犬の逃走 〜犬の心理編〜
みなさんはワンちゃんに逃げられた経験はありますか?私はあります。本当に生きた心地がしない経験です。
私は幸い犬を捕まえる事ができましたが、Twitterではそのまま行方不明になってしまうワンちゃんもいます。飼主さんも凄く不安や罪悪感を感じておられるようです。このような人やワンちゃんを減らすためにも、私の経験も踏まえて犬の逃走について解説していきたいと思います。
犬の逃走は大変長くなりそうなので、何回かのシリーズに分けて解説します。
そんな第1回の今回は、逃走する犬の心理についてお話していきます。
1.犬が逃走する原因は大きく2つ!
犬が逃走してしまう原因は大きく分けて2つ考えられます。それぞれの心理について解説していきますね!
①犬が興奮している場合
犬は興奮すると我を忘れて行動します。例えばお散歩前を考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。
お散歩が大好きなワンちゃんは、お散歩に行けると思うと大興奮しますよね?
早くお散歩に行きたくて行きたくて、ドアが開いた瞬間に駆け出してしまうようなワンちゃんってイメージできるのではないでしょうか。
この状態が興奮状態です。
興奮状態のワンちゃんは、簡単に言うとそれしか見えない状態になっています。こういう興奮状態だと逃走のリスクが高いのは想像できるのではないでしょうか。
他にもお散歩中に何か他の動物などを追いかけようとして、急に走り出す事で飼主さんがリードを離してしまうのも興奮による逃走です。
興奮による逃走を防ぐには、興奮を抑えるしかありません。興奮を抑える方法はまた別の記事で解説しますね。
②犬がパニックになった場合
犬は恐怖を感じると、犬はその場から逃げようとします。この心理は人間でも同じですよね。
多少の恐怖までは犬も我慢してくれたり、冷静な状態でいてくれます。しかし犬の我慢できる許容範囲を超えた恐怖を感じると、犬はパニック状態となり逃げ出す事に繋がります。
私は犬の逃走を2度経験していますが、両方ともこのパニックから逃げ出そうとしたものになります。
1つは首輪に繋がっているリードが壊れて外れた時。もう1つは逃げ出そうとしてハーネス自体が外れてしまった時です。
どれだけしつけが出来ている子でも、どれだけ賢い子でも犬は動物なんです。絶対にパニックにならない子はいまけん。
パニックになってしまった場合には、私たちが想像しているよりも遥かに強い力で逃げ出そうとするので、対策がとても大切になります。
どれだけ愛犬がお利口でも、油断せずにリスクに備えてもらえたらと思います。
犬のパニックの対策についても別の記事で解説しますので、そちらをご覧いただけたらと思います。
2.まとめ
今回は犬が逃走する心理について解説しました。犬の逃走のリスクを完全になくす事は難しいと思います。しかし、そのリスクを減らす事は可能です。
万が一逃走した場合でも、捕まえやすいような状態にしてあげる事も可能です。
そういった事はまた別の記事で解説していきたいと思いますが、まずは犬の心理を知ってそうならないようにするにはどうするか考えてみるのも良い対策に繋がると思います。
『ウチの子は大丈夫!』ではなく、『ウチの子も逃げ出しちゃうかもしれない』と思って1度考えてみてください。
面倒かもしれませんが、行方不明になってしまう不幸なワンちゃんや飼主さんを減らす手段の1つに繋がると思います。
という事で今後も愛犬のためになる情報を発信していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!