「悲劇の主人公モード」
https://www.youtube.com/watch?v=spSbLEX2rKk
【タイトル】最新型ロボットが異次元すぎた!
【チャンネル名】西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】
【西野亮廣 × 家族型ロボットLOVOTの生みの親であるGROOVE X株式会社代表 林 要氏 スペシャル対談】
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内容についてや感想、見ていて学んだ事について書きたいのですが今回はやめておきます。
あまりに多い点と書いても現在の私と全く同じ環境や境遇の人にしか当てはまらない(全く同じ人はいないので無意味)と感じるからです。
「百聞は一見にしかず」
動画の中身が濃く、多くの人がそれぞれ何かしら良い影響を受けると思いますのでまだ見てない方はぜひ!
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さてここからが本題なのですが、この動画を見ていてふと思い出した昔話(小学生の時のエピソード)があります。
何年生の時だったか忘れてしまいましたが、多分小学校高学年の頃のことです。
夏休みの自由研究展示だと思うのですが、生徒各々が作った作品を教室に展示して他クラスや他学年の生徒に見てもらう機会があったんですね。
で、その時私が展示したのは「手作りバイクの模型(モーター付き)」。
自分で作ったもの、しかも動く=かっこいい!!
そんな自慢の作品。(もちろん製作キットの通り作っただけです^^;)
早速自分もみんなも持ってきた作品を各々配置スペースに展示し、他教室の展示を見に行きます。
色々な展示物を見ながら勝手に自分のバイクと比べ脳内で圧勝。(別に点数が付くわけでもランク分けがあるわけでもないですが笑)
そんな脳内勝利にて満足げに自分の教室に戻ると、何やらざわざわしているではありませんか。
しかもざわめきの中心は自分のバイクが展示してある付近。
…行って確認してみると「自慢のバイク」がバラバラになっていました。
「なんだろう?」くらいの気持ちで覗き込んだ当時の自分は相当ショックだったのでしょうね。
全力で号泣!!
めちゃくちゃ泣き喚いた記憶があります^^;
落ち着くまでには、10分20分はかかったのではないでしょうか。
きっと周りの子や先生が優しく声をかけてくれたと思うんですが、全く記憶にないので自分しか見えていない「悲劇の主人公モード」に突入していたんでしょうね笑
書いてて懐かしくなりますが、そのモードに入ると凄く集中するんです。
キレてるというか自己中というか他を一切シャットアウトして自分の世界に入る感覚。
伝わりますかね、共感できる方っていらっしゃるんでしょうか^^;
「悲劇の主人公モード」に入った私は泣き止んだ後、修理に取り掛かりました。
壊れた→直す→一度作れたんだからできる!
そんな思考だったと思います。
ボンドや接着剤など修復に使えそうなものを持ってきて、その場で作業開始です。
20分くらいでしょうか、展示の閲覧会の続く中で黙々と作業しました。
この時心の中は一人だったのですが、実際周りはたくさんのギャラリーに囲まれ注目されました。
そりゃそうですよね、予め持ってきた展示物の中で展示物を作ってる奴がいれば「何をやってるんだろう?」と興味が湧きます。
この作業で、私は
「復元バイクの模型(タイヤがボンドで固まって動かない)」
を作り上げることになるんですが、その場でできる最低限(展示できる状態)まで持っていけたことに満足したのを覚えています。
それと同時に一言一句ではないですが先生の言葉も覚えています。
「一番注目されてたね!」
そうなんです、展示物を「見てもらう」イベントで自分の復元作業によって展示物が「より注目」された。
当時の自分はこの言葉の意味が理解出来ずにいました。
「慰め?いらんわ」くらいですね^^;
なぜかというと、このイベントの目標が各々違ったからだと思うのです。
自分=「展示」できる状態まで作品を復元
先生=作品をいろんな人に「見てもらう」
「展示」が目標の私には「注目」は必要ありません。
しかし、結果として作品が修復という作業によって「注目」された。
本来無かったはずの作業が作品の「付加価値」となった。
結果、イベントの目的の1つであった作品の「見てもらう」力が増幅された。
こういう見方になると、
壊れる(壊される)のは「困ったこと=展示できなくなるから」
と同時に「注目度を増す付加価値を与える作業に繋がった」ともいう事ができます。
過ぎた事象だから言えることだとは思いますが、書いていて不思議な感覚です笑
このエピソードを思い出す度に、懐かしい感情を思い出すのと同時に新たな気付き(学び)に出会えます。
今度思い出すのはいつだろう。
次の出会いが楽しみです。
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