食べる量を減らしても痩せないのはナゼ?

体重管理の基本はズバリ
「食べた分のカロリーより基礎代謝と運動で使うカロリーが
多ければ痩せるし、少なければ太る」
ですが

食事の量を減らしているはずなのに
なかなか体重が落ちない…そんな事、よくありますよね。

僕もあります。
最近までその状況に陥っていました。笑

減量期に今回は方法としてプチ断食を採用しましたが
体重は思ったより減りませんでした。

プチ断食が自分には合っていない、という経験を得られたので
決して失敗ではないのですが。

さて、本題に入っていきます。

人間は良くも悪くも「現状維持」をしようとする生き物です。
どういう事かと言いますと

*痩せようとすると体は太ろうとし
*太ろうとすると体は痩せようとする

という…衝撃の現状維持システムが体には存在します。
コロンビア大学の研究で
標準体重のグループと
肥満のグループに
それぞれに体重が10%増量、又は減量になるように
カロリー計算された流動食を摂ってもらい
新陳代謝の結果を観察する…といったものが行われました。

その結果は…?

結果、痩せた事によって筋肉の効率は約15%高まり
太ると筋肉の効率は約25%低下する…という事がわかりました。

標準体重であっても肥満体重であっても差異は無かった、とのこと。
ここで言う「効率が高まった」というのは

要するに「省エネになった」という事です。
筋肉が15%省エネになったと言うことは…その分消費カロリーが減ってしまう訳です。

体重が1時減っても戻ったりしてしまうのは
「省エネになった事でカロリー消費が押さえられ
軽くなった体重を維持できなくなる」からです。

逆の場合も同様に
増量しても約25%燃費が悪くなる為
たくさんカロリーを消費してしまい

体重は増えにくく、元の体重に戻ろうとするわけです。
では、せっかく落とした体重をキープしたり
目標値まで落とし続ける為には何をしたら良いでしょうか?

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