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食事のタイミングはいつが良い??

皆さんはどんなタイミングで犬に食事をあげてますか?1日1回のお家もあると思います。2〜3回に分けてあげてるお家もあるでしょう。中にはずっと置きっぱなしで犬のタイミングに任せているお家もあるかもしれません。今回は、どうあげたら良いか悩みやすい犬の食事のタイミングについて解説していきます!

1.食事は分けた方が良いの?

食事は1回で上げた方が良いのか、何回かに分けた方が良いのか解説したいと思います。先に結論を言うと、これは特別な理由がない限りは分けた方が良いです。

食事を1日1回にすると、1回の食事量が多くなるので、犬の体で一度に消化、吸収する量も増えて体に負担がかかります。若い成犬であればそこまで問題にはならないと思いますが、パピーやシニア犬、病気持ちの子等では体への負担は考える必要があると思います。そもそもそういう子の食事の1回量が増えると食べきれない子もいると思います。

また食事は犬にとって楽しみの1つです。この楽しみの数が少なければ少ない程、その時の興奮が大きくなります。1日1回の食事よりも、2回3回と数が増える方が興奮を下げる事がやりやすくなります。犬の興奮については別の記事でご紹介してますので、併せてご覧頂けたらと思います。

犬の興奮→ https://note.com/440machu/n/n262e7ed859c7

我が家では1日2回ご飯をあげていますが、回数は飼主さんの家庭の事情で変わると思います。私としては、健康な子でも出来るだけ2回以上に分けてご飯をあげる事をオススメします。

ただしご飯をずっと出しっぱなしにして、犬の好きなタイミングで食べれるようにする事はオススメしません。フードも痛んできますし、健康面でも良くありません。病気の関係等でそうしなければいけない場合を除いて、必ず食べなかった食事は片付けるようにしましょう!病気の場合でも定期的に新しい物に変えてくださいね!

2.散歩の前後どちらが良いの?

食事を散歩の前から後どちらに上げた方が良いのか悩まれる方も多いと思います。これは飼主さんがそれぞれのメリット、デメリットについて理解して決めてもらえば良いです。散歩前後の食事についてそれぞれ解説していきますね!

①食事前の散歩について

食事前に散歩に行く最大のメリットは、胃の中に何も入っていない状態で散歩にいける事です!胃の中に食べ物が入った状態で散歩に行くと、胃拡張捻転症候群になるリスクが高まります。このリスクをなくす事ができるのが最大のメリットです。胃拡張捻転症候群は非常に恐ろしい病気となるため、別の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください!

胃拡張捻転症候群→ https://note.com/440machu/n/neabd30ed5a33

デメリットは、空腹で運動をするので場合によっては嘔吐してしまう事です。人でも何も食べずに運動をすると気持ち悪くなってしまうのと一緒です。この場合、大体は黄色い液状の吐物が出ますが、黄色い吐物であれば基本的に問題がある訳ではないので安心してください。

②食後の散歩

最大のデメリットは、先程も書いた胃拡張捻転症候群になりやすい事です。このリスクを避けるためにも、食後20〜30分程時間を置いてから散歩に行ってください。

メリットは食後適切な時間が経ってから散歩に行けば、嘔吐の可能性もなく散歩できます。

3.食事の時間は決めた方が良いの?

犬の食事の時間を決めてあげているご家庭がとても多いように感じます。意外と知られていないのですが、この食事の時間を決める事にもメリット、デメリットがあります。そこを理解して決めておられるなら良いのですが、そうでない場合は今回の記事を読んで、時間を決めるかバラバラにするかを検討してもらえたらと思います。

①食事の時間を決める事について

食事の時間を決めるメリットは、犬の体内のコンディションが保たれやすくなる事です。いつも同じような時間に食事をすることで、消化、吸収、排泄等のサイクルが一定に保たれます。これは体に優しいだけでなく、パピーのトイレトレーニング等の際にも排泄時間を推測しやすくなります。

デメリットは、犬がいつ食事なのかがわかるようになり、食事の時間が近づくと興奮し始める事です。この状態でご飯をあげてしまうと、興奮して『食事が欲しい!』とアピールしたらご飯をもらえたと勘違いしやすく、色々な問題行動に繋がってしまいます。また食事前の興奮が習慣化してしまうと、色々な問題行動に繋がるだけでなく、高齢になった時に体への負担が大きくなります。

②食事の時間を決めない事について

食事の時間を決めない最大のメリットは、犬の興奮を抑える事ができる事です。毎日違う時間に食事をあげていれば、犬はいつ食事になるのかわかりません。なので期待して興奮を始めるという事はなくなります。また飼主さんから食事をもらっていると理解する事で、そういった点からの問題行動を防ぐ事ができます。

デメリットは、体内のコンディションがランダムに変化するという事です。例えば排泄時間を考えても、毎日ランダムな時間になります。

4.まとめ

今回は犬の食事のタイミングについて解説しました。我が家では、1日に2回食事を与えます。タイミングはバラバラで、散歩前にあげる事もあれば散歩後にあげる事もあります。時間もかなりバラバラです。

我が家の例をあげましたが、この食事のタイミングについては、飼主さん自身が何を大切とするかによって決めて頂けたらと思います。

今回の記事が、愛犬の食事のタイミングについて考えるきっかけになり、是非愛犬と飼主さんの状況や理想にあったタイミングを見つけてもらえたら幸いです。

という事で今後も愛犬のためになる情報を発信していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!