満員電車に揺られる
4月10日
仕事をしていたころからできる限り避けてきたもののひとつが満員電車。
ラッシュ時間より早く乗ったり、人が少ない時間に移動したりと工夫をしながら仕事をしていたときも電車移動してきた。しかしときどき行き先の都合で満員電車に乗らないといけないこともあったし、そのときは「まあ仕方ない」と思い乗っていた。
今朝、ひさしぶりに約束の予定に向かうため満員電車に乗った。もう仕事モードではない自分の姿に慣れてしまった状態で乗るのははじめて。これまでのように何も考えずに乗ってみたが、思いのほかしんどい。
何がしんどいのか。
・人の数(当然だろう)
・スーツ姿の圧迫感(だれが悪いわけではないのですが)
・乗客の疲れた姿(みなさんがんばりすぎですよ)
・におい(いろんなにおいが混ざるとダメだった)
・電車の揺れ(振動もですが体に響く)
・ポジショニング(まわりの人に気を遣う)
・五感に届く情報量の多さ
ほかにもいろいろあった気がするが、とりあえず挙げるとこんな感じ。
仕事をしない生活をしているとどれも日常には存在しなくなる。だからこそ久しぶりに経験するとより強く感じ取るのだろう。タバコ吸っていた人が禁煙はじめてにおいに敏感になるみたいな感じだろうか。昔はどれもあまり気にならなかったからこそ、余計に自分の変化にも驚く。そしてこれが無自覚にずっと私に降り注いでいたものだとしたら、疲れたり、不健康になるのも頷ける。みなさんも気をつけてください。
用事を済ませる前から気分悪くなり、落ち着くのに時間がかかったけど、なんとか回復してきたので、用事終わって忘れないうちにこの記事を書いている。これから再度電車に乗って帰っていくわけだが、少しでも人が減っていることを願おう。
こんな良い天気の日は仕事よりピクニックだな。