自宅待機10日間で感じたこと(アメリカ編)
新型ウイルスの拡大懸念を受け、自粛要請が出たため私は自宅に待機しています。
3月8日からのSpring Break (1週間の休み)前に新型ウイルスが流行りそうなので気を付けるようにと大学から通達があり、1週間もしないうちの3月11日には春学期のすべての授業はオンラインクラスへ移行すると決定されました。
3月16日の夜にはすべての飲食店の営業はテイクアウトのみとなり、教会の集まりやイベントの中止など、集団で何かを行うことができなくなりました。ジム、ボーリング場、美容室、理学療法クリニックも営業が停止しています。スーパーマーケットや郵便局などの生活に必要不可欠であると判断された業界だけ通常通り動いているといった状態です。
バスケットボール、アイスホッケー、野球といったこの時期の娯楽もすべて中止になっています。
事実上、経済活動は止まっている形ですね。2週間程度で私たちの生活は激変しました。
良し悪しは別として、一番驚いたことはこのスピード感。アメリカのような経済大国、広大な土地の国がわずかな時間で要請に対応し、行動しているということ。
そして今日、授業はオンラインで再開されました。教授や学生をパソコン越しに見るのは少し違和感。もともとシステムは構築されていたのか、テクノロジー関連の方々が頑張って用意してくださったのかわかりませんが、これだけの規模のことを1週間程度で準備してしまうスピード感。
すごいな
この言葉に尽きます。
全員が同じ方向を向いて一斉に動き出す。できそうでなかなか難しいこと。
考えれば考えるだけ ”すごいな" の言葉しか見つかりません。
私も何かに取り組むときはスピード感を大切にしていこうと思いました。
対応してくださる方々に本当に感謝です。
これ以上の感染が広がりませんように。1日でも平穏な日々が戻りますように。
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