16bitセンセーションの98について
はじめに
今期のアニメである16bitセンセーション
まさに、主人公に共感できるほど面白い、ガチパッケージが出てくる珍しい作品だ
まあ、タイトルを見て来ている時点で、おおよそ視聴している人だろう
ということで、アニメの説明は飛ばし、98について話そうと思う。
なにが困った?
私はWindowsXP世代だが、PCや機械自体も興味があったため、機械語やアセンブリ言語、BASICでも一通り書けるし、そのあたりの筐体や中身も非常に好きだ。(正確言えば、私はWindows2000なのだが、直後に神OSであるXPが出てしまったため、ほぼ知らない)
まあ、触ったことのあるものとしては、PC-8000やそれ以降しかないのだが……
といっても、私としてはパソコンはWindowsの一般的なUIが完成されている時代から始まっているわけである。
Windowsの遍歴を知っていても、XP以前はすべて「昔のパソコン」となってしまう。
何が言いたいかというと、「98」と言われても、Windows98の方が先に来てしまい、「あれ?98?」と混乱してしまうのだ……
98(PC-9800)と98(Windows98)
Windows98はWindows95の個人消費者向け版で、1998年に発売が開始された。
PC-9800は、1982年にNECから発売が開始された16bitパソコンである。
WindowsOS(初代Windows)は英語版が1985年、日本語版は1987年と、PC-9800よりも後に発売が開始され、記録ディスクを管理するためのOSだったらしい。
16bitと聞いたときにわかっているべきだったのだが、どちらも同じ「98」より身近な方と言われると、Windows98が出てきてしまう……
まも君ごめんよ……
16bitってPICやん
16bitがパソコンのことだと理解し、初めに思ったことはこれである。
クロック数やビットは30年で非常に小型化かつ高性能化していた。
調べてみると、後期の物でもクロックは25MHz、最大メモリは37.6MB、HDDは170MB(ギガじゃないよ、メガだよ)
まさに、驚きのスペックである。
これでもBASICやC言語でプログラミングできる環境が動いていたのだから、さすが元となった言語である。
動作原理は知識としてあるだけで、このスペックで物を作っていたのを見たことがなかった。
2世代遡ると、紙テープと部屋いっぱいの演算装置、という世界からかかわっている家系なので、話は聞いていたが、今からこれを使えと言われても、私ではできないだろう。
小型化、高性能化は技術の進歩によって実現されたもの。
ここまで育ててくれた先人は偉大である。
……というか、うちの親はこれでゲームやソフト、機械を作ってたのか……
凄いなぁ...( = =) トオイメ
調べてみると、東方勢もPC98の勘違いが発生することがあるらしいが、残念ながら東方勢ではないため、そのあたりの調査は行っていない。