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龍が如く2〜6マラソン+7外伝 雑感

一通り遊んだためざっと感想

龍が如く極2

ジングォン派に全く興味が湧かないので、龍司の存在が救いだったが、ラスボス戦でいきなり「すべてを裏で操っていた寺田」が出てきて、更に「すべてを裏で操っていた寺田を裏から操っていた近江四天王で一番影が薄い人」が出てきたときは「助けてくれ…!!」となった。ラストバトルが龍司で本当に良かった。

虎 虎 虎!

その他、千石がよかった。部屋の趣味の悪さ、服の趣味の悪さ、大阪城ステージ…大阪城ステージ!?、ペットが虎、ペットの虎のセクシー攻撃、本人の死に様まで面白い最高の男だった。MVP。
ただ鉄砲兵の大量配備と槍罠の中から煽ってくる忍者は許せない。

食事+食事コンボでもらえる経験値が多いのが嬉しく、シリーズで最も意識して食事をしまくったと思う。
成長システム自体は好みなのだがステータス上げても上げても敵が固い。見かけのHPの割にとにかくタフで道行く雑魚すらワンコンボで沈められないのがストレスだった。
成長の割り振りの自由度は好きだが、別にビルドの自由度があるわけでもなく、そもそもどの能力伸ばしても大して変わらないところは嫌い。

寺田が「信じてください」って言いながら死んだのは、「この爆弾は偽物です」というメッセージとして受け入れたし実際そうだったのだが誰も彼も信じてなくて面白かった。そんなことある?

なんだこのポーズ…

建設業で倉橋を使い、顔と動きの面白さで好きになっていたのでその後のストーリーの展開で驚いたし、動きがやけに面白かった理由が分かった。私も「なぜ倉橋を真島建設に…」と思ったしたぶんリメイク前からのファンも「なぜ倉橋を真島建設に…」と思っていたはず。

あとクリスマスにひまわりに駆けつける嶋野が見れてよかった。
レジェンドレスラー特盛セットも唐突過ぎてよかった。武藤さんのグラフィック出来良すぎ。

狭山は受け入れたが、ああいうエンディングにしたのなら3で追放すんなよ…とは思う。

https://twitter.com/fo4papa/status/1614258363701002245?s=46&t=gFeV4ip1tVAW_xqubbzYvA

グラビア撮影がめちゃくちゃ楽しかった。虚構と現実の融合というか、ロジャーラビット的なものを感じる。俺の 大好物が 来ました!

真島編!

すごく良かったけど「街」の「花火」のようなおまけだな…と思った。当然感動できるけど感動できる要素だけ濃縮して短編にしたらそりゃ泣けるだろ、みたいな…文句を言いながら感動する、みたいな。
マコトも兄さんも双方すっきり決着できたようで何より。ユキちゃんにも会えて?よかった。あと子安さん意外にもこういうゲームで声聞いても浮かないな…と思った。

龍が如く3

極2から来たのでゲームのあれこれに不便さを感じた。ここら辺は順当にシリーズを追っていればプラス要素だったんだと思う。
先の見えないレベルアップシステム、R2ボタン連打要求(ダントツでクソ要素)、異様に低い武器威力、所持アイテム制限あるのに用途に乏しいアイテムを送りつけてくる敵。

システムは遊んだものの中で一番古いので仕方ないとしてシナリオがあまりに酷いと思ったのに他の感想では特に触れられてなかったので書いておく。

何でもアリの風間2号
「兄弟が巨大な極道組織の直系組組長だから警察内で冷遇されてつらかった」当たり前すぎる…
兄弟の立場のせいで己の正義を貫けなかったことに無理矢理同情したとしても、風間新太郎と同じ髪型、同じ髭、同じファッションセンスなのはやめろと思った。仮に日本で警察やれてたとしたら「顔の同じ暴力団関係者/警察の兄弟」という立場を利用する気だったんだろうな。
クラブで堂々発砲、CIAは極道で言うところの親→殺す気あんまないの転身の速さ、喧嘩して人がいなくなったクラブで酒を飲みながら呑気に会話……沖縄には警察とかいないの?(遥のバイトの見回りとかしてる場合じゃないだろ)

カタログでは「シナリオ的にはしっかり役割を果たしており」とあるが、この男の顔が風間のおやっさんである意味あったか…?もう好きに風間3号4号出せばいいんじゃない?

アサガオ崩壊

https://twitter.com/fo4papa/status/1615328286506381312?s=46&t=GjufxR7MWgBLbTc_74NCfg

近所の人たちのリアクションの無さとか(一応イベントシーン後にこの話をする近隣住民はいた)やっぱ警察いないの!?とか
太一が一人でクラブ(なんでどこにいるか知ってるんだ…)に迎えに来るのも そうである必然性が無い。子供一人で行かせるの!?ヤクザに狙われてるのに!?というか力也は桐生と連絡取れるだろ!!

桐生ちゃんは兄さんからの協力要請を「地元の人間の問題だ」で蹴っていたけど、結局沖縄滞在中にアサガオが襲撃されてんのとか見ると考えが甘すぎる。力也も沖縄ヤクザとの対峙で死んだわけだし。

力也の死亡シーン
本人の言う通り犬死ににしか見えない。どうせ桐生は撃たれても生きてるだろ、と感じてしまうし その後ストーリー上で触れられることはなく、物語的な意味すらない死だった。
その場に一応いる組長へのセリフはなく、ひたすら桐生にだけ話してるのも気になる。総じてこのキャラクターの人格/人生というものを感じることができなかった。
あとここの周りも警察で脅してるけど結局警察は来たんだろうか。自由な牛、銃殺死体らをどう処理したんだよ(やっぱり沖縄の警察は偽造カードにしか興味がないんだと思う)(警察が来るまであと10分!とかも何なんだよ…)

こんだけボロクソ言ってて、実際3のストーリーは酷いと思うけど咲の声を聞いて名嘉原が頑張るシーンは好きだったし泣いた。筆者が冷めてるのではなく3が酷いのだ。

峯とかいう男
「孤児のくせに庇護されてぬくぬく過ごしている子供たちを見ると壊したくなっちゃうよ〜ん」みたいなモノローグを桐生が聞いたらあんな扱いにはならなかったと思う。
悲しき悪役…😢をやりたいならばアサガオの一件をきちんと腹を割らせてから それでも「考えには正しいところもあるし憎みきれない」みたいな話に持っていくならスッキリする。何というかフラストレーションを発散できる話の構成になってないんだろう。
人気あるらしいけど顔と大吾との関係性が好まれてるだけだろ。顔は超いいと思う

桐生が勝ち目のない強敵と相打ちして散るんならともかく、桐生がボコボコにできるリスニングおじさん抱えて飛び降りるのは何がしたいの…感。

説明の一切ないエピローグ
これ意味わかる????刺されてその後の説明くらいはすべきじゃない?とか全く同じ建物建ててるの意味わからん…とか(なんで古民家を破壊されて古民家を建ててるんだよ)
政界パートも途中でぶん投げたな…とか(一応解決はしてるけど…)

地味に「やっぱ咲ちゃん絵上手!」「そんなことないよ」「ねぇねぇ!遥おねえちゃんも見てみなよ!」からガン無視決め込む遥が面白い。普通のゲームなら咲の絵がアップになってシメるんじゃないの!?

この人が面白かった

龍が如く4

咲、やっぱり男だった!?

途中まではストーリーが面白くグイグイのめり込んだ。4章が始まって「もしかしてもう終わる…?」から急速に尺が短くなる。ほぼほぼ風呂敷を畳みきってから4で初出のキャラたちが、裏切りと腹の探り合いを繰り返して意味が分からなくなった。

胡乱だった展開
1000億の超高級ゴキブリホイホイに群がるアホども……の中にいる大吾。新井に説教食らう大吾。エピローグでにこにこしている大吾。この大吾、峯が見たらどう思うでしょうか…?

浜崎にノれなかった。遥の拒絶反応は真っ当だし、キャラをリサイクルするにしたって無理があるだろ。4を見越して3をあのラストにしたんなら凄いと思うけど表現力不足。

浜崎の遺体を一時アサガオに安置しているのも謎。あのただでさえ狭い施設のどこに…おじさんの部屋に…?保護者はいないけど知らんおっさんの遺体はある養護施設…?
葬儀屋とかあの時点で入ってないだろうし、生置きなんだろうか…小学生集団と一緒に…?

あと靖子が強すぎて面白かった。

時田のSが嬉しいぜ

「格闘家をつくろう!」が面白かった。冷静に考えると面白い要素はない(能力の限界値が低いので「スピードクリアが目標」であることを意識しないとゲーム性がない)がのめり込んでしまった。パワポケっぽいから?学校教師になりたかった冴島の背景とリンクしているのも良かった。

谷村が「この俳優にこのキャラを演じてほしい~!」が詰まった感じの男で悲哀を感じた。
特に4の読み味が良かったのは葛城・あいつの存在感が大きい。分かりやすく味のある悪役。
戦闘はシリーズで一番キツかった。「敵に有利」「味方に不利」な要素が目立って理不尽で楽しくない。失敗するとダメージを受けるが成功しても大してリターンがないQTEが顕著。敵のガード・捌き・カウンター・ガードブレイクは高性能なのに…。
ボス戦ほどグダグダ戦うことを強いられるので、ラストがボス4連戦なのは盛り上がるよりも倦怠感が先行した。
宗像戦の悪口を言うのに忙しすぎて達成感もないしその後のムービーほぼ見てない。

https://twitter.com/fo4papa/status/1618258678049824771?s=46&t=gFeV4ip1tVAW_xqubbzYvA

これがラストバトル!?盛り上がらなくね?

キャバレー大女優は女装バーを見て「リリ、男だった!?」「1億円で性転換手術するのバレバレ」になったのに全然違ったのがよかった。
冴島を男にしてくれと頭を下げる浜崎を見て「冴島、女だった!?」「妹からもらった1億円で性転換手術するのバレバレ」にもなった。嘘考察やってるのが一番たのしかった。

良すぎる

ちょい役だけど南がいかにも真島に憧れてそうなチンピラでいい。最強入れ墨コンテスト現チャンピオン。真島からオンチ呼ばわりされているのもポイント高い。

錦が男気溢れる極道呼ばわりされてて笑った。

遅れてる!

龍が如く5

↑盛り上がったので別記事ができた

龍が如く6

頑張った

前評判が最悪だったので身構えていたが、そんなに悪くはないと思った。
ネタバレとして宇佐美がハルトの父親なのを知っていたせいで、薄い根拠から達川を父親と決めつけて行動している中盤が 無意味な時間すぎて苦しかったが、ハルトの父親真実と同時に明かされた「宇佐美はビッグ・ロウの隠し子」真実により散漫なストーリーが引き締まり、一気に面白くなった。

染谷や広瀬を筆頭とする対抗組織の面々が味わい深く非常によかった。清美が撃たれる姿を見ながら息絶えた染谷の死ぬ間際の記憶は衝撃だったろうな…とか。広瀬はビートたけしの怪演がいい。
屋台のおでんを褒める佐川ばりに「いろんな極道と戦ってきたが ただの包丁持った殺人鬼が一番怖え…」になった。南雲お前バカだから尾道の秘密分かんなかったよな!もいい。
多分南雲らもいいキャラなんだろうけど筆者は宮迫の顔と声が苦手だった。

後期シリーズで顕著な「とにかくプレイヤーの裏をかいてやろう!」という展開が合わなかったので、尾道で南雲と清美ママと三角関係やってた男が急に消えたけど中国のビッグボスとして出てきたりするんだろうな…と怯えてたけどそんなことなかったので良かった。

あと戦闘が楽なのが好感触
でも他の作品でボス戦でストレスを感じることが多かったので、本当にアルティメットヒートさえ打てばいいのは助かった。敵と自分のアンフェアさが薄れているというか。イージーはこのくらいでいい…他の難易度は知らん。

ハングマンって何!?
ドラクエ好きな春日のためにカンダタを用意したのか?

桐生がハルトを誘拐するシーン、秋山にわざわざ正論を言わせてるので、敢えてそういう描写を選んでいるんだろうと思っていたが 単に昔気質の不器用だが真っ直ぐな男 という描写だったんだろうか。
ハルトを守れるのは俺だけだ〜!!からおにぎり窒息死チャレンジするスピード感がすごいし、あのシーンでハラハラした人は幼児ラグビー見て心臓止まったんじゃないだろうか。

遥はアホだと思うがここら辺は筆者以外の人間が散々非難しているのである程度割愛したいが言いたいことだけ。
5のラストの無責任な行動を、それでも「アサガオで家族と暮らしたい」という夢を大切にしてくれるのであれば…と好意的に捉えたファンすら裏切る浅はかな行為だと思う。覚悟があって桐生の家族であることを告げたんじゃないのか?
ただまあ、子とは親の思い通りにならないものだし、期待を裏切られようが子の選んだ道を祝福してやるのが親。そういう悲哀を描いた作品なのかもしれたい。本当か?

せめてヤクザと恋に落ちた…程度ならなあ。やっぱ一夜の肉体関係ありきなのと宇佐美の態度が最悪なのが印象を落としている。
あと遥に憧れ、ドームで電撃引退したがってるアイドル志望が出てきてヤバかった。やっぱアイドルのことバカにしてるだろ。
(澤村遥がロックンローラーなら全てに説明がつくんだけど…)

プレイヤーも遥も桐生もアサガオのことなんてどうでもいいと思ってそう。経営とかどうなってんだよ。桐生は出所後一度顔見せてそれだけでいいのかよ。この施設の存在がそもそも破綻しているのでどうしようもないんだろうな。

太一(1) 宏次(2) 三雄(3) 志郎(4)という適当ネーミングに気づかされてしまった。作ってる側も興味なそう。

かっこいい…

駆け足プレイだったが、ムナンチョとポケサーファイターのサブクエを拾えて本当に良かった。ムナンチョは好きな苦さ。ポケサーファイターはあまりのかっこよさに泣いた。

道場やめて正解でした!と言う曽田地はまあ…そういう奴かな…と思うけど、どちらかというと曽田地が強くなりたいという願いが冴島ではなく桐生によって達成されたのがキツかった。

猫カフェ経営のアイデアがあるなら続編のミニゲームとしてリベンジしてほし。

!!!?!?!?

心霊写真が面白すぎてどんなに本編の内容がクソでも許せそうな気はする。序盤から出てきた謎の写真のオチがこれとは思わないだろ。
自力が拾ったのが峯←わかる 宗平←わかる なんとか勝←誰だっけ… 徳川何とか←!!?!?だったので胡乱さがすごかった。

龍が如く7外伝

キャッスルの派手さは良かった

結構サブストーリーを遊んで16時間程度。ボリュームは少ない気もする一方満足感がある気もする。このストーリーをうすーく引き伸ばせば本編になるのかもしれない。
7で渡瀬と大吾による2大極道組織の解散宣言が行われるわけだが、その裏には当然反発をする者もいるよな…という、まあ描くべきストーリーではあった。

楽しそう

三代目西谷を出す意味はあったのだろうか。引きこもっているだけの若造なので登場から威厳もなく、雑に4回戦わされるので強い気もしない。とってつけたようなジングォン派という設定、そもそもラスボスの前座。
渡瀬に裏切られるという視点の人間は必要だが、それならばもっと渡瀬に心酔している部分を描写すべきだったのではないか(ボリュームがないせいでキャラクターに味がないのか)。
ファンは予告時点で「西谷の名前を使う意味」に期待を寄せていたんじゃないかな…。

西谷ハーレムで男性を侍らせてるのが良かったし、桐生が西谷ハーレムを乗っ取った時に男性が排除されてたのも面白かった。西谷は現代的だし桐生は真の男すぎる。

アリーナはめちゃくちゃ楽しかった

ラスボスが真島と冴島の攻撃を止めてるのを見て「ハァ?」になっている古参ファンがいそうだと思った。

アクションは変わり種で楽しかったが、真面目な本編ムービーでもスパイダーマンをやる桐生は見栄えが悪い。般若その他面をつけた男が出てきてだいぶゴーストワイヤーになった。

墓参りをするアサガオの子供達を見て涙ぐむ桐生一馬は良かったが、いまだにアサガオが支援を受けないと経営が成り立っていない(子供達は成人し就職しているのに…?)、アサガオを盾にされると未だに桐生は何もできない等シリーズの歪みを凝縮した施設だな…と感じる。4以降存在を薄味にされているので、こういう描き方をしたかったのならもっと4〜6でもアサガオと向き合うべきだったんじゃないか。
子供達の成長に桐生が関わった感じが全然しないため、なんというか「設定」だけで感動させられている印象。

赤目はカラオケがうまい。

この作品のつまらなかったところとして、サブストーリーで桐生が全然ふざけないので薄味というところがある。過去編の反省を踏まえてか桐生一馬が割と真面目であり、結果として大して面白みがないものになっている。ChatGPTをモチーフにした話があったが、6のSiriモチーフの話の方が圧倒的に質が高く面白かった。

風間の残した爆弾が出てきたりするのは好きだった。

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