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俺のPTA観察日記 9
指名委員の活動も終わり、2019年度の役目は全て終わった。結局、何人が推薦されたのか、誰がどの役員になったのかも知らされないままだが、もう終わったことだ。1子1委員も終えたし、あとは3年間のお手伝い係を少し文句言いながらやればいいだけ。
それなのに、どうしても気になってしまう。誰が次の役員なのか。何人が推薦されたのか。指名委員なのに全体像が分からないってどういうことなのか。なぜ指名委員の電話代は自己負担なのか。推薦された人の連絡先をPTAが把握していないのはなぜなのか。無駄な平等意識はどこから来るのか。無駄に思える活動を止めずに例年踏襲ばかりなのはなぜなのか。平日日中に活動が集中しているのはなぜなのか。父親の参加が少ないのはなぜなのか。時代が変わっていくのに、PTAが変わろうとしないのはなぜなのか。変わらないPTAが存続できているのはなぜなのか。
PTAは本当に必要なのだろうか。
活動や役員を強制する組織。そう聞いて、入りたいと思う人は多くないはずだ。それを分かってて入るならそれはそれでいい。それなのに、活動や役員からどうにかして逃げ切ろうとする人が多いのはなぜなのか。だったら入らなければいいのに…なぜなのか。
それはきっと、PTAが形式上は任意加入だとしても、実態は強制加入だからだ。加入しなかった場合にどうなるか分からないから、加入するしかないのだ。
俺は決めた。変えよう、少しでもいいから。
今まで興味がなさすぎて、PTAのルールも実態もろくに把握していない。しかし、幸いなことに委員を連続してやっていたので、この2年のプリントはまだ手元にあった。おそらく改定されていないであろうPTA会則も持っていた。
どうあるべきで、そのためには何が問題で、どうすれば解決するのか。次の役員が発表される3月初旬までは時間がたっぷりある。とりあえず考えてみよう。提案してみてダメだったら、希望の持てないPTAにはサヨナラと、退会という前例だけでも残せばいいさ。
1子1委員は終わらせてあるから「逃げた」と非難されることもないだろうし。
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