QuizKnockを知るということ
『今この時を生きる推しは、
今しか見ることが出来ない』
こんにちは!限界オタクの二歩です☀️
今回は先日(2022年6月12日)に行われたQK Reportについて書いていきます。
QuizKnockのことを知らない人も、QuizKnockの沼中にいる人も楽しめる記事にしているつもりなので、是非最後まで読んでくださいね🕺
▼はじめに▼
まずは、QuizKnockを知らない人に向けて、今回の記事の主役について軽くご説明します!
私の所感では、QuizKnockを知るきっかけとしてよく上げられるのは「YouTube」、「テレビ出演」の2つです。
QuizKnock好きなんですと言うと、よく「YouTuberだよね!」「東大王のね!」と返されますが、それは個人的に「正しくて、正しくない!」と思っています。
QuizKnockは金の盾を持つYouTuberで、東大初の知識集団で、王道から奇抜まで生活の様々を記事にするWebメディア。
私たちに色とりどりの顔を見せてくれる、万華鏡のような集団です。
一団体で何度も美味しい!私から言わせると、彼らは歩くパフェです。フランス語のパルフェ(parfait)(パーフェクトと同じ意味を持つ。完璧な、完全な。)が由来とされた、みんなが好きなあのパフェ……🍬
☀️今回のQuizKnock代表者☀️
今回はQuizKnockの中から、二人の方が代表として記者発表会を受けてくれました。その二人をご紹介します!
伊沢さんは、YouTubeのQuizKnockファンからすると、ダジャレ好きの負けず嫌いお兄さんといった印象でしょうか。クイズに限らず、勝負事に負けると誰より激しく悔しがり、クイズが不正解でも大きく悔しがり、そしてしりとりがとても弱いです。
YouTubeのコメント欄では時たまテレビとのギャップについて言われていますが、あのフワちゃんでさえYouTubeモードの伊沢さんを見て「こんな明るい伊沢見たことない」と言ったので、いっそ伊沢拓司は二人いますと説明された方が納得できそうなくらいテレビとYouTubeとでは見せる表情が大きく違います。
もちろんそこが魅力です🌸
須貝さんは、間違いなく「理科のお兄さん」という言葉の似合う人です。実を言うと普段はアニメ、アイドル好きの印象の方が強かったりしますが、ひとたび理科に掠った話題になると途端に理科のお兄さんに変身します。プリキュアもびっくりですね。
動画の中でも、テレビの中でも変わらず元気に「ナイスガイの須貝でーす!」という掛け声を聞かせてくれるので、最近は動画内で複数人が同時に自己紹介をする時にはナイスガイの声しか聞こえてこない、なんてこともあります。
▼QK Reportについて▼
さて、QuizKnock及び伊沢拓司さん、須貝駿貴さんについて知っていただくことは出来たでしょうか。ここからはQuizKnockが開催した学生記者発表会、QK Reportに触れていきます。ここからがワクワクの本題ですよ!!
せっかくなので限界オタクらしく主観も感想もまとめてお伝えしていきます。どうぞ温かく見守ってください🌸
○始まり
「学生記者発表会、QK REPORTー!!」
明るく元気な伊沢さんのかけ声と共にWeb上での記者会見がスタートします。伊沢さん、須貝さんがソーシャルディスタンスを取りつつ横並びに座り、お互いの自己紹介と今回の学生記者発表会の注意点等が伝えられました。
和やかな雰囲気が画面越しにも伝わります。
オープニングトークの中で私が特に好きだったのが、須貝さんの「真摯に質問に答えていきたいと思います。」という発言です。
QuizKnockファンの皆様、お待たせしました!「お兄さんモードの須貝さん」ですよ!!こういう時、オタクはこう鳴きます。「解釈一致だ!!!」
私の興奮などつゆ知らず、伊沢さんと須貝さんはキッチリ段取りを進めていきます。想像した通りの「記者会見」の形式ですね。学生側の質問を受けて、伊沢さんと須貝さんが回答する。これを繰り返すイメージです。
今回は学生記者さんがしていた質問のうち、QuizKnock側の回答が特にQuizKnockらしく、より多くの人の役に立ちそうなものを抜き出しています。
①高校生に向けて
【取材団体(個人名)】崇徳高校新聞部さん
(小林さん、藤原さん、
松本さん、金子さん、川上さん)
【テーマ】高校生に伝えたいこと
🎈高校時代やっておけば良かったなと思うこと
伊沢さん(以下敬称略)
遊んでおけば良かったなと思いますね、今。
もちろんクイズの勉強をして勝てたのは良かったんだけど……。もっと色んなことを探求しておくべきだったなと思っていて。物理化学とかの基礎を学びながら興味のある分野に突き進むみたいな偏った勉強の仕方が出来たはずで、時間があるから。
今まとまった時間がとれなくて、出来ないんですよね。やっぱり、高校生の頃の方がその柔軟性とか自由度が高いと思うんで。
須貝さん(以下敬称略)
大人として言えるのは、今やってる「それ」は、より使える使い方があるんじゃないかな。AETの先生に英作文見てもらいに行ったり、筋トレルームもっと使ったり。
伊沢
俺暗記アプリ作ってれば良かったと思って。発想もあったし、需要も自分の中にあったのに、やっぱり自分で天井を決めちゃってたんだよね。もったいない。
自分の壁を作らないことが大事だと思いますね。
🎈高校時代のリラックス方法
須貝
マンガ読んでました。学校までは持って行ってないんですが、家で勉強するときに好きなマンガとかね、それくらいかなあ。
伊沢
俺もなんか音楽聴くとかかな。1,2分の散歩とか、あと缶ジュース飲むとか。
なるべく短くて、自分が満足できる遊びみたいなのを合間に入れて、集中を一から立て直せるように、みたいな感じで。
🎈東大(東京大学)に入って良かったと思うこと
伊沢
学部の幅が広いので、色んなことに興味持ってる人に出会えたというのは、すごく大きかったなと思います。変わったやついっぱいいたし。
色んなやつが受験という過程の中で1回は努力するということを体験してた。色んな人を見た、そいつらが1個努力してきたというバックボーンを持っていたっていうのは僕の中ですごく大きかったなと思います。
須貝
僕もそうですね。色んな人がいるというのと、あとは何でもできるというところですね。東大は本当に全部あります。東大で出来ないことを探す方が難しい感じだったので、これやろうと思ったけど、先生いないみたいなことはあんまり無いんですよね。体育とかすらもいる。
伊沢
ベンチプレスの上げ方を教えてくれる人いるもんね。
🎈(今現在、)勉強以外のことで欠かさず行っているルーティン
伊沢
朝のプロテインですね。僕の場合はもう食事だね。
須貝
ルーティン……Twitterにおはようって書いてる
伊沢
あれはね、素晴らしいと思う
須貝
長い文書くとみんな僕に話しかけづらくなるかなと思っているので、みんなとなんか少しでも話したいから。
○私の感想
もう私は高校生では無いので、受験の頃はああだった、こうだった、確かにこうすれば良かった、と懐かしく思いながらインタビューを聞いていました。
何となくではなく、常に考えながら過ごしていたからこそ、伊沢さんと須貝さんは高校時代の後悔や振り返りが出来ているのでは無いかなと……。
崇徳高校新聞部さんのインタビューで伊沢さんと須貝さんが回答した内容について、これから社会人になる私も参考になる!と感じた考え方をリストアップしてみました!皆さんもどれか心に刺さるものがあれば、参考にしてみてくださいね🌸
そこにあるものはまだまだ使える。
他に何か、じゃなく、より使える使い方を見つける。(須貝駿貴さん)自分で「出来ない」の天井を作らない。自分で壁を作らない。(伊沢拓司さん)
勉強の合間でリラックスしたい時は、短くて自分が満足できる遊びのようなものを挟んでリセットする。
🌼🌼🌼
②楽しく分かりやすく伝える
【取材者】川村さん
【テーマ】「楽しく分かりやすく伝える」ためには
🎈「楽しく分かりやすく伝える」ためには、何が大事?
伊沢
うちのコンテンツとか見てても、よく出来てるやつは順序がしっかりしてると思うんですよね。
まず楽しく伝えるという点においては、分かってもらうことや分かったという達成感があることがとても大事だと思うので、順序とかに気を遣っているのかなと思います。
あとは動画に出ているメンバーで会議をしていてよく出るのは、笑顔であること。
ヒカキンさんとかは表現がすごく分かりやすくて、今何をしているのかというのが画面を見るだけですごく伝わってくる。
どうなって欲しいのかが分かりやすいので、僕としては凄くそこを大事にしていて。
(筆者の感想:視聴者に笑って欲しいから画面の中の演者も笑う、って確かにテレビでも基本ですよね!なるほどと納得しました。)
🎈相手の気持ちをこちらに向かせるために意識していること
伊沢
テクニカルかもしれませんが、相手が今何を求めているのか、常に考えておく必要があるのかなと。
今、誰のために何をしなきゃいけないのか、これは常に持っていなきゃいけない意識だと思いますね。
何よりも相手が求めていることをサーチすること。その上で、見出しから喋ったり、大事な順に短く喋ったり、真実を言うタイミングをずらしたりするのを、その場のシチュエーションによって使い分けていくみたいなのが、大事にしていることかな?
須貝
僕は分かるっていうことが何よりも大事かなと思っていて。だから例示とかは気をつけますね。「例えば」を話す。
例示で納得してもらう、腹落ちしてもらうっていうのは常に僕は考えているかなと思っていますね。で、その根底には分かると楽しいというのがあって、話の内容がわかるからもっと聞きたいと思うっていうのがあると思っていて。逆に分かりさえすればなんでも面白くなるから。
(筆者の感想:言われてみれば、須貝さんは動画の中でもかなり「例えば」の話をしているなと思いました。解説動画だと特に顕著かも?
パッと思い浮かんだ私の好きな須貝さん解説動画を貼っておきます!15:47〜の氷の例えば、は凄く納得しながら視聴した記憶があります💭
⚠️コナン映画のネタバレ注意!)
🎈相手を笑顔にする上で大事なこと、笑顔から読み取れること、大事にしている空気
伊沢
やっぱり優先度が一番なのはこの場の話ですよね。この場の目的な何なのかっていうのを考えておきたいなと思うんですよね。
学校の講演会だったら、みんな同じ目的で集まってたり、呼ばれたから来た、だるいな〜だったりするわけですよね。だったらだるいトークしなきゃいいわけで、我々の動画の裏話とかYouTuberってみたいな話をしたりとか。
相手を笑顔にするためには、まずこの人たちがどういう気持ちでこの場にいて、何を求めてるんだろうみたいなのを考えるのは1番大事にしていると思います。で、うまくいかなかったらすぐやめる。話がポンポン移り変わるようにして、どこかで分かってくれるよねみたいな感じで。
須貝
見てますね。観察はしてます。こういう話の時に乗り気だ、みたいなのは観察してますね。似たような話でも、乗り方が違うなあとかは観察しているような気はします。
伊沢
講演会やってるとさ、おじさん見ちゃうんだよ。あんまりいないからさ。おじさんが笑わせるの最難関ターゲットなわけ。でも最初に一回笑わせる、そうすると皆笑いやすくなるから。
須貝
誰を笑わせたいかだよね。たくさんの人とお話する時は誰が笑ってくれたらいい、みたいなね。
伊沢
そうそう、リーダー笑わせたら全員笑ったりもするしね。
🎈資格勉強以外で、知識を仕入れる方法
伊沢
何ならゲームでも全然いいよね。逆に言えば、本当に知識を入れられないものの方が少ないなあと。
資格というのは成果が見えやすくて共有しやすいというのがいいところなんですけど、それが目的じゃなかったらやることいっぱいあるかなと思いますね。
須貝
小説を読むにしても、背景にあるものを全部知ってるかというとそうでも無かったりして。小説読んで知ったことがあっても良かろうと。小説の中で何回も出てきてるこれってなんだろうと調べるのでもいいのかなと。
🎈メディア出演にあたって曲げないと決めていること
伊沢
メディアそれぞれの空気とルールがあるんでそれを守るんですけど、その上にはやっぱりQuizKnockとしてのブランド。QuizKnockとして、こういうことはやらないみたいな、「知識を曲げない」とかそういうことに関しては一番守ろうとしてますね。
須貝
僕は理科を主軸にしているってことが曲がっていなければそれでいいかなと思っていて。だから何でも理科の話をするようにしてますよ。キャラは曲げないみたいな。
伊沢
そういうことかなと思う。クイズ大好きキャラは曲げないぞ、みたいなね、ありますね。
○私の感想
ただ伝えればいいのではなく、楽しく伝えたい!と思う気持ちは、誰しも持ったことがあるものだと思います。例えば好きなYouTuberについて話す時とか……。そんな時に、どう伝えれば楽しく、しかも分かりやすく伝えることが出来るのか?聞いていてタメになる内容でした!
書ききれなかったやり取り沢山ありますが、私が特になるほど!と思った「伝え方」をピックアップしています!💭
何から理解して欲しいか順序立てて伝える
その場の目的は何で、何を求められているのかを考えて伝える
「分かってもらう」ために、例示を仕込んで伝える
🌼🌼🌼
③楽しくニュースを学ぶには
【取材団体(個人名)】Newsdockさん(本橋さん)
【テーマ】いかに楽しくニュースを学べるのか
本題の前に、今回の取材者であるNewsdockさんについて簡単にご説明します!
東大発の知識集団を謳うQuizKnockと似たものを感じます。QuizKnockの視聴者的には、ニュースと言うより時事問題と言った方が馴染み深いかもしれませんね。
伊沢さんは朝の情報番組のコメンテーターをしていたのも我々QuizKnock視聴者には記憶に新しいですし、須貝さんは動画の中でも時事の話題を出す頻度が高いイメージがあります。
大きくニュースの話題を取上げている印象こそないものの、遠いとも言い難いお二人はニュースから得られる学びについてどう思っているのでしょうか。
🎈ニュースへの関心度は?関心を持つようになったきっかけは?
伊沢
Twitterを見ていて出てきた新しいニュースについて、クイズとしてみんなで解くみたいなのはやってますね。「M-1の決勝進出者が10人決まりました。誰でしょうか。」みたいな。
結構みんなクイズやってるのと知識が好きだというので関心はあるのかなと、ただやっぱり細かなジャンルに関しては、どうしてもでこぼこは出てきてしまうのでこのジャンル詳しいよね、このジャンル興味無いなみたいなのはどうしてもあります。
須貝
関心のなかった財テクというジャンルにハマったのが、ニュースに関心を持つようになったきっかけですかね。ニュースが自分事になった瞬間があって、それまでよりも強く興味を持てるようになりました。
伊沢
俺は結構こう、悲しきクイズサイボーグみたいなところがあるので。中学の頃、クイズをやっている以上、全部知ってなきゃという観念から入っちゃったんですよね。モチベーションではなく強迫観念としてニュースを見ていた部分があって。
クイズ王とメディアで呼ばれるようになってから、機械的にでは無く、これ背景どうなってるのかな?みたいなところまで知らないと支障が出るなって思い始めた。僕はメディアに出るようになったことが深くニュースを知るきっかけになったなというのはすごく思いますね。責任意識が大事ですね。
(筆者の感想:悲しきクイズサイボーグ!!なんて伊沢さん向けの言葉なんでしょうか……。自分で言っちゃうあたりも伊沢さんらしい。)
🎈ニュースを自分ごとに、どうやって?
伊沢
強迫観念は便利だけど楽しくない。僕として気にかけているのは、理解出来た喜びとか、なんかこの視野ゲットしたぞみたいな、得られた喜びを主軸にしたいなと思っているんですよね。
🎈「世界の解像度が上がる」ことを体験してもらうのがいい?
須貝
ニュースにもレベルというか、扱っているものに違いがあって。日常に遠いレベルのものは、自分と結びつくチューターの役割のような人がいてくれるといいな。
例えば、関節を怪我した野球部の友達がいたら、人工関節のニュースがすごく大事に思えてくると思う。
伊沢
QuizKnockでも、水上(颯)に大隈良典教授がノーベル生理学・医学賞をとったときオートファジーについての記事を書いてもらったんだよね。
オートファジーってなんじゃそりゃ?だけど、それを熱っぽく語ってくれる人がいると、なんかすげぇじゃん、ってなる。やっぱりテンションのような部分は大事だなというのはすごい思います。
(筆者:水上さんが書いたオートファジーの記事はこちら!↓)
🎈ニュースを見る上で大事にしている視点は?
伊沢
フェイクニュースはもうここから切り離せないし、そもそもQuizKnockもそういう情報氾濫みたいなところがスタート地点になって始まったサービスだったので、志はNewsdockさんと近いものもあるのかなと。
QuizKnock始める時に、能動的に考えてもらうためにクイズというツールを使うという方針を掲げたんですね。
自分の頭で考えて、筋が通っているか咀嚼する習慣を持ってもらうのは、大切なことだと思うし、自分もそうするように心がけてます。
真実が必ずどこかにあると思わない姿勢で、ゴールがないかもしれないけど追うという姿勢はとても大事かなと思います。
🎈ニュースの中でコメンテーターとして発信する時の姿勢
伊沢
必要なことは是々非々をちゃんとやるということ。ダメなものにはダメですよとオンエア中でも言う覚悟で出てますね。
目立とうとするコメンテーターでなくていいと僕は思ってます。僕が何か出来るなと思ったときは、何か一つ視点を足そうとは思ってます。このニュース、こういう角度から見るとこうなんじゃないかな、とか。
難しいことをわかりやすく伝える、ファストさがイコール頭の良さだったりとか、素晴らしいコメンテーターだなんて考え方を、見ている人に捨ててもらうことも僕の仕事だなと思っています。
🎈「学び」を楽しいものにしているQuizKnockからみて、「ニュース」を楽しく学べるようにするにはどうすればいい?
伊沢
「なるほどねーッ!」という、勉強になったわ、のリアクションをする人がいて欲しいなぁと思うんですよね。こういう学びを得たから、明日からこう変わっていくわみたいな。
みんなが意見を持っている必要は無いんですよね。
メディアの中で知ることを面白がる、知れてよかったなっていう素直なリアクションする人がいればよりニュースをクリーンな気持ちで知ってて良かったなって思えるのかなと。
須貝
ニュース自体を楽しむ方法は、今言ってくれたみたいな感じかな。あとは手前味噌なんだけど、ニュースはやっぱり意外感があるからニュースになってる、そうした時にはクイズね。
「M-1、誰が出たと思う?」っていうこれですよ。
伊沢
便利よ、クイズは。
須貝
今日のあいつとの会話のために、今日の特ダネを探すっていうのも、一つのニュースの探し方、楽しみ方だし。
あるいは、特ダネが特ダネと分かるためには、普通を知っておかなくちゃいけない。そういう物事の意外性と意外じゃなさとを見分けるという楽しみというか、コミュニケーションの手段や道具としてニュースを使ったら楽しくなるんじゃないかな。
○私の感想
なるほど確かに〜!!というのが第一の感想です📣ニュースのコメンテーターをする伊沢さんは、今回のインタビューで答えていた通り「視点をひとつ足す」という姿勢だったなと……。
財テクというジャンルにハマったのをきっかけに、ニュースの自分事化が起こり、そこからニュースへの関心が、という須貝さんのお話で、私は今までニュースを他人事として見ていたところがあったなと反省したりもしました。勝手に遠い話だと思っていただけで、もっとニュースは身の回りそのものを教えてくれるコンテンツに他ならないですよね。
🌼🌼🌼
○一問一答タイム
🎈○○(特定のジャンル)について動画て取り上げることはありますか?
伊沢
あるかもしれないし、しないかもしれない。
クイズの題材って無限なので、一問のクイズが複数のジャンルにまたがった題材となることも結構ある。
必ず校正・校閲を我々は通しています。全ての行為に僕たちの主張とか意義付けが乗るわけじゃないから、校正・校閲を通すという中で丁寧な一歩目を用意できたらなと思っています。
須貝
僕達に取り上げて欲しいと思われるのもすごく良くわかるんですが、あなたが是非という。是非あなたが取り上げて、あなたが発信していくというのをやって欲しいですよね。
🎈勉強のモチベーションの保ち方
須貝
難しいけど、モチベーションなくてもやるっていうのが大事かなと思っています。やる気がない時にどう動くかを仕組みにする。
親に寝てたら怒ってと言っておくとか、学校に行ったら絶対やるみたいな。
継続について言うと、週一とか三日に一回とかでもいいんですよね。すごく少なく思えるかもしれないけど、でも思い出した時にやるってすごく大事だと思うんです。
やらないよりやった方がいいんじゃない?と思う。思えた瞬間になにか行動を起こすっていうのを継続のコツにしてもらえればなと思います。
🎈否定的な意見の受け止め方は?
伊沢
これ永遠のテーマ。
まず僕の中で大事にしてるのは、最初は無視。論理的無視が大事だと思ってて。
気の利く大事なコメントをしてくれる人は見えてる世界の違いとかもわかってコメントしてくれてる気がするけど、そうじゃない剛速球、とりあえず投げつけてくるやつは必要ないものだと思っているので無視しようと思ってます。
心に刺さらないようにしているという感じですかね。目を背けることが大事だと思うので。
🎈専攻に関係の無い勉強はしてた?どれくらいしてた?
須貝
結構毎日だったと思うんですけど、22時くらいまではやってました。自主ゼミやって欲しいなあ。自分でこれ勉強しようって声掛けて、この本読みたいんだよって。
🎈もっと安定した職と企業につくことができたと思うが、それでもQuizKnockを選んだのはどうして?
伊沢
これね、僕はQuizKnockを安定した仕事だと思ってるんですね。なんとなんと。
安定って多分収入の安定のことだと思うんですけど、収入とか仕事が続けられるかっていうのはどの企業でも分からない時代になってきているのかなと。
クイズというスキルを大学まで遊びでやって、その延長線上で仕事をしているだけだから、新しい挑戦をしていない。めちゃくちゃ安定を選んでるという見方も出来るわけですね。
🎈あなたにとってクイズとは
伊沢
クイズは本当にクイズ以上の価値は持っていなくて、クイズができたことが僕がクイズをしていた意味だなと思っています。遊びの一部が仕事でもいいんだよね。人を楽しくさせてるんだから。
🎈気分が沈んで、勉強したくなくないと思ったときの対処法
伊沢
気分が沈んだ時の勉強を用意してましたね。
完全にやらない状態を作るとそこから復帰するの大変だったんだけど、とりあえずやるやつがあるとそこから復帰しやすくなるので、そうやって自分を誤魔化してましたね。
須貝
使わねーなと思いながら、受験勉強のフリができる、面目も立つ遊び、趣味、みたいな。
QuizKnockもそうならないかな。
伊沢
あ〜、それいいかもしれない。我々もそうですよ。
我々は皆さんに言い訳を与える存在です。
🎈QuizKnockをあまり見た事がない人向けのお勧め動画
伊沢
僕はね、ゼロ文字クイズだと思います。
分かりやすくこいつら意味わかんないなというのと、あときゃっきゃわいわいしている。
須貝
おすすめ……でも、人気の動画を上から見るんじゃないですか?
伊沢
それ大事だね、サマーウォーズ見たらすごいなと思うと思いますよ。
(筆者:ゼロ文字クイズの動画はこちら!↓)
(筆者:ゼロ文字クイズ第2回はこちら!↓ )
(筆者:サマーウォーズの動画はこちら!↓ )
(筆者:この3つは本当に面白さも兼ね備えつつ、なにより頭のいい人たちの良い気持ち悪さが見えて大好きな動画です!見たことある人もない人も是非!!)
🎈QuizKnockの今後の展望
伊沢
「楽しいから始まる学び」というテーマでものづくりをしていて、その先には遊ぶように学ぶ世界を作りたいということを常々言っております。やっぱりその理想郷を目ざして僕達は邁進していくわけです。
学びについて考えること、遊びについて考えること、その両方をやっていかなきゃいけないので、いっぱい遊んで、皆さんの意見も沢山取り入れていきたいなと思っています。
そのためにはまず僕たち自信が学び続けることを気を抜かずにやっていくぞと思っております。
須貝
QuizKnock全体が目指したいものは色々ありますよね。今言ってくれたものが大体ですね。
私はそれにいかに個人が達せるかだと思っています。私は理科をみんなに知ってもらいたい。誰かが世界史を伝えたい時には僕は協力出来ますし、僕が理科やる時にもみんな協力してねっていう。
いつでもできるよという準備をどんどん整えておきたいなと思っていて。
みんなに届いた時になるほど、やっぱいいねと思って貰えるようにどうやって伝えるかというのは日々自分は考えているし、これからも考えていくだろうなと思ってますね。
🌼🌼🌼
と!!いうことで、QK Reportの内容はここで終了です!!中々に濃い時間でしたね……。配信を聞きながら取ったメモはA4サイズ裏表5枚でした。もちろんここに書ききれていないインタビュー内容も沢山あるので、全てを記せなかったのが心苦しいですが、この機会に是非あなたもQuizKnockの沼の中へ!
沼の中の皆さんは沼の中に別荘建てましょう!!
せっかくなので、私からもQuizKnockのおすすめ動画をご紹介しておきます。
QuizKnockをあまり見た事がない人は上から順に、QuizKnockを知っている人は是非2週目を!
🌼おすすめ動画①
わざわざ私が言うまでもなく、名作中の名作です。QuizKnockを知らない私の友人へ見せた時には、これを知らずに生きていたなんて……!と膝から崩れ落ちていきました。皆さんも膝から崩れ落ちてそのままビックリしてください。
🌼おすすめ動画②
QuizKnock視聴者が言うところの、「ガチクイズ」の動画です。「早押しクイズってテレビで見たことがある、あの大きいボタン押すやつでしょ?」と思っている人に是非見ていただきたい!!
ノンストップで読まれる問題、怒涛の早押し、なぜ分かるのか分からないタイミングの回答と、どこかで聞いた単語たち……。全く知らないというわけではない、だからこそ訳が分からないんですね。
🌼おすすめ動画③
出ました置いてけぼり企画!!!QuizKnock視聴者は動画を見ているだけなのに、度々動画内の演者に置いていかれます。親切心があるからこそ、その置いてけぼり加減を思い知るというなんとも落語のような話ですが、この動画はお得なセットという感じでお手軽にQuizKnockの味を味わうことが出来ますよ。
🌸最後に🌸
ここまでお付き合い下さった方々、本当にありがとうございました!少しでもQuizKnockの魅力が伝わったなら幸いです。
私の個人的な感想は「これこれ!これが見たかったんだよ!!」でした。動画やイベントではしゃぐ姿、東大生らしからぬ下ネタやダジャレで笑い転げる姿、頭の良さを遺憾無く発揮する姿、私たちの目に見えやすいところだけでも様々な顔を見せてくれています。
今回改めて記者発表会という場にいる彼らを見てみて、この人たちを好きでいて良かったなと安心しました。
記事の中にも出てきましたが、「その場が何を求めているか」というニーズに答えた態度、対応を常日頃考えて行動してくれているからこそ、私たちファンも安心してついて行くことが出来ます。
「あるべき場所」で、「あるべき姿」を見せてくれるQuizKnockを好きになることで、自分自身のあるべき姿を透かしてみるような気持ちになりました。
好きになるしかない!!安心安全のQuizKnockです!!なんと言っても動画内で出てきた新米5キロが、本当は4.5キロでしたとお詫びして訂正するようなチャンネルですからね🐎
気になった方は是非下から視聴をどうぞ!
それでは、またどこかで!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?