俺の卒対観察日記 3
削減・効率化をしないといけない。大きく5つの活動がある。
・約7万円を2年間かけて集金する
・卒業アルバムを作る
・卒業記念品を選ぶ(PTAからも予算が出る)
・卒業制作
・謝恩会
まず「謝恩会」。幸運なことに、1つ上の学年と学校の話し合いの中で保護者が主催する謝恩会ではなく、児童と学校が主催する卒業を祝う会という形式に代わることになった。
過去の担任の出欠席を確認したり、なんだかんだで保護者との打ち合わせが必要だったりする従来の謝恩会は、学校にも負担が大きいものだったのだろう。これで1つ活動がなくなった。
次に「卒業制作」。これも集金はするものの、いざ制作にとりかかるようになると保護者は何もせず学校側の負担となっていた。ウチの学年と学校の話し合いの中で削減という結論に達した。これでもう1つ活動がなくなった。
それから「卒業記念品」。これはなくすという判断にはならなかった。PTAからは卒業証書ケースの費用が出される。それ以外の記念品となると、妻と俺の経験ではなくてもいいような物しかもらってないので記念品廃止でも良かったのだが、他の人から文句を言われたくないという思惑もあり何か選ぶこととした。削減も効率化もならず。
そして「卒業アルバム」。これは卒業文集と合冊で、行事ごとに写真撮影に来ている業者に発注していたもの。ここは削減ではなく効率化を目指す。
最後に「約7万円を2年間かけて集金する」。なぜ7万円も集めるのか。中身を見てみると半分がいわゆる修学旅行代だった。これ学校集金じゃないの?こっちで集金して旅行先とか自由に決めていいものなのだろうか?修学旅行は6年の夏頃に行われているので、東京オリンピックと日程が重なるけどどうなるんだ? と、疑問をまとめて校長にぶつけたら来年の旅行先は既に決まっているし、学校集金に変えますということになった。
7万円のころは5,000円を14回払いだったようで、そのせいで5年の時点から活動をしていたようだ。旅行代、卒業制作代、謝恩会代の集金が不要になったので3万円もあれば十分。PTAでもないのに前例踏襲で苦労していた今までの人たちって何なの?
いただいたサポートは「子どものごほうびおやつ」「猫のごほうびおやつ」「妻のごほうびスーパードライ」などに形を変え、幸せとなり降り注ぎます。