大人の学校の話し。
「シンジ、あんたちゃんと勉強しなさいよ」
おばぁちゃんっ子だった僕わ、部活動に加入していなかった小学校低学年の頃、学校が終わるとお家に帰らず真っ直ぐおばぁちゃんのお家へ行った。
毎日欠かさず新聞を読み、大事な部分はメモに書き取る。
学校の先生から宿題が与えられたかの様に難しい漢字をドリルのように毎日書き続ける。
本を読む。
それが習慣化している毎日だった。
一方で僕わ、テレビで相撲を見たり、お小遣いを貰ってわ駄菓子屋へ行き、帰ってきてわ昼寝をするような、わんぱくな子だった。
「シンジ、いつになっても勉強わ終わらないよ」
夕方になると目と鼻の先にあるお家(実家)へ帰った。
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【社会の学校】
たいした業績と実績は無いが、学生が終わり、進路に迷い、就職し、これから社会の壁に当たる若い世代によく聞かれる悩み事があった。
会社で働くのが嫌。緊張する。上司の発言が理解できない。学生がよかった。などなど、、、
悩み事は様々だが、学生が終わり新しいステージへ進みぶつかる壁への言葉だった。
そんな時、僕が彼らに話す好きな言い回しの一つがある。
大人の学校に通ってるんだよ
例え話のひとつに、
全員のゴールが"社長"になる事だとしよう。
これを学校のテストと置き換えると、その日のテストで100点取る人もいれば、赤点を取る人も居る。
赤点を取った人は時間がかかって後に100点を取った。
つまり、
若くして起業をし会社を経営する人も居るが、時間をかけて社会と向き合い成長した後に起業し経営する人も居る。
あくまでも例え話しです。
高卒や大卒、専門学校を出た後に社会に出る。中には中卒も居るだろう。
卒業歴はみんな違うが、大学を卒業した22歳を一律だと置き換え、22歳が社会で見た小学1年生だとすると、
僕は現在28歳。
社会で見ると小学6年生。
これから社会の中学、高校そして大学がある。
その後に社会が待ってる。
何が言いたいかというと、幼稚園を卒業し小学校に入学した7歳は掛け算や割り算、因数分解なんてすぐに理解する事は難しい。
足し算や引き算を覚えて段階を踏んでいく。
社会も一緒だ。
会社に入社して即戦力になれる人も居るが、最初からトップになるのは極少人数で難しい事だ。
段階を踏んでステップアップする中で成長する。
誰もが小学校1年生を経験した。
僕もいきなり28歳になったわけでわ無いのだ。
あらゆる経験と出会いが今の僕を育てこれからの僕を作っていく。
会社は勉強する場所ではないと認識しているが、社会の方は、学びを教えてくれる勉強する場所だと思っている。
少し先を走るマラソンランナーとして伝えたい事は、これから当たる壁はまだまだ小さくて壊せるという事。
その先の壁の方が遥かに高くチャレンジしていかないといけないと思ってます。
人生の先を行く先輩方に聞きたい。
28歳の頃と今はどう変化しましたか?
僕もまだまだ社会の小学6年生。
これから社会の中学、高校、大学そして社会が待っている。
まだまだ知らない事の方が多い未熟者。
知らない事が多い分、成長できる可能性、分野が多い。
人生一生修行そんな事が30手前にして再確認できました。
築きと学びに終わりはありません。
おばぁちゃんの言った"学びに終わりはない"という言葉が今に沁みます。
人生一生修行。
急がば回れ
新城 真司 #40