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私の好きなカバーソング(113)「Santa Claus Is Coming To Town(サンタが街にやってくる)」ビル・エバンス、ジャクソン5、ジミー・スミス、ポインター・シスターズ、ミシェル・ルグランとAYO(アヨ)、キース・ジャレット

前回に続いてクリスマスソング、今回はこどもの頃から慣れ親しんだ曲を。1934年に書かれた曲で、その後世界中で多くのシンガーやアーチストに取り上げられ、日本語訳詞もあります。
”サンタがやってくる、サンタさんはいい子か悪い子かちゃんと見てチェックしてる、だから泣かないで、ふくれっ面しないで、いい子にしてようね” と子どもを諭す歌です。サンタクロースが来るのを信じてるお子さんには今でも通用することばでしょうね。
この曲を取り上げたのはジャズピアノのレジェンドふたりの名演があったからです。まずビルエバンスさんの1964年のトリオ作品です。

もうひとつはキース・ジャレットさんですが、曲がちょっと長いので最後に回します。
1970年のジャクソン5です。マイケルジャクソンさんの高い声が初々しいです。

ジャズオルガンのジミー・スミス(1928-2005)さん、1964年リリースです。
オルガンの音、イイですね。クリスマスにぴったりです。

ポインター・シスターズです。シュープリームス版もありますが、自分はこっちの方が好みです。ポインターシスターズは1980年台にすごくよく聴きました。

フランスの巨匠ミシェル・ルグランさんのアレンジと指揮で、フランスのシンガーたちが歌う2011年のアルバム「Noël ! Noël !! Noël !!!」からです。この曲では父親がナイジェリア人でフランスで主に活躍するドイツ人シンガーソングライター、アヨ(Ayo)さんがボーカルです。

最後はキース・ジャレットさんのスタンダーズトリオ、1998年録音、2018年リリースのライブアルバムです。クリスマス曲をキースがライブで演奏するのは意外でしたが、この作品はキースが慢性疲労症候群から回復後の初ライブです。タイトルが「After The Fall」で11月14日のライブだったから取り上げたのかな?キースは自分をサンタクロースになぞらえたのか、と想像がふくらみます。


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