こじらせ日記 4
[こじらせ日記 11]
今週の火曜日と水曜日のことについて話す。正直1番水曜日が興奮した。日記のオチがいい感じに出来た。
(火曜日)
国語の授業。いつも通り1人で考えると思っていたが、まさかこの時間に女子と話すと思わなかった。MS先生が言う
「5時間目なので眠たくなると思うので、横で◻️6の文の意味をどっちかが話して、もう1人は意見を出してください。(ちなみに自分の横はアイアンマンの制作で来てない)
(会話内容)
MS先生:「じゃーあ、(私の名前)は後ろのMSと文構成を話し合って」
自:頷く(はい!と言うと目立つ)
自:後ろを振り向く
「じゃーどっちが文構成を話そっか?」
MSさん:「うーんどうしよっかね〜」
自「じゃー、ジャンケンにする?
MSさん:頷く
自とMSさん:「さいしょはグー、ジャンケンポイ」
対戦結果
自・勝ち MSさん
・負け
(会話終了)
そのあとは特になかったので、日記の内容にはしません。本当に普通に終わる。
2020年初めと女子とジャンケンをした。去年の今頃は何故かジャンケンが流行り、(あっと向いてほい)UNさんとIP(男)とずっとしてた思い出がある。
ここで1曲歌を歌はしてください。
あの日交わした約束は砕けて散った〜
激しく儚い 記憶のカケラ
たとえ二人並んで見た夢から覚めても〜
この想い 忘れはしない〜
ずっと色褪せた景色を 風が流れてゆく〜
思い出は そっと甦る〜
「DAYSより」
(水曜日)
5時間目が終わり、次の数学が最後である。女子と話せることは今日もないと思っていた。
事件は起きる。大事件だ。
風邪が強かったのか冷房の風が強かったのかよく分からないが、紙が散った。8枚近く床に落ちた。誰も動かない。拾いに行こうとする気配もない。見てみる振りをするばかり。Y=sinθのグラフが分からないのか、全員何もしなかった。そのとき善意が働いた。
陰キャとして目立ちたくはなかった。僕は紙を拾いにいった。
拾っている。紙を拾っている。1人で...
誰も手伝おうとはしない。
だが違った。隣の女子が手伝ってくれた。まさかとは思った。
最後の1枚をその女子(名前が分からない)が拾い、全て片付けた。
自:「すいません、ありがとうございます。」
その言葉を言って相手も会釈をしてくれた。これが噂のアフターサービス。これが2人の共同作業。
自分は紙をありがたいと思った。
自分はその女子を美しいと思った。
ご覧いただきありがとうございました。
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