年の瀬に 旅と出会いを 思い出し
木曜日。
(関東の)いつものホテルが取れなくて、近くにある別のホテルを電話予約。空いてた、良かった。と、
ドア開けた瞬間の内装に目がチカチカ!新鮮な経験です。古い建物を綺麗にされています。そして、きっとずっとそこに立っていたマダムのおもてなしに、プロを感じました。
志村けんさんが自身のエッセイで語っていたことで『売れる芸人は「間」の取り方がうまい』ことを思い出しました。
そのマダムも、電話でのやり取りからチェックインの来客対応まで、「間」の取り方が絶妙で、実に自然にコミニケーションを取らせていただいたと、あとから思いました。
マニュアルだけではない、経験からくる人間味、たくさん現場を見ているんだろうな。出会いに感謝です。
金曜日。
人生の多くは仕事時間で占められる私です。その仕事時間のほとんどを共に過ごしてきた時計を、ホテルの部屋でまじまじと見てみました。
傷だらけのボロボロ、毎日きっかり10秒遅れる機械式腕時計。幾多のピンチを乗り越えてきた思いの詰まった物であり、この時計を身に着けていれば自分は大丈夫!とお守り代わりの逸品でもあります。
でもいつまでも過去に甘えてたらダメだと思うんです。自分が心地良かったこと、居心地の良い場所、そこに甘んじていないかと、自分に問いかけていますが、ダメですね。甘い。
いろんな人に迷惑を掛けて、いろんな人にチャンスを与えてもらってきました。その「人」との繋がりを、思い出すからなのか。
時計を変えてしまうとその繋がりも切れてしまうようで。これが本音。甘いですね。
かつて日本に渡来した宣教師は、なぜ彼らは我々の所持品をこれほどにもありがたがるのかと、不思議に思ったようです。
先住民アイヌのように万物に霊が宿る考え方や、八百万の神のような宗教観があったからかも知れません。
私にもそんな考え方が根底にあるのかな?
土曜日。
雪降る高速を南下して、実家の両親に年末の挨拶へ。
高速はご覧の通りで、吹雪+シャーベット状の雪。速度規制50km/h。流れに合わせて70~85で走りますが、単独事故で路肩に停止中の車が2台、これはさらに荒れそうな。
道路状況をネットで確認しながら進みます。雪の多い10km程度の区間で6件の単独事故が集中してから、私が通過したあとで高速道路は通行止めとなりました。
ハラハラしながらも実家に着いて、束の間の団らん。
引っ越しかってぐらいに、たくさんの野菜を貰って帰ってきました。車も中がネギ臭い(笑)。いつも感謝です。
日曜日。
数はとても少なくなった年賀状。正月に会える人には、送らないと決めました。
県外の、先生や趣味を通して知り合った方へ、気持ちを込めて?ひとことコメントを添えて。
北海道をバイクツーリング中に出会ったAさん。稚内でご馳走していただいたサンマ定食、美味しかったです。サンマをあんなに綺麗に食べる方、まだ出会ったことがありません。
鹿児島のTさん、家族のバイクライフ、お子さんのデビューはそろそろかな?
神戸のYさん、初めて会ったのはお互い学生時代、十勝のキャンプ場でしたね。
三重のKさん、岩手を気に入ってくれて何度もツーリング来てくれました。こちらで喫茶店の夢、そろそろ叶いそうですか。
秋田の師匠Kさん、元旦はどこの山頂でしょう。
年賀状は良いなぁと、しみじみ思いました。出会いに感謝です。
自転車を漕ぎたくなって出かけましたが、橋の上の雪にハンドル取られて、いい汗かきました(笑)
日曜日その2
とりあえず大量にある白菜をなんとかする。トマト缶と、前に仕込んでた牛すじを使って、とろとろ煮込んでみる。時間差でじゃがいも投入。
白菜が全部溶けて深い甘み。汁気が少なめなので倍量入れても良かったかも。塩をひとつまみ入れて完了。
完成写真、撮り忘れ(汗)