【雑感】雪が降っている、食べたもの日記、など
ついに東京にも雪が降っている!ちらつくぐらいかと思いきや午後しばらくたってもまだまだ降り続いている。
相変わらず部屋の中は暖房を常時稼働しているので快適だが、つい雪が降っていると通路に出て雪を眺めてしまう。
そして寒いーとなってまた部屋に戻るを繰り返している。やはり雪が降るとテンションが上がるというか、わくわくする気持ちが湧いてくる。
雪と記憶
雪の記憶は何があるだろうか。地元は寒い地方ながら雪はそれほど降らない地域だったので、積もったときは自転車通学が怖かったな。人生で1回だけ交通事故に遭ったのも雪の降った翌日だった。
事故の記憶はさておき、当時はテニス部でクレイコート(いわゆる普通の土だが)を凍らせないように塩化カルシウムを撒いていたのが思い出に残っている。塩化カルシウムを撒いて凍結を防ぎ、別に雪が降っていなくても通年ローラー(巨人の星に出てくるあれ)をかけていたのが思い出される。鉄製だから持ち手が冷たかったんだよなあ。
というか普通に0℃近い中で当然ながら素手でラケットを振って走り回っていたってどれだけ元気だったのか昔の自分..?
今考えると側溝や小川の水が凍るような寒さの中で朝練に向かい、霜柱でコートの地面が浮いていないか確かめながらテニスの練習に明け暮れ、冬の間は校外走1.5kmに加えて両手に砂を詰めたダンベルを持ってコート3面分を20分間走るといった荒業をやってのけていたとか。
今ではとても出来そうにないが、もし普段の仕事や家事や何やかんやから解放されて部活に専念しても良いと言われれば出来るような気もする。
大人になることは何かを諦めて何かを選ぶという取捨選択の考えに囚われがちだが、もし本当に自分のやりたいことがあるのならば上記のように仕事や家事がどうとか言わずに専念できるのかもしれない。
そうやって考えてみると、まだまだ自分には人生をかけてこれがやってみたい・これをやっているときは本当にすべてを忘れるくらい楽しいという対象が見つかってないのか。
いや、あるにはあるとも思えるか。あまりにも面白い漫画、映画、小説に触れているとき、本番で歌を歌っている瞬間など。特に漫画を例にとると、双亡亭壊すべし(藤田和日郎)で目の当たりにした「この作者にしか描けないこの表情、この絵柄、この構図、この台詞」というものに出会うと心が震える瞬間があるのは救いだ。
だんだんと何かに集中していくことに怖れというか、この小説は実に素晴らしいんだけれど読み終わってしまうのがもったいないから読み進められないという状態が出てくるようになってきた。
ゲームで言うとラスボス前のセーブデータで残しておいてエンディングを見ないで止めておく症候群に近い。同じ症状の人、他にもいる気がする。だから池澤夏樹や京極夏彦は積んでしまっている。最近だとブルーローズは眠らない(市川憂人)もそれに近い状態に来ているが、これはなんとか読み進められている。
食べたもの日記
茨城の図書館にある星乃珈琲に行った。ぐるりと書架に囲まれている中で飲むコーヒーは雰囲気がよく、水戸まで足を伸ばした甲斐があった!
10周年記念の御年賀珈琲。金箔が浮かんでおり、冷ますためにふーっと息をかけたら少し飛んでいってしまった。それもまた風情?である。
その後はあんこう鍋へ。急に思い立ってあんこう鍋を食べたいという気持ちに応えてくれた後輩に感謝。
はじめて食べたあんこうは思いのほか歯応えがある部分とぷるぷるの部分が混在していて、味噌ベースのスープと相まって食べやすくとても美味しかった。思わず野菜とあんこうの具材を追加注文して締めの雑炊まで堪能した。
次のお店ではビールを飲んだ。普段は糖質制限やら蒸留酒好きやらでウィスキーと焼酎ばかりだから、久しぶりに飲むビールはこんなに美味しかったんだとなる。やはりアンバーが好きだなあ。
日付けが変わって次の日はいつもの居酒屋さんに後輩と行った。お通しはお雑煮で、これもめでたいめでたい。
これだけ食べて飲んで楽しむために、朝はパン・昼はプロテインと節制しておいてよかった。メリハリと栄養バランスを心がければ罪悪感なく飲み会を楽しめるものだ。
飲んでいるときは仕事や音楽、恋愛などざっくばらんに話せて楽しい時間を過ごせた。しかし自分の人生について舵取りをしていかねばなあ。今年の抱負には書いていなかったけれど、今年は人と人とのつながりをより一層大切にしていきたい。
その後は家に帰ってよせばいいのにハイボールを2杯飲んでしまい、Twitterでパロディネタにマジレスするというインターネット初心者かつ情弱ダサダサムーブをかましてしまいウボアァーーーとなってしまった…やはり酔っているときのSNSは控えよう。これはマジで自戒。翌朝、「これは○○を元にしたパロディですよ」とご説明いただいて本当に恥ずかしくなった。。。お詫びのリプライをお送りしました。誠に失礼致しました。
新年早々、自分の間違いに気づけたことはほんの少しの希望として自己嫌悪に陥り過ぎず、自分を律してこれからもやっていきます。とりあえず今日は既に積もりはじめている雪に負けずに練習へ向かおうと思う。