坐摩(いかすり)神社に行ってきました(大阪市)

御霊神社のあと、坐摩神社に行ってきました。

タクシーでワンメーター、歩いても15分くらい

ですが、雨も降っているし出張の合間なので

タクシーを使います。

ここは摂津国一宮です。テンション上がります!

かなり古い創建らしく、神功皇后まで遡ります。

三韓征伐から帰還の際と思っていましたが、

神社では「新羅から」となっています。

細かいことですが、気になります。

まぁ一緒なんだと思いますが・・・

ご祭神は

生井神   (いくいのかみ)
福井神   (さくいのかみ)
綱長井神 (つながいのかみ)
阿須波神 (あすはのかみ)
波比岐神 (はひきのかみ)

5柱を総称して坐摩大神(いかすりのおおかみ)

と呼ばれているそうです。

坐摩の語源は諸説ありますが、

土地又は居住地を守り給う意味の

居所知(いかしり)が転じた名称と

いわれています。(コピペです)


んーーーー、

上三柱の神様は「井」がつきますから、

井戸の神(もしくは水の神)ですよね。


阿須波神 (あすはのかみ) は竃神(屋敷神)。

波比岐神 (はひきのかみ)は竃神(足場•足の神)

竈神なのに足の神って、なんか違う気がする。

確かにかつて防人の為に向かう時に、

地元の人が無事に帰って来れるよう、

祈ったらしいですが、それって後付けでは?

敷地内に「陶器神社」もあるので

竈神は間違いなさそうです。

勝手な想像をしますが、


井戸の神の三柱は「住吉三神」

底筒之男神(そこつつのおのかみ)

中筒之男神(なかつつのおのかみ)

上筒之男神(うわつつのおのかみ)

ではないかと思いました。

神功皇后と住吉三神の関係は非常に深く、

当然、三韓征伐にも同行しています。

三柱共に水の神ですからね。


一方、竈神は陶器神社で祀られている

大陶祇神(おおすえつみのかみ) 竈神。

迦具突智神(かぐつちのかみ)火神。

なんでしょう。

さて勝手な解釈をしてしいましたが、

かの有名な三ツ鳥居!

楽しみの一つでもありました。

実際見てみると、違和感はありません。

そして狛犬はやはり筋肉質です。

本殿です。丁寧にご挨拶します。

千木は横へ回って微かに確認できました。

女千木で

鰹木は一本写っていませんが4本

神功皇后も祀られている可能性ありますね。

というか、女神を祀っている形態なので、

ご祭神は「神功皇后」かもしれません。

非常に見にくいですが、千木のしたに

菊の紋が入っています。ますます神功皇后

っぽい気がしてきました。


ご神紋は白鷺です。

これも神功皇后が関わっています。

皇后は坐摩神のお教えにより、松枝に白鷺の集まる場所を選んで奉斎。
我が子(応神天皇)の安産を祈願しました。
このことから、白鷺は神使いの鳥とされます。

御朱印はいただきませんが、


「菊と向かい鷺の御朱印」なので、


ますます神功皇后の可能性が出てきました。



摂社の陶器神社です。

いろんなところに陶器が使われて、

とてもお洒落な感じを受けました。

こちらは男千木です。

竈の神、つまり火の神様ですから

納得です。

凄く細かい細工です。素晴らしい。


こちらは稲荷様です。

こちらも男千木で鰹木が三本。


後は末社でしょうか。

非常に新しい印象を受けましたが、

全部男千木で鰹木が三本に統一

されています。

んーーーーーー、んーーーーー!

どうなんでしょう。

奥にズラリと並んでいます。

一社一社の写真もアップします。

大江神社だけ大きさも色も違います。

大江神社(神功皇后,應神天皇,武内宿禰)
春日,住吉,大神受美,猿田彦,大宮比賣,多賀,天御中主,産靈,直比,諏訪,事平,大歳
菅原道真
大國主神社(大國主,事代主, 少彦名)
繊維神社(天羽槌雄,天棚機姫)

成程、良いのかもしれません。

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