【動画解説付き!】初心者でもできる!?犬の肛門腺絞り徹底解説!!
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こんにちわ😊
今回は自宅でトリミングするなら
同時にやって欲しい
『犬の肛門腺絞り』
について解説していきます。
この記事では肛門腺について
詳しく説明した後に
実際に肛門腺を絞っている動画をのせてあります。
文章と動画の両方を
合わせてみていただくと
肛門腺絞りについて
より理解を深めることができると思います。
是非動画もあわせてご覧ください😌
1.肛門腺って何??
肛門腺は正確には『肛門嚢』と言い
肛門の両側についている袋状の臓器のことをいいます。
この肛門嚢は
『アポクリン腺』
と言われる分泌腺から
分泌される液体を溜め込みます。
この肛門嚢と中の液体を含めて
一般的に『肛門腺』と呼ばれています。
この液体は非常に強い悪臭を放っています。
この臭いを犬は
個体の識別に使っている
と言われていて
犬がお尻の臭いを嗅ぐのは
このためだと言われています。
2.肛門腺は絞らなきゃダメなの??
本来、肛門嚢の中の液体は
肛門腺を絞らなくても
排泄の際に糞便と一緒に
自然と排泄されていました。
実際に肛門腺絞りを必要としない犬も沢山います。
ただ近年の犬の小型化に伴って
肛門嚢から液体を流す
『導管』と言われる部分が小さくなり
上手に出す事ができない子が
増えてきているそうです。
私見ですが
やはり小型犬は肛門腺絞りをしてあげないと
自分で出す事ができない子が多いように感じます。
それでは
肛門腺を絞らずに
液体が溜まり続けたらどうなるのでしょうか?
一部の例ですが
炎症が起きて『肛門嚢炎』と言われる状態になったり
穴が空いて
『肛門周囲瘻孔』
と言われるような状態になったりします。
これを防ぐためにも
定期的な肛門腺絞りが必要になるんです!
目安として
シャンプーをしてあげるたびに
肛門腺をチェックしてあげると良いでしょう。
自分で液体をうまく出せないわんちゃんの場合は
長くても月に1回は
絞ってあげることをオススメします。
3.肛門腺の絞り方
それでは肛門腺は
どのように絞れば良いのか解説していきます!
①尻尾を持ち上げる
まずは尻尾を持ち上げます。
尻尾か肛門にかかっていると
見にくいだけでなく
肛門腺の液体が飛んだ時に
尻尾について
なかなか臭いが取れなくなります。
さらに尻尾をしっかりと立てる
(付け根を背中の方に反らせる)
ようにする事で
肛門腺を触ったときに
わかりやすくなるような気がします!
(注:個人的見解ですw)
なので
尻尾を引っ張るように持ち上げて
尻尾(被毛も含む)が長い子の場合には
頭側に持って行くようにしてみましょう!
ちなみに肛門腺を絞るときに
動きやすい子であれば
お腹の下から手を入れて
体を固定しつつ
尻尾を持ち上げるようにすると
やりやすくなります(詳しくは動画をご覧ください)。
②肛門腺(肛門嚢)を探す
肛門腺は肛門の左右やや斜め下あたりに位置します。
肛門の4時8時の位置とか
5時7時の位置とか言われていますが
個体差があるので
大体その辺りを
圧迫するように指を押し込んで探ってみてください!
コリコリとした丸いものがあれば
それが肛門腺です!!
なお、液体がたまっていなければ
肛門腺は触ってもわかりません。
③肛門腺を絞る
肛門腺の位置がわかったら
その袋の中の液体を
肛門から絞り出すようなイメージで圧迫します。
個人的な感覚になってしまうのですが
コリコリした肛門腺の
下奥から手前上方のかけて
引っ張り出すようなイメージで絞る
と上手くいきます!
ちなみに親指と人差し指で挟むように
という表現をよく見ますが
必ずしもそれにこだわる必要はないと思います。
トリマーとして働いていた妻の場合は
親指と人差し指と中指の3本でやっていますし
人差し指と中指でやられる方もいるようです。
色んな方法を試してみて
1番やりやすい方法を見つけてみてください!
4.肛門腺絞りの注意事項
肛門腺を絞るにあたり
注意して欲しい事をご紹介します。
①爪を立てない
最初のうちは肛門腺を絞る時に
知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。
誤って爪を立ててしまうと
大切なワンちゃんを傷つけてしまう事になるので
十分に注意してください!
わんちゃんを傷つけないためにも
爪を切ってから
肛門腺を絞るようにする方が良いかもしれません。
年中深爪の私には
あまり当てはまらない注意点なんですけどねw
②シャンプー前にやる
肛門腺は凄く臭いです。
服についたり犬の毛につくと
なかなか臭いが取れません!!
これ本当に想像以上だと思います!!
なのでシャンプーをする時に
お風呂場でまず肛門腺を絞ってからシャンプー
することをオススメします!
これは個人的な必須事項だと思っています!!
シャンプーのやり方については
こちらの記事をご覧ください。
ちなみに犬のシャンプーでお悩みの方は
オススメのシャンプーも紹介していますので
是非いちど見てみてもらえると嬉しいです。
4.まとめ
今回は肛門腺絞りについて解説しました!
肛門腺絞りはコツのいる作業になりますので
何度も挑戦してください!
何度もやっているうちに
上手く絞れるようになってきます!
と言ってる私もまだまだ修行中の身で
元トリマーである嫁の指導のもと
日々努力を続けています。
是非私と一緒に
愛犬のために頑張っていきましょう!!
そして元トリマーの妻が
解説に協力してくれた動画がこちらになります。
今回の解説記事とあわせてご覧ください!
またワンちゃんが暴れて
肛門線絞りが上手くできない
という方向けに
肛門線絞りを実践する前に
日頃からやって頂きたい事を
別の記事にまとめました。
そちらも良ければご覧ください。
という事で
今後も愛犬のためになる情報を
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最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!