motto ippai

きづいたら3月になっていた。キーボードをたたくスピードが遅くなった。
ホームポジションというものを知ってからは、ブラインドタッチを心がけ、できるようになろうと必死になっている。
それでも「ー」を打つ時は毎回0とか¥を押してbackspaceでけして、を繰り返してる。だから「キーボード」なんて打った日にはかなり高確率で、打ち直しが発生している。最悪の気分である。

なんとなくの日々が、なんとなく過ぎていく。
そこに意味を見出そうとしてもやっぱり僕にはわからないけれど、少しでも呼吸ができるような環境にいたいと強く思うようになった。
だからきっともう飛び出していくのだろう。

先に飛び込んでいった鯉の群れは空へと上がって、きれいな星座になった。
イメージの話で、イデアの世界で、僕たちは空想を止めることができない。
馬鹿にされて、けなされて、それでも世界を愛し、憎んで、手放し、執着する。いつもそばにいた柴犬のゴン太はもういない。

相変わらずボケた頭で浮かぶとりとめもない言葉の羅列で、意味のない人生の位置記録(一記録)を綴っている。重力に逆らうことができないように、僕もまた文章には逆らうことができない。
文章に打ち勝つ時が来たならば、それはきっとアンドロメダ☆星からの通信を受信できた時だけだ。

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