ひとまず私の事

どこから話せばいいか
物凄く簡単に話そうと思う。

俺の幼少期は大人しい子だったと自分で思う。
小学生の頃はカースト的に上の下
特別目立つ訳でもなく目立つ子達とも遊ぶし暗い子達とも遊ぶしサッカーも好きだし剣道もするし、高学年になると学校でバスケが流行りそのままその流行りに乗りバスケ少年になった。

中学に上がるだったと思うが当時団地に住んでいた俺の家の前にスーパーがあった
そこにスーパーがあって、タバコの自販機、ジュースの自販機そして雨が凌げる様なところがあった。

ある夜俺はそこに低学年の頃に遊んでいた人達が高校生になり今思えば少しヤンチャな人達が溜まってるのを家のベランダから見た。

昔身近で可愛がってくれた兄ィ達はカッコよく見えた。
おかんのタバコを買いに行ってあげると言う大義名分を作り買いに行ってみた。
兄ィ達が何してるのか、近づきたかった
みたいな感覚だったと思う。

高学年になった俺はHIPHOPも好きになっていたしアウトロー的な物に憧れもあり兄ィ達がカッコよく見えたのもあったと思うんだよな。

そこでおかんのタバコを買いに行くという大義名分を作り兄ィ達に近づいた

兄ィ達は覚えていてくれて
「おー、久々じゃん元気にしてんの？すっかりデカくなったなー！遅いから早く帰れよー！」
なんてピースな感じで接してくれた
俺は嬉しくなり
「うん！元気！でも俺よりデカいやついるし、おかんのタバコ買ったら帰るよ！兄ィ達何してんの？」
みたいな感じでキッズ丸出しで久しぶりの兄ィ達に憧れと懐かしさで嬉しくなって帰った。
その日はなんか嬉しくて寝れなかったなーって気がする。

それからちょくちょく同じ様におかんのタバコを買いに行くという大義名分を抱えて顔を出した。

兄ィ達との会話は日に日に長くなった
おかんも知ってる人達だったし心配はしてなかった

というよりおかんは割と放任主義だった。
門限はずっとなかったし、遊ぶ友達についてもとやかく言われたこともない。
小学生の頃は特別悪い事はしてなかったしおかんも真面目な子だと思っていたと思う。
言い忘れていたけど母子家庭だったけど不自由させてもらった記憶もない。
今思えばデカい母だったと思う。
誰が溜まってたかも知っていたはず

後はわかりやすい様に溜まり場に顔を出し、タバコを吸い日に日に帰る時間が伸びて…

中学に上がる頃には立派な不良少年になっていた。
しかし、学校にもちゃんと行って部活も頑張る様な子だった。

やがて夏休みになり、明けた2学期には学校に顔を出さなくなり…という典型的な不良キッズになっていた。

悪い事を悪いと思わず社会勉強という名の悪さをする様になりタバコ、無免、窃盗、恐喝などの悪さばかりする日々になった。
その辺で俺よりハードな環境で育った奴と連んで2人で悪さをどんどんしていた。

中1になっていた俺はどんどん悪いことをし、日替わりで窃盗した原チャリで家に帰ったりしていた
ひったくりで得た金で自分の原チャリなんかもあったり、先輩が族車をうちの下に置きに来たりしたり、おかんからしたら異常事態になっていく事にこの辺りで怒られだと思う
むしろそこまで黙っていた様に思う。

その辺の俺は家に帰らずおかんに金も求めず、爆音と共に数日置きに帰って来るという生活だった

 そりゃおかんも怒ると思う
狭いコミュニティで母子家庭で息子がそうならそういう目で見られることは明白だもんね。

しかし、俺は言うことなんて聞かないでおかんに酷い言葉を掛けてしまったこともある。
また今では後悔もしている。
数少ない後悔の中の一つだ

そして、おかんとどんどん上手くいかなくなりどんどん帰らなくなり…
こんな経験をした人も少なくないと思う。

そして俺はおかんに強制的な不良との関わりをリセットされる。

疲れたし続きはまた書こうかなと思う。

受刑生活についての事はまた今度になると思うけど一応どんな人間か書いておかないと微妙かなって事で一応自分について書いておこうと思った。

しばしお付き合い頂きたい。

それでは近日中に。