コスパ最高!電動アシスト自転車

私の愛車【SUPER73】その直営店であるMAD BOLT GARAGEからまもなくリリースされる電動アシスト自転車を試乗してきましたので紹介・レビューしてみたいと思います。購入の参考にどうぞ。

前回の記事【SUPER73】【MATE X】【MATECITY】【tern Vectron s10】徹底比較 を読んで頂くとより分かりやすいかもしれません。

コスパ最高!【ARCHON】

このフォルムどこかで見たことありませんか?
そうです、クラウドファンディングの広告で去年あたりによく出ていた3WAYバイク【COSWHEEL】です。

そっくりでしょう?このバズーカ型と呼ばれるデザイン。COSWHEELの3WAY(自転車・電動アシスト・フル電動)を2WAY(自転車・電動アシスト)化したものです。
あと原付でガンナー50というバイクにも似ています。(←こっちが本家かも)

僕も去年このCOSWHEELを初めて見た時「カッケー!欲しい!3WAYとか便利!」と思っていたんですが、一つ大きな懸念が残り購入を断念しました。

その理由が「1WAYいらねー!」です。その1つのWAYがフル電動です。このWAYのお陰で漕がなくて済みますし、平地45km/hくらい出るらしいのですが、ナンバー取得、保安用具装着、ヘルメット着用。つまり原付扱いになるのです。
よくよくCOSWHEELのレビューを見てみると「3WAYなら自転車モードにすると歩道も走れるし、一方通行も逆走できる!こういうの欲しかったんです~!」とおっしゃっている方がいましたが…

それ、違法です!w

走行モード切替どうこうではなく、フル電動で走る為の装置(スロットル等)がついているだけで原付扱いなので絶対にやめましょう!
もし、そういった使い方をしたい方がいらっしゃいましたら「グラフィットバイク第2世代」をオススメします。こちらは独自の特許技術を用いて3WAYを実現化しました。

さて、話は反れましたが本題。
このARCHONはフル電動要素を排除し、電動アシスト自転車にしたものです。もちろんこの2WAYなら電動アシスト自転車なので免許もナンバーもヘルメットも要りません。
なんといっても魅力は

フルサスペンション!!!
7段変速!!!
ウインカー付き!!!
パワフルモーター!!!
IP54防水防塵!!!

これ凄くないですか?
SUPER73にはどれも付いていない機能です。

しかもまだ驚くのは早いです…

価格220000円(税込)!!!
(MATE X 価格330000円)
(SUPER73 価格385000円)

安っす!!!w


SUPER73、MATEからすると恐ろしく安いです。日本の電動アシスト自転車から少し背伸びをすれば手に入ります。
これを見た私は「これなら折り畳む必要がなければMATE同等だし、SUPER73よりスペック良いなー!」と思いました。そして次の日には直営店へ試乗へ…

~試乗~
(ここからはSUPER73と比較しています。そもそもSUPER73どんなもんか知らん!という方は前回の記事を参考にしてみてください)


やっぱり生で見るとフォルムかっこいいなー!率直な感想です。
そして乗車してみると…   フワッ!


?!


何これ!?あれだ!サスペンション!!!フルサスペンション!!!火曜サスペンション!!!

早速座っただけでSUPER73との違いに驚きました。
そして走ってみると…ドン!例のあの加速もついておりました!
これってもうSUPER73完全に食われたじゃん…
と思いながらしばらく走っていると徐々に違和感が湧いてきました。褒めるのもここまでにしときましょう。でも感動しました!

その違和感は5個あります。
①ハンドル重い!
右左折する時グイっ!とハンドルを切る時、直進でハンドルを微調整で動かす時やや重さを感じました。

②モーターの作動が遅い!
これはSUPER73の場合はグッ!とペダルに力を入れるとドン!とモーターが作動するのですが、ARCHONの場合はグーイッ!と力入れてやっとモーターが作動する感じがありました。でもたまにレスポンス早い時もありました。
しかし、これはやむを得ず歩道を走る際(徐行)、歩行者と直面してしまった時などにある止まってスタート、止まってスタートを小刻みにする動きの時に超じゃじゃ馬になって危ないです。アシストを弱めれば良い話で降りればよい話でもありますが、そこまで頭が回らない場合がほとんどです。
ていうかやっぱり降りましょう!w

③アシストの限界24km/h出てる?!
平地で24キロ出そうとしました。SUPER73の場合はすぐ24キロ出るのですが、ちょっと頑張って漕いでやっと24いった!って感じでした。足の負担はSUPER73と比べてやはり少し必要でした。

おい!変速あるだろ!

とおもった方もいるでしょう。
それも含めてです。
つまり最大の7速にしても頑張って漕いで30キロ弱くらいでペダルが追いつかなくなります。
変速によるSUPER73への優位性は頑張って漕いで73より4、5キロ速く漕げるという感じですね。

④坂登る時モーターの効き独特
6か7%くらいの坂を登りましたが、SUPER73の場合はこのくらいの坂なら20~24キロ余裕で出ますが、ARCHONの場合は同じ脚力で15~20キロくらいでした。それでも日本製よりは十分なんですけどねw

でもここで1クセ。
登坂中モーターの効きがSUPER73の場合グーーーーーーーーーン、グーーーーーーーーーンとロングな感じで漕ぎやすいのですが、ARCHONの場合はグーーン、グーーン、グーーンと小刻みに発動するので変なテンポである意味脚に負担かな?と思いました。

⑤乗車姿勢ちょっと窮屈かな。
これに関しては私の体格の話w
私身長が182cmでして足も短い方ではありません。普通の長さです。その体でサドルを一番低くして股がった時、両足やっと踵まで着く感じでした。サドル上げる人はおそらく190くらいある人でしょうw
なので身長は170~が適正だと思います。やや男性向けですね!

で、この高めの適正身長で漕いで少し窮屈って事はそもそもが窮屈なのでしょうね。ハンドルまでの距離が結構近く感じました。

以上、5つの違和感でした。

違和感だけ長く語るとなーんだ!じゃ買うの止めとこうと思いそうですが、全然日本製のP○Sとかと比べても何倍も気持ちよく走れます!

何度も言いますがSUPER73に無いものたくさんありますからね!フルサスペンションですよ!フルサスペンション!火曜サスペンション!もういいですねw

でも歩道の段差をススッと何度も乗り越えた時は本当感動したなー!

しかも価格破壊ともいえる22万円…

MATEBIKE 33万円には手は届かないけど、折り畳まなくて良くて、よりバイクのようなイカつい見た目が好みならARCHONオススメです!!!
ちなみに写真には無いですが、泥除け(前後フェンダー)も標準で付いてます。

保管、管理については前回の記事のSUPER73と防水性以外はほぼ同じです。自分の家に合った自転車を選びましょう!

次回紹介は同じMAD BOLT GARAGEからリリースされる最新最上級電動アシスト自転車「COASTCYCLES BUZZRAWシリーズ」です。

それではまた!




SUPER73 及びARCHONについての詳細・スペック・購入については下記から

直営店MAD BOLT GARAGE
https://mbgarage.jp/







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