フリーランス生活日記176

今日は私が介護の仕事を辞める前日のお話をしたいと思います。　私が5年間働いていた介護施設が赤字で倒産してしまい、介護ジョブという転職無料相談で、新しい職場へ再就職しました。

自宅から電車と徒歩で30分という短い通勤時間も気に入って面接を受け採用となり、まずはデイサービスで慣れてそこで夜勤に入る予定でした。

しかし、働き始めて２ヶ月して異動の話が舞い込んできたのです。　もちろんまだデイサービスの仕事ですら90％ほどしか教えてもらってない状態。

実は異動の話は別の職員さんに会社としての命令が出ていたのですが、その方が拒否し職場を退職してしまったのです。　そこで私にその異動の話が回ってきたわけです。

異動先は自宅から電車、バスを一時間半乗り継いで通勤しなければなりません。　面接の約束とも違うし正直嫌でした。　しかし、面接時に異動もできると二つ返事をしてしまった為断るわけにもいきません。

しぶしぶ、異動となりまた仕事も覚え直し、50人近くいる利用者さんの名前も覚え直しで大変でしたし、人手不足でまともに仕事も教えてもられないまま一回先輩と夜勤についただけでいきなり一人立ち。

その施設が人が辞めて人手不足になるのも分かった気がしました。　それでも気の合わない利用者さんからのパワハラにも耐えながら一年頑張り、とある冬の職場近くの公園で吹雪にさらされながら(自分は一体何やっているんだろう)と涙が溢れてきたのです。

夜勤は月9回、給料は手取り15万、通勤時間は片道一時間半、利用者さんからのパワハラ、こんな辛い思いをしてまで続ける意味があるのだろうか‥。

何だか辛くて悔しくて涙が止まりませんでした。　きっと上司に辞めたいと伝えてもすぐには辞めさせてくれないだろう。　

パートさんが過去に退職したいと伝えたら一年引き伸ばされたことも知っていたし、ネットで見つけた退職代行を利用することにしたのです。

このままでは必ず鬱になる鬱になったって会社は保証もしてくれないだろう。　辞めるなら今しかないと決断！　公園で退職代行業者へ依頼し、その日は最後の夜勤を精一杯頑張りました。

その次の日から晴れて呪縛から解き放たれたのです。　本当に幸せでした！　天国にいるようでした！　皆さんも辞めたいけど辞められない、そんなときは勇気を出して会社を辞めましょう‼️

自分を一番に考えることが大切です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020　8/28