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精神的DVハラスメントに対する無理解・誤解の苦しみを乗り越えるために

精神的DVハラスメントをご存じでしょうか。このnoteでは複数回にわたり、この精神的DVハラスメントという卑劣なアクションについて、被害者の1人として実証的に説明してきました。

先に「卑劣」と書きましたが、精神的DVハラスメントはそれほどに大きな問題です。

その理由は、この精神的DVハラスメントには、ハラッサー(ハラスメントをふるう側)のターゲットになった被害者(ハラッシー:ハラスメントをされる側)にとって、かなり難儀な特徴があるためです。

まず1つは、明確な物理的暴力を伴っているわけではないので、目に見えにくいという点が挙げられます。つまり、DVハラスメントを受けているハラッシー側も、明らかに精神的なダメージを受けているにもかかわらず、何が起きているのかが判別しにくいのです。

もう1つは、ハラスメントを行う側(ハラッサー)は、一般的には「いい人」「できる人」といった「美しい仮面」を装っているケースが多いことです。ハラッサーは相手が自分の直属の部下になる、パートナーになる、同棲し始める、結婚する、子どもができるなど、自分のテリトリー(陣地)に入って逃げにくい状態になるまで、その本性を見せません。

次いで、周囲からの理解を得にくいことも問題です。上記の2つの特徴があるため、被害を受けているハラッサー側が、いくら周囲に「あの人はおかしい、ひどい」と説明したところで、なかなか共感されにくいのです。

ハラスメントの被害は外傷として見えないがゆえに、ダメージを受けていたとしても他者から判別されにくいのも大きい問題です。そのため、ハラスメント経験者が、ハラスメントを受けた経験がない人にいくら体験をシェアしたところで、なかなか共感を得られず、つれない態度を取られ、ハラッシーは「二次被害」とも言えるようなショックを受けることもままあります。

私(ペンネーム:真実の剣)は過去、付き合っていた女性パートナーから精神的DVハラスメントを受けていたことがある、珍しい男性です。

女性から男性に、というケースはごく少数であるため、なかなか周囲の理解や共感を得られにくいという問題に直面してきました。「お前が悪かったのではないか」という誤解にもとづく非難も受け、かなり苦しい思いをしたこともあります※。

※ 女性から男性(妻から夫)への精神的DVハラスメントは一定数以上存在しており、周囲の無理解から事態がエスカレートした結果、「心のコップ」が溢れた夫が妻を殺してしまう、という事件に展開しているケースもあります。不当な理由により加害者となってしまった人を支援するNPOによる記事もありますので、ぜひご覧ください。

フランスの哲学者であるミシェル・フーコーは、「権力とは状況の定義権を指す」と説いたそうです。ここから類推すると、たとえば腕力や経済力などでは相対的に弱い立場にある女性であったとしても、何らかの要素を使って相手に対して支配的な影響力を及ぼしている場合、その人は状況定義の主導権を握っている、つまり権力を持っていると定義できます。

■ヒーリング、瞑想、カウンセリングが助けに

そんな具合に、過去の私はかなりしんどい数年間を過ごしてきたのですが、光明となった要素が2つあります。

1つは、ヒーリングや瞑想を知っていたことです。「DNAアクティベーション」や「エンソフィックレイ」といったツール群を使うことで、エーテル体というエネルギーレベルから心身の傷をヒーリングし、早期に回復できたと実感しています。(これらのヒーリングにつきましては、記事末のリンク先をご覧ください)

また、瞑想は自己を客観視することや、ストレスの低減を助けます(ストレスの低減については学術的なエビデンスもあります)。精神的に混乱しているときはなかなか深い瞑想状態に入りにくいのは事実です。ですが、「呼吸に注意を向けて観察する」といった簡単な方法だけでも、マインドフルな状態に入れるので、これは大きな助けになりました。

もう1つは、精神的DVハラスメントの構図を知ったことです。書籍はもちろんですが、DVハラスメントに詳しい専門のカウンセラーのカウンセリングを受け、かなり理解が進みました。その理解が、ヒーリングによるエネルギー的な癒しをさらに加速させたように感じています。

回復がある程度進んできた時点からは、いよいよ根っこの問題に手を付けることが始まります。それは、「自己価値の低さに向き合う」というものです。

自己価値の低さは、いわゆるハラッシー・いじめられっ子によく見られる精神的傾向だと言われています。こうした相手の自己価値の低さにつけこむのがハラッサー・いじめっ子であるというわけです。

自己価値の低さの根本は、親、特に密接に関わる母親との関係性にあると言われています。非常にざっくり言えば、母親からひどくハラスメントを受けていた子どもは、ほぼそのままの形のハラスメントを、恋人など外の人間関係でも繰り返し、体験してしまうわけです。

ここまで自己探索にたどり着いた人は、自己価値を低めた原因である母親によるハラスメントの真実に向き合うことができるほどに、精神的な強さを取り戻してきた人だと思います。自己価値の低さにどう向き合っていくかは、また別の機会に書き記したいと思います。

■ハラッサーは必ず相応の結果を見る

これは私の実体験ですが、母親の実態、真実、子どもである私にどんなハラスメントを行っていたのか、それに気づいて自分に共感するという作業を続ければ続けるほどに、不思議とシンクロニシティとも言えるような出来事が、この時点に起きてきます。

例えば、過去に私を追い込んだ女性ハラッサーのことを例に取りましょう。私が母親の真実(=それはひいては女性ハラッサーの真実とも言えます)に気づいたタイミングで、その女性ハラッサーに、とてもひどいことが起きていたようです。しかも、複数回にわたって。

私はその一連の「ひどいこと」の中身を、女性ハラッサーの現状を知る人物複数人から漏れ聞いたとき、とにかく驚きを隠せませんでした。

というのは、その女性ハラッサーの身に降りかかった「ひどいこと」の内容が、私が彼女から受けていたハラスメントの中身と大きく連動していたためでした。まさに、「呪詛返し」とも言うべき内容です。

つまり、私が母親が行ってきたハラスメントの構図に気づいたことそのものが、女性ハラッサーに対する「呪詛返し」になっていたわけです。

私がカウンセリングを受けたカウンセラーは「言葉を使って相手を追い込むハラスメントとは、現代の呪詛なのだ」と喝破しています。

さらには次のようにも語っています。

「呪詛返しは基本『倍返し』で、しかもまったく予期せぬルートから返ってくる。そのため呪詛を行った人物は、呪詛が破られたこと自体に気づきにくい。この危険性が分かっている人は、呪詛、つまりハラスメントを行おうなどとは思わない」

これはハラスメントだけでなく、普段の言葉遣いにも通じるものだなと感じました。

私は、各所から女性ハラッサーに起きた出来事を漏れ聞いた時、この世に存在する「因果応報」といわれる法則性の存在を確信しました。

そして私はもう1つ確信しました。「自分からハラッサーに復讐を企てようとしなくても、ハラッサーは結局それ相応の人生になってしまうのだ」ということです。

■自己価値を正しく認識し、幸せの人生を生きる

私にとっての最大の復讐は、私自身が過去を消去し、正当な自己価値を認識したまったく新しい自分として、本当に幸せな人生を歩むことだと思いました。

我田引水ですが、こうした一連のことに気づけた理由、そして復讐心を手放し自分の幸せを追求しようと思えるようになった理由は、カウンセラーなど専門家の人々の助けと共に、瞑想やヒーリングを実践していたからだと思います。

いずれも、精神的DVハラスメントから回復し、自分の本質に気づくのに必要不可欠の、重要なピースだと確信しています。

私と同じように苦しんできた方々に、これらの情報と、そして瞑想やヒーリングのことが伝われば幸いです。

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

「真実の剣」ヒーリングおよびセミナーWebサイト

創造力高まる最高の休息 MAX瞑想システム/MAXメディテーションシステム™

「神スイッチ・オン」、あなたが持ちうる可能性を拓く DNAアクティベーション®

宇宙の根源から来る光で「喜びにあふれた人生」を――エンソフィックレイ・ヒーリング

■あなたの一人の神としての特性を開く「DNAアクティベーション」

DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm~3cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

DNAアクティベーションの解説ページはこちら

DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記のnoteお問い合わせフォームから「DNAアクティベーション希望」とお書きになって送信ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)

■おまけ:トップ画像について

切り花の花束。枯れゆく運命ですが、花という生命の働きが放つ美しさと、人のアレンジが入ったことによるデザイン性には、心惹かれるものがあります。


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