犬のしつけで最も大切!?犬の興奮について徹底解説!!
皆さんのワンちゃんはご飯の前に大騒ぎしませんか?散歩の前に大はしゃぎしませんか?こういった行為は犬の興奮によって引き起こされています。こういう姿を見て可愛いからと放置していませんか?犬を興奮状態で放置するとあらゆる問題行動につながります。今回はこんな犬の興奮について解説していきます。
1.犬の興奮とは
犬の興奮とは、平常じゃない状態を言います。例えばご飯やお散歩の前に大はしゃぎするワンちゃんはよくいると思います。これはワクワクした気持ちが抑えられなくて興奮している状態です。
他にも何かとても怖い物があって、それでパニックになってしまうようなワンちゃんもいます。私はこのパニックになっている状態も興奮と捉えています。
こういったワンちゃんの興奮状態は、可愛く見えて放置してしまう飼い主さんが多いように思います。しかし、この興奮を放置していると後々色々な問題が出てくるかもしれません。
2.興奮の何が問題なの??
興奮によってどのような問題が出てくるかは、その場面によって様々です。今回は例として2つ程紹介していきます。
①ワクワクして興奮してしまった場合
例えばお散歩前やご飯の時にワクワクして興奮状態になってしまったとします。犬は興奮状態になると冷静な判断ができなくなり、自分が何で興奮しているのかもわからない状態になってしまいます。
少し話が変わりますが、犬にとってワクワクして楽しい事って思いつきますか?ご飯やお散歩もそうですが、もっと起源を遡って野生時代の犬を想像してください。もちろん色んな楽しい事があると思いますが、その中でも犬は狩りをしている時にアドレナリンが沢山でてワクワクな状態になり興奮していきます!!当然と言えば当然ですよね?
これは今の犬のDNAにも刻まれた本能です。つまり現代の犬も狩りを模した遊びをすると、やはり興奮していくのです!
さて、ここで話を戻します。犬は興奮状態になると自分自身が何で興奮しているのかわからなくなる事は説明しました。つまりご飯やお散歩前に興奮してしまうと、そのうち何で興奮しているのかを忘れてただの興奮状態になっていきます。そうすると我を忘れて昔からのDNAに刻まれた本能で、つい狩りの時のように吠えてしまったり、噛んでしまったりという行動に繋がってしまうのです。
②怯えてパニックになった場合
逆に凄く怖い事があった場合や、嫌い過ぎる事があった場合に、犬はパニックになる事があります。パニック状態は、犬が我を忘れて自分を守ろうとします。これも野生時代に他の敵から襲われた時に身を守る行動に近づいていきます。つまりこれも噛むなどの問題行動につながるのです。
またパニックの場合には、逃げ回るワンちゃんの方が多いと思います。これが見事に逃げる事に成功してしまった場合、大きな問題となります。犬は我を忘れて走っているので、冷静になった時に自分の居場所がわからなくなります。これが迷子になる原因になります。
他にも逃げ回っているうちに、走り回っているのが楽しくなってしまうケースもあります。そうなると、先程説明したワクワクのパターンと同じようになる事も有り得ます。
③他にも色んなパターンがありますが、、、
他にも色んなケースがあると思いますが、基本的には興奮して我を忘れると野生時代に近づいてしまいます。犬はフッと我に返るので、もし吠えたり噛んだりしている行動を許してしまうと、それはやって良い事だと学習します。これが繰り返されるとなかなか戻す事はできません。なので興奮をできるだけさせないようにする事が大切になってきます。
3.まとめ
今回は犬の興奮について解説しました。本当は興奮のコントロールの仕方なども書きたかったのですが、とても長くなってしまうので、今回はこの辺りにしておきます。興奮のコントロールについては他の記事で色んなケース毎に書いていきたいと思います。
もしこんなケースで困っているなどありましたらお気軽にご相談ください!