【雑感】本番終わった、カレーと日本酒、等
明日からは寒くなるらしい。今日11月7日の帰り道も風が冬の気配で、家についてから洗濯してゴミ出しをアパート内部の集積所(24時間OK)に持っていくために階段を通ったら雨が降り始めていた。
その雨はどうも秋というより冬の雨だった。同じ寒さでも、秋と冬では質が違う。今日を境に明日から冬になっていくのかな。ついに冬が来てしまう。
日記が3日分空いてしまった!金曜日は仕事とジムの時点で力尽きて練習に向かう体力が無かった。。。記憶に残るような出来事も記録に残したいような出来事も無かった気がする。
なかば日記が義務的になるのも良くないが、せっかく日記を書いているのだから日記に残しておきたいような体験をしていく方向性で日記を利用するのがよさそう。
仕事を頑張った、とか今日食べたこれが美味しかったとか。その場その場では感じていることを、日記として振り返ることによってちゃんと自分がその時点でそのように感じていたことを改めて確かめたい。
そんな訳で金曜日は特筆すべき点が見つからないから1日飛ばして土曜日を書く。
リハーサルDAY 11月6日
翌日に控えた本番のリハーサルをやるために千葉へ向かった。千葉駅からぶら下がるタイプのモノレールに載って葭川公園駅へ。ずっと読めなかった・覚えていられなかった駅名もさすがに覚えた。よしかわこうえん。
到着後、目当てにしていた焼肉屋さんがいつの間にか土日ランチをやめてしまっていて途方に暮れる。ついこの間も焼肉を食べたばかりだったが、どうも火曜日の仕事で30分弱の間ずっと喋りっぱなしの状況があってから喉に違和感が残っており、こういう時は焼肉を食べて治そうと思っていた。
しかし結局はリハーサル・本番会場でもある美術館の併設カフェでパスタセットを頼んでリハーサルを迎えた。
そう、会場は千葉市美術館。下記のリンク先にあるトップページの画像をご覧いただければ一発で分かる素敵な空間を持つ美術館だ。
この1階の広間がさや堂と呼ばれており、ものすごくきれいな響きと残響時間を発揮してくれて実に歌いやすい。1年に1~2回のペースで利用させていただいているが、相変わらず何度来てもこの場所で歌える嬉しさを実感できる場所である。
リハーサル自体は滞りなく行われ、会場の響きに慣れる意味合いもこめてか一通り通して歌って修正点は各曲少しずつといったところだった。自分のソロパートは思ったより音が暗めになってしまっていた。
ご指摘を受けてから自分ではかなり明るめに歌うように試してみたが、録音を聴くと発声が浅くなってしまう箇所もあれど全体的にそれでも明るすぎるどころかむしろ普通の範囲に収まっていて、自分の内側で鳴っている声と外に出ている声のギャップに今でも驚かされる。
響きがほとんど無いデッドと呼ばれる場所では自分の声をいつも以上に内側で意識しようとして暗くなりがちなのは予想がつくが、さや堂のような響きがある場所でも同じ現象が起きているとすれば、普段から暗めなんだろうな...精進せねばならない。
練習後は神田に帰り、なんとか喉の調子を戻したいのと疲労回復のためにカレーとラムを食べた。
ケイジャンチキンセット。目玉焼きの下にあるのがケイジャンチキンで、とてもスパイスが効いていて刺激的で美味しかった。カレーは右がひき肉、左が野菜ごろごろなカレー。どちらも美味しかった!
これはボディスペアリブだったか、とにかくスペアリブを各種スパイスてんこ盛りにしてタンドール(窯)で焼いているであろう逸品。これも肉の脂と旨味、臭みが効いててよかった!
ラムは羊を指すと思うが、このお店は野性味あふれる臭いがあってヤギなのでは?とたまに思う。今度質問してみよう。
自分はラムチョップが元々好きで派生してジンギスカンや羊肉そのものが好きになり焼いても煮てもカレーになっても好物で、このお店のクセのあるお肉がもしヤギならヤギもいけると思う。
そうそう、店名はビストロひつじや。とんかつ屋さんのキャラクターがブタ、のようなアイロニーは勿論このお店でも発揮されていて、羊のキャラクターがナイフとフォークを持っている看板が大きく描かれている。それでいいのか羊よ...
その後はDHTレディオのみんなで実況に参加して楽しくワオワオしていた。今回気になったのはグリューワイン。そろそろ美味しい季節だし飲みたいなというのと、あんこう鍋を食べたいと書いたら取り上げていただいて「是非食べてください」とのコメントをいただき今年の冬は大洗に行きたいと思った。
冬の味覚で牡蠣は美味しいものを食べたことによって克服できたので、あん肝以外は初体験となるあんこうも最初に良いものを食べておきたい。
本番と日本酒 11月7日
今日は本番だった。天気がもつか若干心配だったが、風が吹き抜けて雲を流してくれたのか比較的良い天気のまま本番を迎えた。
午前中最後の合わせでソロパートについて表現の修正が入ったのは結構焦ったが、本番の結果としてはどうだったのだろう。指揮者の先生にお伺いできぬまま1次会2次会を過ぎて帰ってきてしまった。質問できなかったのは反省点である...普通に聞けばよいのだけど、つい後に回してしまうのがダメなんたよなあ。
午前中は気になるところの修正のみで、昼食は美味しいとんかつ屋さんを数人で訪れて英気を養い(このとんかつも美味しかった!)、いよいよ本番を迎えた。
はじまってしまうと本番ってほんとにあっという間で、噛んだりフレーズの入りがまごついたり歌詞を読み違えたりしてしまった点もあった。ただ、良いところもあって、練習以上にパートの声が伸びたりアンサンブルしてる実感を得られたり、緊張感が高まり過ぎそうなときは他のメンバーや器楽・通奏低音奏者の方々を見て冷静さを取り戻すなど、ここは出来たなという実感値も少しずつたまってきた。
そして何より、リアル世界でお客様がご来場されてみんなとマスクを取って歌う、その充実感はやっぱり何物にも代えがたい。
もっと明るく伸びのある声で歌いたい。息のスピードもさらにうまく使いたい。だいぶ手前みそだが自分の声は好きだから、この素材をちゃんと活かすために頭と身体と共感力をもっともっと磨く必要がある。
しかし全体的にはとても良い演奏会で、多くのお客様にもご来場いただいて大満足の1日だった。次回の本番も待ち遠しい。
恒例の打ち上げ日本酒。この後は二次会も行って十二分に飲みました。明日からもまた仕事を頑張ろう。あといい加減に睡眠時間の不規則と過食を本格的に修正していこう。地味にヤバいどころか派手にヤバくなってきた気がするから。とりあえず今回は最寄りに帰ってきてから〆をラーメンでなくプロテインに置き換えられたので一歩前進した。今後も引き続き備えよう。