42歳の決意①。
去年、2020年の1月。
子育てが一段落した、と思えるようなイベントがありました。下の子(当時小6)が入っていたスポーツ少年団の最後の大きな大会が終了。
彼女はキャプテンでありましたが、指導者たちから小学生にしてはなかなか理不尽な扱いを一年受けていて(それは娘だけではないので、もういいんですが)母子ともに…本当にきつい一年でした。何回泣いたかわからない。
その大会も理不尽で惨めな扱いのまま終わり、涙ながらに、それでも仲間に囲まれ達成感と開放感でいっぱいのキラキラした娘の顔を見た時、自分の中にも新たな気持ちがわいてきました。
終わった。
これからは、自分の人生と向き合い、自分の人生を生きていこう、と。
今までずっと、自分より家族優先の人生でした。それはどこのお母さんでも同じだと思います。でも、娘も中学生になる。少年団の楽しくも辛い経験のなかで、自分なりの答えを出し向き合っているのは親から見てもあきらかで。彼女は、きっと強くたくましく生きていけるだろう。
上の子は高校生。この時点で高校の結果は出ていなかったけど、おそらく志望校の合格は間違いないだろうと思われました。その後の大学まですでに見据えていて(合格するかはともかく)彼に関してはもう独り立ちしたものと考えていました。
だったら私も、自分の人生を歩もう。
子供のため、家族のためと諦めていたことを取り戻して、自分の人生を生きていこう。
去年の1月、大会の終わった広い広い体育館で、密かにそんな決意を固めていたのです。