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最近遊んだゲーム雑感【2024年9月号】

今月のオススメ→「もし君がゲームを好きで、まだアストロボットをやっていないのだとしたら今すぐやるべきだ。」


アストロボット

久々にトロコンした

動機:クラッシュ・バンディクー
プレイ時間:23時間

 プレイステーションの思い出をなぞる超良作アクションゲーム。PS5のコントローラの性能を十分に活かしており、各ギミックは非常に心地いい。通常ステージはアイディアと謎解きが詰まった丁度いい難易度、一方で試練ステージはかなり骨のある難易度をしている。

 謎解き大好きなので通常ステージの探索が楽しかった。探索が苦手な人でも、ステージクリア後にコインを使ってヒントを購入できるためコンプリートは可能だ。
 試練は自分の実力をオーバーした難易度だったが、操作感が良かったり、モチベーションが保ちやすく なんとか突破することができた。このゲーム最強の試練は「刻め!ビートの試練」です。

 メジャー作品からマイナー作品まで、多様なゲームからゲストが参加しており、それぞれアクションが作り込まれていて非常に楽しい。「このゲストがいて嬉しい!」を味わってほしいため、ネタバレを含むスクショは記事の最下部に下げた。気にならなければぜひ見て欲しい。



Blind Drive

動機:謎ゲーおすすめから
プレイ時間:2時間

 目隠しをされ、腕を拘束された状態で、音を頼りに高速道路を逆走する…謎のシチュエーションと没入感でプレイヤーを強制的にゲーム世界へと引き込む、ザ・奇ゲー!

 まずタイトル画がバチバチに決まっており、この時点で結構好きだった。

 概要を聞くと、高速道路を逆走…!?そんなのできないよ…!と思うかもしれないが、やるべきことは音が接近した方向と逆にハンドルを切るだけだ。運転が苦手でも臆することはない。自転車を轢くとライフが回復する(何で?)ので積極的に轢いていこう。
 難易度は段階的に上がっていく。ヘッドフォン奨励とあるため素直に従おう。耳の横を車が駆け抜けていく音が気持ちいい。



Senchu/線虫

動機:人肉食を期待して
プレイ時間:70分

 時は2032年…人類は食糧危機に面していた。そんな状況を解決するのはいかにも怪しげな救世主的食材、パーフェクトミート!その謎に迫る一人称視点のアドベンチャーゲーム。

 プレイ開始5-10分は購入したことを後悔していたが、その後は予想もつかない展開、レトロ調ながらバチっと決まった演出に始終圧倒された。「こういう話でしょ?」という予想を軽々裏切り、はちゃめちゃで先が気になる…しかし破綻はしていないストーリーが広がっていく。

 「得体が知れない」ところがとにかく魅力で、ジャンプスケアが来る系なのか?気持ち悪い映像を見せられるのか?など過度な緊張感をもってプレイできたのが良かった。
 何度かゲームオーバーになる場面があり、チェックポイントが遠いため煩わしさがあるのだが、それはそうとゲームオーバー画面が状況に応じておりなかなかイカす

 正直なところかなりクラクラさせられたタイトルなのだが、まあオススメはしにくい。私は好き。1時間くらいで奇妙なゲームに触れたければぜひ…!



The Last of Us Part I

動機:知人のおすすめ
プレイ時間:18時間

 ゾンビパニックで崩壊したアメリカを生き抜くおじさんと少女のサバイバルTPSアクション。物資のやりくりと人間ドラマが紡ぐゲーム性が素晴らしく、超名作として名高い上ポストアポカリプスなのに遊んだことがなかった。

 どれをやるべきか悩みながら PS5で遊べるリメイク版を手に取ったが、シナリオやプレイフィールはそのままに グラフィック面が純粋強化されており良かった。Falloutの世界を高精度で見れたらこんな感じなんだろうな…と妄想が膨らむ。

君はラスアスでカニを撮影したことがあるか

 感染者の対処の方が苦手だったため、ショーティとショットガンを感染者専用にしていたら最終ステージは感染者がおらず持て余してしまった。物資的には中盤のハンターと初めて交戦するあたりがピークで、本当に弾薬がなく、拳で戦っていた。
 と言うわけで最終的に火炎放射器でファイアフライを焼くジョエルがそこにはいた。かなり嫌な絵面だ。

 今更私が何を語るまでもない名作だが、エリーとジョエルを軸とした人間ドラマがメインで、感染症騒ぎの謎に迫るわけでもなかったのは消化不良だった。本編は非常にビターで考えさせられるエンディングだ。
 そこらへんが2で語られるのか?と軽く調べ……ラスアスについて考えることをやめた。

副音声を聴きたくて2周目

 いろいろできるのが楽しく、ヘリウムと副音声を乗せたらあろうことか開発者の声がヘリウム声になってしまった

アストロボット!

 遊んだタイミングがとてもよく、アストロボットでエリーやジョエルのボットを見てはしゃいだり、ソルトレイクシティ観光が始まったりした。

 ジョエルがデカい感染者に殺害される時のムービーが好き。



Penguin Helper

動機:ゲムぼく。
プレイ時間:2時間程度

 ゲムぼく。という、普段はムチムチの女性が出てくるゲームばかり紹介されているブログにて異色のゲームが紹介されていた。

 歩き回り、転んで起き上がれないペンギンを助ける…まあレビュー通りの内容だ。こういう仕事をして給料もらって生きていきたい。このところ荒んだ世界に身を投じている実感はあったので清涼剤になった。



Far Cry6

動機:ジョセフ・シード
プレイ時間:55時間

 そういえばクリアまで遊んだ+ジョセフの崩壊は今月だった。noteを書いたのでよろしくお願いします。

さいこぺっと キングチチャロン大好き



(プレイ中)

Fallout 4

オーバーシアー・ガーディアン、最強!

初手 知らないバグ

 好きなゲームを久々に遊んでいる。30時間程度プレイしてケロッグと決着をつけたところ。

 ヘーゲン砦からケロッグを持ち出せるとは知らなかった。腕がグデングデンになるのは何でだろうか。

 連邦の魅力はズバリ「レイダーの群雄割拠」にある。コンコードにいる名ありレイダー:グリッスルとは何者か?誰の部下でどんな問題を抱えていたのか?ステルスでレイダーの話を盗み聞きするのも楽しい。サリー・マティス、シンジン、イーガー・アーニー、ボスコなど ひとくちで魅力が語り尽くせないレイダーどもがあちこちにいる。

 あとはロケーションの強化だろう。この施設には変死体があるが それはなぜ?このスペースは戦前どんな使われ方を?なんでこんなものがこんな場所に?時にターミナルが、時に遺留品が、雄弁に物語を描く。ここら辺は3やNVでは味わえなかった魅力だ。

 4のダメなところは商人の所持キャップがNVの1/10以下なところ!

 今まで手にしたことのなかった噂の強武器【オーバーシアー・ガーディアン】が強い!!
なぜ手にしたことがないのか?考えてみたが、ベンダーが銃とか売ってなさそうな商人であるのに加え、筆者はメカニストの服を着てオースティンのツアーを聴き、ファイナルジャッジメントでモールラットを焼き払っていた。つまりそもそもVault81の発見が遅かったらしい。

 というか使いたい武器が山ほどある。キロトンラジウムライフルも触ってみたいし、テスラキャノンで全てを灰にしたい。

寝ながら案内してくれるジェネバさん

 XboxではPCとMODが共通のようなので、いろいろ導入して遊んでいきたいが実績もある程度は取得したいので悩みどころ。



Fallout: New Vegas

 ベガスのことを考えすぎて、他のゲームが手につかなかった。10月こそは区切りをつけたい。

思ったことをいくつか

ハウスルートにて
 ハウスルートの動線について散々疑問視していたが、Youtubeで行われていた10万票くらい入っている投票ではハウスルートが一番人気だった。ルート選択の動機としては 最初の依頼主への義理を通すためとか、ヴィクターが命の恩人であるから、将来性があるからという見方もあるらしい。特に二番目は説得力がある。
 ハウスエンドは配信でやっていたが、先日 回顧のために見返し、本当に「ハウスの使徒としてオリバー将軍を地獄へと突き落とす言葉を選ぶ」己が楽しそうでよかった。分岐に関わらないセリフが多いことについて、一見すると何の意味が?と思ってしまうときもあるが、うまくRPやれてると本当に面白い

シーザーが適当すぎる
 前述の投票で3%とかいう得票率だったのがリージョン。そのリーダーであるシーザーについて、ジョシュアにすべてのSPECIALで劣っているという噂は聞いていたが、C4とI4はあまりにも…あまりにもじゃないか?特に「シーザーのIntが4」な時点で他のNPCのIntとか真面目に語る価値ないだろ。シーザーありきの集団なのにシーザーの描写がこの程度、これが小粒なギャングならともかく NCRと対になるルートなのに魅力的に描こうという気概がまるで感じられない。

ラッキー38でまた会おう



ファミコン探偵倶楽部 笑み男

動機:シリーズファンのレビューの強烈さに惹かれて
プレイ時間:5時間程度(第9章終了)

 はじめに目にしたのが酷評レビュー2件、その後立て続けに 好意的ながらも「評価が難しい」「扱っているテーマも重く簡単には勧められない」とするレビュー※を2件目にし、完全に気になってしまった。シリーズ初プレイ、「笑み男」の都市伝説を甦らせた怪事件の捜査に臨むアドベンチャーゲーム。

※ 要約したが、なんというか歯切れが悪いながらも激情の籠ったレビューであり、ファンにこういうテキストを書かせるゲームの正体を見たくなった

 内容以外の面だと、最新ノベルアドベンチャーのリッチな作りに触れられて良かった。描き込まれた背景、LIVE2Dで細かく違和感なく動く登場人物たち。ボイスや、音楽にSE、プレイヤーがふざけた時の対応も良質だ。とにかく妥協を感じさせない作りをしている。

「この婦警さんが好き」犯罪太郎もそう言っている

 内容のレビューは来月になるかと思うが、現状では謎が散らばりすぎていて全く事件の全容が掴めない。これらの謎がひとつに収束した上で やるせないエンディングに辿り着くとしたらめちゃくちゃ好みの作品だと思う。この後が楽しみだ。



TUNIC

動機:ビジュアル
プレイ時間:2時間

 不思議な言語と世界観に包まれた、キュートで神秘的なビジュアルのアクションゲーム。「何を言ってもネタバレになるタイトル」と聞き ひっそり遊んでいたが、難易度が高い。隙間時間ではどうにも…という感じなので襟を正して時間を作って挑みたい。

古の説明書!

 おそらくソウルライクだと思う。そういえばアクションゲーマーの方の「何でもソウルライクと呼ぶな」議論を見て、非アクションゲーマーの身としては反省の思いがあった。

個人的には

  •  回復に制限やリスクがありゴリ押しが困難な難易度

  •  敵モーションの見極めが必須

  •  死ぬと経験値がドロップし2度死ぬことでロストする

  •  中継ゾーンに接触すると倒したザコが復活する

あたりの要素をもつアクションゲームをソウルライクと呼んでいる。

 友人に触発されエルデンリングもやっているが、高難易度アクションを同時に抱えるのはキツい。アクション巧者になりたいものだ。



その他

 あれだけ「如くの新作を発売日に買うことはないと思う」と言っていたのに8外伝を買うかもしれない。

▼ Liminal Void

 サイケデリックでホラーなローグライクゲーム!キャラクターグラフィックやら雰囲気やら全てが好みなのでやろうと思って買ったのだが日本語翻訳がない!ジャンル上無視して遊べるかと思ったが結構テキストが出てくる!
 10月から頑張って翻訳しながら遊ぼうと思っているが、翻訳されたらそれが一番嬉しいのでみんなも買って応援してほしい。


(結構スマートフォンでゲームをやっていたので一口感想)

▼ フォールアウトシェルターオンライン
→FOブームに乗じて再プレイ。上位レアにエモジーンとかマロースキーがいて笑う。いいタイミングでTES版が発売されてビビった

▼ マスターデュエル
→好きなテーマであるアンティークギアの新規カードが追加された!ので遊んでいた!超強くなったが巨人路線…古代の機械巨竜が好きなので複雑だ

▼ リンバス
→気付いたら紫の白昼のイベントが終わっていた。ストーリーの更新に数ヶ月かかるため興味が喪失しやすく 自分の気質はソシャゲに向いてないな…と思った

▼ MUSE DASH
→全曲やってお気に入りに設定した曲記事を作ろうと思ったが想像以上に果てがない。とりあえず「ときめき★メテオストライク」が超いい

▼ gogh
→今も執筆作業で愛用している。横向きのスクショの撮り方を学んだ

オススメのアプリ


東京ゲームショウに初めて行った

ベセスダが異様に広告を出していた

…のだが、初めてゆえに何も考えておらず、人の多さとモスマンぬいぐるみの巨大さのせいで何も見れなかった!見たいブースはあったはずだが…。
物販に ちょうどグールのコスプレをした方がいらしたが、何をすることもできなかった。
ベセスダが真にブースを出す時があったらまた来たい。



ネタバレを気にせずスクリーンショットを貼る

【ソルトレイクシティ観光になったラスアス】
 いい加減ニューベガスから離れたいと嘆くプレイヤーに襲いかかるのは、ジョシュア・グラハムさんの出身地だった。

テンション上がりすぎ
ユタ州!
警察車両や消防車両もちゃんとしてた
新聞も!!

キリンを見ろ
 コンセプトアートはシマウマがいた。インパクト的にはキリンの方が大きいだろうがシマウマも見たかった。

 足場が無かったので近づけなかったが空港に宗教画っぽいものがあったような気がする。
 不意打ちが多く、なかなか探索と戦闘を両立させるのが難しい作品だが こういうモチベーションで探索が進むのは良いことだ。めちゃくちゃ作り込まれている。

PS3!


【アストロボット】
「まだXとかで見てない 好きなゲームからのボットがいたら嬉しい」と考えている中で一番に目に入ったのが王子で嬉しかった。

可愛い
デトロイト死刑

 ニッチなシーン選択だ…。

う・ら・ら!

 順当に遊んでいくと一番最後のステージになるであろう「ファイナルアンコール」のラストがうららだったのは本当に嬉しかった。中盤にポンピリリみたいな奴がいるリズムのステージがあって、そこにいない時点で登場しないものだと思っていた。

 その他驚いたのはトーキョージャングルのポメラニアンやStrayの猫(なぜかPSのイメージなかった)、インテリジェントキューブにパタポン。そして!最後の試練だ!

 タマネギ先生がそこにはいた。一番可愛いという理由でパラッパ衣装を着ていたため、まさかまさかのこの邂逅は本当に嬉しかった!


【線虫】

ゲームオーバー画面

 これが手前から流れてくるのだ。血まみれの自機を見て笑ってしまった。良くないか?ちなみにこのステージは、イケてる音楽と変なシチュエーションを用意した高級イライラ棒という感じで めちゃくちゃ好きだった。


 そんな感じ。10月こそもっとたくさんゲームをしたい。ゲーム自体はたくさん買ったが、今月休日出勤が多いのでどうなることやら。

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