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一流の人 同じ人間で、なぜこんなに違うの?

ダニエル・コイルさんの著書 「天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる」をご紹介いたします。

なんだか難しそうな本ですが、読めばなるほど💡と思う内容です。

❶ ディーププラクティスとは


ディーププラクティスって何だと思いますか?
簡単に言えば、

あえて、少しだけ難易度をあげて練習に取り組むことです。

これを実践するだけで、学習効率がなんと❗️
10倍にまでなると、この本には書かれています。

10時間で習得できるスキルが、なんと1時間で
習得することが出来る。
そんな方法をこの本で知りましょう。👍

いわゆる天才と呼ばれる人たちは、これを知らず知らずのうちにやっている人が多いんです。

大半の人たちは、このことを知らずに自らのスキルを磨こうとして、多大な時間を費やしています。

その方法は以下のように、解説されています。

❷ ミエリンを増やす


ミエリンとは

ミエリン=神経系の絶縁体 のことです。
なんのこっちゃわかりませんが、 💦

私たちのあらゆるスキル上達には、神経回路に電気信号を伝える神経繊維が大きく、関わっています。

ミエリンは、銅線を覆うゴムの絶縁体の
ようなもので、神経繊維を覆っています。

このミエリンが多ければ、多いほど神経伝達の
スピードが速くなります。
つまりスキルを習得するスピードが上がります。

ミエリンは、人間に共通して存在していて
幼い頃に形成されます。

代表的なスポーツ選手や、天才と呼ばれる人たちは、このミエリンが増える学習方法を、
知らないうちに身につけていると
言われています。


その学習方法がディーププラクティスなんです。

次にこのディーププラクティスについて解説していきます。

❸ ディーププラクティスのやり方

 結論から申し上げますと、自分のスキルより
少し難易度を上げ、ミスを繰り返すというものです。


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サッカー大国のブラジルがなぜ、強くなったのか
それは、なんとこのディーププラクティスが大きく関係しています。

もともとブラジルはサッカーの強豪ではありませんでした。

1930年ごろ、ブラジルではフットサルが流行り出しました。
雨の日の練習方法として、取り入れられたそうです。

フットサルのボールは小さく、重いため、よりサッカーの技術が必要となります。
また、コートが狭く、すぐに敵選手に囲まれることから、素早いパス回しやコンビネーションプレーが必要となります。

また人数が少ないため、同じ時間でも
サッカーの6倍、ボールに触る時間が長くなります。

つまり、フットサルをする事は、サッカーより
やや難易度が高いことを、無意識にすることになり、そこでミスを繰り返すことで
結果的にサッカーが、ものすごく上達したと
いうことです。

このようにディーププラクティスの効果は、すごく、習得スピードが10倍になるという結果が出ています。

決してブラジルのサッカー選手たちも、フットサルがディーププラクティスの練習方法になると思って取り入れたのではありません。
たまたま、芝の多いブラジルでは、いつでも
サッカーの練習が出来たというだけであって
それは偶然なんです。

この話どうですか?
あなたも、知らず知らずのうちに
得意な事、このディーププラクティス
使っていたって事ないですか?

これから、新たなスキルを習得する上で
このディーププラクティスを知っていれば
短期間で習得することが可能になります。

この本には、ディーププラクティスの具体的なルールなども書かれています。

生産的にスキルUPしたい方、ぜひ一度この本を読んでみてください。

この記事を読んでいただきありがとうございました。
これからも有益な情報を発信していきたいと思います。



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