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松輪サバ尽くしランチ(Matsuwa brand mackerel special lunch)@間口漁港~地魚料理 輪中

2022/11/11 訪問

全国各地、魚には食べて1番旨いとされる旬があります。今年もここ神奈川県三浦半島松輪地区ではブランドである『松輪サバ』が9月ごろから出回るようになりました。

先ず最初に、以前松輪サバとは何かを詳しく書きましたのでこちらからご覧下さい↓

今回は実際に水揚げされる『間口漁港』と、松輪サバ尽くしが食べられる『地魚料理 輪中』さん両方に行ってみました。

※現地までの行き方も詳しく説明致します😊

↑目的地はこちら。間口漁港も輪中さんも近くです。
三浦海岸駅から目的地まではこんなバスルートで約20分です。

では、京急三浦海岸駅からのルートを見てみましょう😊

改札口を出たら駅を背に右に進みます
すぐにバス停があり『2番』のバス停です。
乗車は『海34』か『海35』ルートのバスで、下車は『剱崎』です。

時刻表はこちらをご参照下さい。この日私は9:46分海35のバスに乗りました。片道300円です。

では出発しましょう!😄
左には三浦海岸が見えます。

余談ですがこの海岸沿いでは地曳き網を楽しめます。私はかなり昔に勤めていた会社のレクレーション大会でここ三浦海岸でやりました(千葉県内房岩井海岸でもやった事あります)。獲れた魚はその場でバーベキューで食べ、ビールと共に楽しみました😄

↑三浦海岸での地曳き網情報はこちらをご参照下さい😄

さて左に海を見ながらバスは進みます。
目的地である剱崎に10:00時ちょい過ぎに到着。
道路を挟んですぐ目の前に今回松輪サバ尽くしを提供する輪中さんがあります。バス停から数秒です。

この日店は11:00時に予約してましたので、まだ1時間近くあります。当初予定していたとおり、ここから歩いてサバが水揚げされる漁港へ向かいます。

輪中さんから間口漁港までは徒歩で12分位です。

さっそく行って見ましょう😊なお、ここから漁港までは畑と山道を進んで行く感じになります。(徒歩ルートはGoogleマップで検索)

大根畑が広がってます。
漁港へ向かい真っ直ぐ進みます
のどかで非常に良いです
途中こんな獣道みたいになってましたが、構わず進みます。数年前に1度この道を通って知っているので安心して真っ直ぐ行けます
前方に光が射し込む道路を右に曲がれば、もうすぐ目的地です
漁港が見えてきました
間口漁港に到着しました。奥の船着場及び作業場へ行ってみます
幸運にもちょうど漁から戻ってきた船がやって来ました!サバを下ろすところです。
漁船から下ろされた松輪サバです。素晴らしい光沢です!この写真だとなんかサバが跳ねてるように見えるのが不思議です😅
サバはすぐに作業場で大きさにより仕分けされます
仕分けられたサバはすぐに氷の入った発泡スチロールへ
ホント素早くフタがされました
漁船から下ろされ仕分け、発泡スチロールへ入れる作業が非常に早くて驚きました。

作業場では色々お話しをお伺いしましたが、それは後ほど書きます。

さて、では元の地魚料理『輪中』さんに戻り松輪サバを食べてみましょう!

ほぼ10:55分に戻って参りました
中へ入ってみます
店内の様子。

ちなみにこの大漁旗に書いてある『鈴清丸』とは先ほどの間口漁港ほとりにある釣船&民宿施設で、こちらのマスターとご関係があると以前お伺いしました。私が初めて輪中さんへ行った時は、正にこの民宿『鈴清丸』さんの中で食べました。現在のこの場所は移転しバス停前になりました。

↑いつの日か、釣船に乗り民宿で魚介類を食べたいものです😊

有名人のサイン色紙
今回はこの松輪サバづくしランチを頂きます

では、ブランドである松輪サバ尽くしを最初に提供される品から最後のデザートまでガッツリとお伝え致します😄

左:南蛮漬け 右:旨煮
先ずは旨煮から
旨い…やはり違う。
南蛮漬けも旨い…ビールが進む
続いて松輪サバ刺身3種盛りあわせ。手前の小皿は左:醤油、右:ポン酢
左:〆サバ、真ん中:生、右:炙り
先ずは当然『生』から行きます
おお、やはり旨い!サバ特有のクセや生臭さなど全く無いし、上品な風味の青魚って感じです
次に〆サバを
いやぁ、実に旨い!絶妙な仕事がされている…ビールが進む!
最後に炙りを
これはゆず胡椒とポン酢で頂きます。炙りが本当に絶妙で焦げ臭さが無く、魚の風味を一切損なうことなく皮ぎしの脂が滲み出てます。これは本当ゆず胡椒ポン酢が合うわ…旨い!
松輪サバの味噌煮
さらさらの汁にピーマン、茗荷が添えられ香りが凄く良く食欲をかき立てます
いやぁ、ふっくら柔らかくて旨い…汁はさらさらですが、味噌の風味はちゃんとあり上品な味付けです
松輪サバの塩焼き
これまた見てそれと分かる期待高まる絶妙な焼き加減…
やはり皮目はパリッと香ばしく塩加減絶妙、身肉はふっくら普通のサバ特有の酸味やクセが全く感じられない…旨くて瓶ビールもう1本!
背中側の皮も旨い
腹側のこの部分も旨い
当然、骨周りの身肉は全て頂きます。やはりこのサバは脂が旨いわ…
最後の食事。松輪サバ茶漬け
焼いたサバの切り身の上に刻み海苔、大葉、ゴマ、ワサビが乗っています
ご飯を崩し全てを一体化させ頂きます。何気にゴマが香ばしく、旨くて一気に食っちゃいました
こちらのマスターは長野出身との事でこれは長野のお漬物らしいです。凄くよい漬かり具合でこれだけでも良い酒のアテになります
さあ、最後のデザートがきました。バニラアイスとくれば、知る人ぞ知る食べ方があります
醤油があれば…
当然かけるしかないでしょう。これは通好みの食べ方です。ただしかけ過ぎに注意!知らない人はやってみて下さい。アイスの乳脂肪分が高いほど旨いです😄

しかし2022年今シーズンも無事に松輪サバ尽くしを食べる事が出来てよかったです。毎回思いますが、サバだけでここまで飽きないで美味しく頂ける料理の技術は素晴らしいです。輪中さん本当にご馳走さまでした。

ちなみにこちら輪中さんは毎年、松輪のサバが上がる時期のみの期間限定営業です。詳しくは下記輪中さんのサイトをご確認下さい。

さて、今回は初めて水揚げの現場で漁業者の方々から色々なお話しを聞けましたが、年々サバが捕れなくなっているそうです。これはどこの漁港行っても同じ事聞きますが、本当に海の中で何が起こっているのでしょう…単純に温暖化や海水温の変化とか色々あるとは思いますが…

最近はこのような海の状況を受けてか、海水魚を陸上養殖する事業者もいらっしゃいます。いずれ機会があればそちらも訪問したいと思います。

とにかく、松輪サバ尽くし最高でした!😄



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