実家と言えども非日常的空間に身を置くという違和感
帰省して実家に滞在していると、まったりしてしまう。
ノートパソコンを持ってきて作業をしているのだが、ネット環境がないのでレンタルWiFiを使用している。
ただ、文章を書くだけなら何も支障はないのだが、ネットで調べ物をする際はWiFiの速度が遅くてどうもペースが乱れて調子が狂う。
普段はSOHOで、iMacとデュアルディスプレイの環境でおこなう作業に慣れているのでノートパソコンの画面だと仕事がはかどらない。
どうも僕はノマドに向いていない。
環境が変わると集中して、かつ落ち着いて作業をすることができない。思いの外、デリケートなあしかさんなのである。
文章を書くことについては、ひとりで没頭できる方が良い。
文字の世界に入り込んで、周りの世界から隔絶されたような感覚になっているときに、調子が上がって文章をスラスラと書くことができる。
作業をおこなうにあたって、条件をつけて言い訳じみたことを言っているが、感覚のことなので仕方がない。
やっぱり文字を書くときは、慣れた場所で引きこもる方が心地よい。
5月9日火曜日・雨
この日は一日中雨が降っていた。
クライアントへ訪問しようと考えていたが、雨が降っていたので翌日に延期した。
訪問日のアポイントを取ろうと、帰省前に電話連絡をしていたのだが、「いつでもいいよ」と言われていたのでそれに甘えさせてもらった。
雨が降っているので、作業に没頭しようと思っていたのだが、連日の外出で疲労が蓄積していてあまり集中することができなかった。
実は前日僕は友人と会っていたのだが、夕方には用事があるので解散することになっていた。
本来ならば、僕もそのまま帰宅するところだが、実家の母がおいっこたちを預かるとのこと。
それでは仕事にならないので、ネットカフェで作業をすることにした。
2時間ほど経った時に、母の携帯を使っておいっこから「おじちゃん、はやくかえってね」とメールが来た。
子供を持った父親の気持ちが少しわかったような気がした。
すぐ帰りたかったのだが、作業のキリが悪かったので1時間作業を続けて帰路につくことになった。
実家のマンションのエレベーターを降りたら、おいっこ二人が「おじちゃーん」と元気な声で叫びながら走ってきて両足にしがみついてきた。
かわいすぎるやろ。
その後、おいっこたちのいいおもちゃとして振り回されたことは言うまでもない。
小一時間ほどすると、彼らの父親である弟が帰宅してきて、お風呂に入って帰って行った。
「バイバイーまた遊ぼうねー」と車の窓から手を振っていた彼らの表情が今でも脳裏に焼き付いている。
と、そういうこともあって、体が重くて半休養日となってしまった。17時にはお風呂に入って、19時に夕飯、そして22時には就寝した。
作業が全く進んでないので、4時に目覚ましをかけて布団にもぐった。
果たして、起きられるだろうか。
それでは、今回はここまで。
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