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ADHDについて
私がADHDと診断されるまでと現在について、少しでも誰かのためになれば、参考になれば、と思ってnoteに書きます。
文章を書くのがとても苦手なので、伝わりにくいかもしれないですが、温かい目で最後まで読んでいただけると有難いです。
まずADHDという病気についてですが、いわゆる発達障害というものです。
注意欠陥・多動性障害とも言います。
年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ち着きのなさ、多動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上維持していることと定義されています。
(引用元 https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease07.html )
一般的には、物忘れが多かったり、タスク処理がうまくできなかったり、といった症状が多いとお医者さんから説明を受けました。
私の場合は、物忘れが多い、タスク処理がうまくできない、時間管理もできない、が主な症状だと思います。
サムネイルのおにぎりになんて買ったことを忘れて、GWに片付けしてた時にリュックから出てきました。
例えば、「りんごを1つ買ってきて」と頼まれたとします。
普通の人だったら、スーパーに行ってりんごを1つ買うのなんて簡単なことかもしれません。
私にとっては、そのりんごを1つ買うにしても大変だったりします。
どのくらいの大きさ?青りんご?赤りんご?どこのスーパーで買えばいいのかな?あっ、あのキウイ美味しそう!あー、あのパンも美味しそう!お菓子食べたいなぁ。そういえば、何買ってきてって言われたんだっけ?
みたいな感じで脳内を簡単に説明するとしたら、下の画像になります。
これでも相当ごちゃごちゃしていますが、これに加えて常に色んな曲がBGMとして流れている賑やかな脳内です笑
上の画像は至って普通の日の脳内で、疲れている時なんかはもっともっとごちゃごちゃしています。
周りから何を言われても、右から左に抜けていきます。
到底周りの人は、私の脳内がこうなっているっていうこともわからないので、怒られたりすることもあります。
自分の中では、なぜ怒られているかが分からないから、パニックになることもあります。
そんなこんなで色々あり、バイト先の方に「一度、病院に行ってみたら解決策が見つかるかもよ?」と言われ、発達障害専門医がいる病院を調べて、今年の3月に検査に行きました。
私の通っている病院では、血液検査、血圧脈拍測定、自律神経検査、尿検査、体重測定、脳波の検査、簡単な足し算、作文、カウンセリングをだいたい5時間ほどかけて行いました。
検査当日はそんな感じで、2週間後に診察というかたちでした。
検査当日から2週間の間に、養育者が6歳くらいまでの発達のあゆみ?についてアンケート的なのに答えたり、2週間分毎日睡眠時間を記録したりしました。
そして、初めての診察の時に、ADHDという診断をされました。
それからはADHDに効くお薬を処方されている形です。
私の処方されている薬は、有効量まで一気に出すと重篤な副作用が出てしまう場合もあるそうで、それを防ぐために少ない量から処方されています。
今現在はまだ有効量ではないので、特に今までとは変わりない状態です。
人によっては色々なお薬を試してようやく効いてきたかな、と実感する方もいるみたいなので、まだまだ手探りな状態です。
ADHDと診断されたときは、どうしようか、と思いました。
周りにどう伝えればいいか、受け入れてもらえるかな、などとごちゃごちゃした脳内で必死に考えました。
一先ず、親にはLINEで報告、仲のいい友だちには電話で相談と報告、彼氏には直接報告っていう感じです。
ただ、バイト先にはまだ報告、相談もできていなくて、どうしようかなぁと悩んでいます。
自分がADHDなんだってことを受け入れるのにはそう時間もかからなかったのですが、周りにどう説明するべきか、周りからの理解は得られるのか、など色々と考えたり、悩んだりします。
なんせ、発達障害ですから。
100人いれば100人が理解してくれる訳ではない、と思って生活しています。
ちなみに、何人かから障がい者手帳とかもらったの?と質問されて、このnoteを書く上で色々調べてみました。
一定期間(半年以上)継続して通院し、症状(日常生活や社会生活に影響を及ぼす)が続けて現れることをお医者さんが確認しなくてはいけないみたいです。
薬とかで改善されていれば、もらえないってことなんでしょうね。
私の場合、日常生活も社会生活も送れているので、手帳を受け取れる基準には達していないのだと思います。
ADHDに限らず、発達障害は最近になってようやく、少しずつ理解されるようになってきましたが、まだまだ公にするには勇気がいるものだと思います。
今この瞬間も悩んでいる人がいるかもしれません。
時間はかかっても、いつかはより多くの人が理解してくれるようになればな、と思います。
「自分も発達障害かもしれない、そういう症状がある」と悩んでいる方は、早めに医療機関に受診することをおすすめします。
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後も治療の経過などnoteにまとめるかもしれないので、そのときはどうぞよろしくお願いします。