植村土佐守泰忠(うえむら とさのかみ やすただ)が地元の農業漁業の奨励とともに、農水産物の交換の場として開設したのがルーツとされています。

当時は1年中いかなる天候でも朝市が開かれ、10日を区切りとして市内の3つの町で場所を移動し、出店には多くの業者が背負い篭、手車、大八車、馬車や牛車を使い、大量の品物を運んでいたそうです。そしてその発展と共に勝浦の朝市の様子は「勝浦3町江戸勝り」とまで言われたのだとか。

現在は2箇所で行われている

そのような歴史のある勝浦の朝市ですが、現在は毎月1日~15日は遠見岬神社前の通り「下本町朝市通り」、16日~月末は高照寺前の通り「仲本町朝市通り」で開催され、定休日は毎週水曜日と元日。地元の農家、魚屋や商店など70くらいの出店者がいるようで、土日祝日が賑わうみたいです。

付近の看板より

この日は平日で活気ある賑わいはありませんでしたが、とりあえず見ていきましょう(^o^)

平日のこの日はぶっちゃけ閑散としてました
最初に目に入った屋台
出汁巻き卵、梅ソーダや梅ピューレを販売してました
地元野菜の販売者
この販売者の廻りには地元の人で賑わってました
わらび餅の販売者
無料で試食させて頂きました

いやこれは上品な味わいで旨かったですね(^o^)後で調べたらここのわらび餅はかなり有名なようです。

鮮魚販売者
勝浦漁港と来れば当然カツオ
すごい!小型のメジマグロが丸で1000円(^o^)
出た!地元の呼び名『ワタナベ』!

この魚は正式名称『スマガツオ』、鹿児島あたりでは『ヤイト』と呼ばれてるようです。魚ってのはホント各地域で呼び名が変わるから面白いですね(^o^)

メジマグロの大きめを見せてもらえました

メジマグロってのは、本マグロの赤ちゃんです。私も過去に何回か捌いた事ありますが、このサイズなら刺身で30人前くらい取れそうですね。見てお分かりのように、冷凍ではなく生ですので若い本マグロの味わいが楽しめるのがこの魚の特徴です。

お腹は全く減っていなかったのですが、ここでカツオやメジマグロをのめり込むように見ていたらなんだか、無性に食いたくなってきました。

そんなわけで、朝から生マグロがビールと共に楽しめる場所へ移動します(^o^)

この看板が目印
目的地の『朝市新鮮広場』さん
店頭には美味しそうな干物がいっぱい
中へ入ります
メニューはこんな感じ

先にここのカウンターで注文を済まし、奥の席で待ちます。

私は当然この生マグロ漬け丼を注文
カウンターにウーパールーパーが
来ました房州生マグロづけ丼(^o^)
ねっとりして食べ応えがあります

房州のなんのマグロか分かりませんが、旨いです(^o^)。ただ、今朝は民宿で朝食をガッツリ食べたので丼のご飯は少し残しました。

私的には勝浦朝市の雰囲気を感じながらビールと地元のマグロ漬けを楽しめただけで十分満足(^o^)

勝浦駅構内にて

さて、今回は内房岩井海岸~館山那古船形~富浦~勝浦と廻り、各地の魚介類を思いきり楽しみました(^o^)

本来なら更に勝浦駅から北上し、いすみ市大原駅で降りて漁港近くの食堂でトドメの魚を食べるのですが、今回は民宿での朝食でお腹いっぱいになりすぎて無理でした(x_x;)

しかし、この後東京から1番近い『千葉県の江戸前漁港』でこの日最後の魚介類を食べます。御期待下さい(^o^)



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