見出し画像

絶対に知っておきたい!狂犬病!!予防法から海外で犬に噛まれた場合の対処法まで徹底解説!!

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

わんちゃんを飼われている方なら
『狂犬病』という言葉は
絶対に聞いたことがあるでしょう。

毎年春になると
狂犬病ワクチンの通知がきて
忘れようと思っても
思い出しちゃう病名じゃないでしょうか。

この毎年のワクチンは
狂犬病予防法という法律によって
義務づけられています。

でも考えてみたら
国の法律の名前に
1つの病名が
そのまま当てはめられるって
スゴイことだと思いませんか!?

それくらい狂犬病は恐ろしい病気なんです!

ということで
今回は狂犬病について解説していきます。

意外と知られていない
万が一
狂犬病かもしれない動物に
噛まれたときの対処法まで
解説していきますので
海外旅行をされる方は必見ですよ!

1.狂犬病とは?

狂犬病とは
狂犬病ウイルスに
感染することによって起こる
極めて恐ろしい感染症で
すべての哺乳類が感染する病気です。

つまり
すべての哺乳類から
病気をうつされる可能性があるんです!

感染の仕方としては
ウイルスに感染している動物の
唾液に接触することで感染
します。

つまりウイルス感染している動物に
噛まれたり
なめられたりすることで感染します。

2.狂犬病の症状は?

狂犬病の症状について
ヒトと動物それぞれについて解説します。

①ヒトの場合

ヒトの場合
潜伏期が1〜3ヶ月くらいが一般的です。

ただし10日で発症した例や
6年以上経ってから発症した例も
報告されています。

・知覚異常
・発熱
・嚥下障害
・恐水症
・呼吸困難
・錯乱
・昏睡などの症状がみられ

症状がみられた場合には100%死亡します。

②動物の場合

動物の潜伏期間は
2週間〜2ヶ月くらいが一般的です。

ただし動物の場合でも
1週間で発症した例や
3ヶ月以上経過してから発症した例も
報告されています。

ヒトと同様の症状がみられますが
それ以外に

・性格の変化
・異常行動
・大量のヨダレ
・かみつきなどがみられます。

そして症状がみられた場合には100%死亡します。

狂犬病といえば
犬が口からヨダレをたらしながら
唸ってかみついてくるイメージがあると
思いますが
まさにそんな感じですよね。


ヒトにしろ動物にしろ
発症してしまったら100%死亡する
という病気は非常に珍しいものになります。

それだけ恐ろしい病気であるにもかかわらず
発症してしまった際の
根本的な治療法は
いまだ見つかっていません。

そのため
狂犬病にならないように
予防することが最も大切なことになります。

次の項では最も大切な予防法について解説します。

3.狂犬病を予防するために

先ほどは
狂犬病の恐ろしさについて
解説しました。

狂犬病は
かからないように
予防することが大切だ
ということは
わかっていただけたと思います。

その予防のために最も大切なのは
毎年の
狂犬病予防接種を必ず受けさせること
になります!

アレルギーでできないなどの
よっぽどの理由がない限りは
必ずうけるようにしてください。

次に下の図をみてください。

画像1

上図:厚生労働省ホームページより引用

青いところが
狂犬病をなくすことができた地域になります。

日本を含めた
ごく一部の地域以外では
いまだに狂犬病は
恐ろしい病気として
猛威をふるっています。

このような地域にいくときは
可能な限り
動物と触れ合わないようにしてください。

もしもこのような地域で
動物に接する必要がある場合には

狂犬病ワクチンをうってから行く

ようにしてください。

ただし日本で
ヒト用の狂犬病ワクチンを打てる病院は
限られています。

保健所や医師会などに問い合わせてください。

ちなみに
ヒトの場合には
1ヶ月以上にわたり
複数回の予防接種が必要となります。

直前ではなく
あらかじめ対応しておくようにしてください。

4.海外で動物に噛まれた(なめられた)場合の対処法

日本では
狂犬病をなくすことに成功しました。

しかし
2000年代に入ってからも
実は日本人でも
狂犬病によって
死亡している人がいるんです。

下の表をご覧ください。

画像2

上表:厚生労働省ホームページより引用

表のように海外で犬に噛まれ
狂犬病を発症して死亡する
ということが実際におこっています。

そのため
万が一海外で
狂犬病に感染している可能性のある動物に
接した場合には
状況に応じて
必要な対応をしなければいけません。

狂犬病の疑いがある動物に接触した場合の
対応ガイドラインのようなものが
世界保健機関(WHO)から出ていますが
素人判断で行動するのは非常に危険です。

そのような状況になってしまった場合には
すぐに病院にかかるようにしてください。

日本に帰ってから
と考えていては
取り返しのつかないことに
なるかもしれません。


今回は
万が一そのような地域で
動物に噛まれてしまった場合に
どう対処するかの一例をご紹介します。

①水と石けんで傷口を十分に洗う。
※地域によっては水が汚い場合があります。
水で洗ったことにより
他の感染症を発症する場合もあるので
必ず医療機関の指示に従ってください。

②アルコール、ポピドンヨードなどで消毒する。

③-1.傷口を切開し
深いところまで組織を切除し縫合する。

③-2.傷口を切開し
洗浄・消毒をくりかえし
傷口の深いところから
自然に肉が盛り上がるようにする。

③-3.抗生物質の投与

状況によって処置も変わってきます。

万が一の場合には
すぐに医療機関にかかって
処置してもらうようにしてください!

5.まとめ

今回は狂犬病について解説しました。
狂犬病の恐ろしさを
おわかりいただけましたでしょうか?

狂犬病を疑われたときの処置も
すごくコワイですよね?

この処置を海外ですると思うと
私はさらに不安な気持ちになりました。

この記事を読んでくださったみなさんも
同じようにコワイと感じてもらえれば
狂犬病の予防を徹底しよう!
と考えてもらえるかと思い
今回はあえて対処法までご紹介しました。

狂犬病は予防することが一番大切です。

日本でも海外でも
狂犬病にならないために
しっかりと予防していきましょう。

そして万が一感染したかもしれない!
と思ったら
すぐに病院にかかりましょう。

素人判断は
命を落とすことになりかねません。

自分のためにも愛犬のためにも
しっかりと勉強して
幸せなドッグライフを送っていきましょう!

という事で
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思いますので
これからも応援よろしくお願いします!


最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!