一生解けない魔法
深夜1:56。天気は雪(たぶん)。
お風呂上がりのパックしている時間に、自分の思ったことを「言葉」にできるようになるための練習としてnoteを綴っていこうと思う。
時間のある人だけ、そう暇な人が暇つぶし程度に読んでくれたら嬉しいなっていう気持ちで書くことにする。
「言葉は魔法。」
これはきっと誰もが実感することがあるだろう。 誰かの何気ない言葉に励まされたり、何気ない言葉に傷付いたり。 逆に私の何気ない言葉が誰かを励ましたり、何気ない言葉が誰かを傷つけたり。 「言葉」は本当に難しいものだ。 こんなことを書いている今でも、書いては消し、消しては書き、書いては消し、、、を延々と繰り返している。
ここ最近、私の質問箱によくこんなのが届く。
「留年するんですか?」
何も考えずに、素直に私の思っていることを返した。
「留年しても恥ずかしいと思わない。」
別に誰かを励ましたくて書いたわけじゃない何気ない言葉だった。でも、それがたった1人ではあるけど、ある人を励ます言葉になってた。嬉しいなぁ。
まあこの返答した後に「留年は恥ずかしい事じゃないって、調子乗るのやめた方がいいですよ」って質問箱に来てたけど。
「言葉」って受け取る人の置かれた状況、考え方次第でこんなにも違う意味になるんだなって改めて実感した。
その逆もある。同じ意味なのに全然違う言葉的なやつ。日本の文豪が「I love you」を「月が綺麗ですね」って訳したり、少女漫画のワンシーンでは「君の瞳に乾杯」とか「君は俺だけのものだ」とかそういう言葉でキメたりすることもある。
その「言葉」を投げかける人の考え方や生き方で、同じ意味でも色々な「言葉」に置き換えられる。 「言葉」は「魔法」そのものだ。
昔、お芝居をやっていた時の先生が教えてくれた。
「言葉」は時には人を包む暖かいものになり、時には人をもしに追い込んでしまう凶器にもなる。
本当にその通りだ。
シンデレラの素敵な魔法は24:00の鐘の音ともに解けてしまう。 白雪姫とオーロラ姫の残酷な魔法は王子様のキスで解けてしまう。
「言葉は魔法。」
「言葉」は一生解けない素敵だけれども、残酷な魔法だ。