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血液検査でわかること・FDP・Dダイマー(D dimer)を解説|40代女性産後に現れる代謝異常・免疫異常・ホルモンバランスを整える株式会社OsakaChild【内科医監修】

血液検査でわかること・FDP・Dダイマー(D dimer)を解説

FDPやDダイマーは40代・50代女性の体調をととのえるためには、血液の分析としてかかせない検査です。

病態によっては、

  • プロトロンビン時間(PT、PT-INR)

  • 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)

よりもはるかに必要な検査です。

FDPとは

FDPは、フィブリン/フィブリノゲン分解産物(fibrin/fibrinogen degradation products)の略称です。

Dダイマー(D dimer)とは

そして、Dダイマー(D dimer)は、フィブリン分解産物の細小単位です。

FDPには、フィブリン分解産物もフィブリノゲン分解産物もふくまれるのですが、通常はフィブリン(血栓成分)分解産物がほとんどです。

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まとめ|FDPとDダイマーが高値なら血栓が存在している

血液検査でわかるFDPやDダイマーは、専門的な指標ですが、40代・50代女性が自分の体調を理解し、よりよい正常な免疫・内分泌・効率のよいエネルギー供給するためにはみとおせません。

FDPは血栓が分解されたさいに生じる物質で、Dダイマーはさらに細かい単位。

これらが高いと、血栓ができやすくなり、深部静脈血栓症(DVT)や播種性血管内凝固症候群(DIC)などのリスクがあるのです。疫学では、数%レベルとされてますが、その数%にはいらないようにするためにも、血液検査で着目をしておきましょう。

医師も人間だし、よくあらわれる病態には意識がむきますが、あまりみられない病態には気づけません。だからこそ、あなた自身で知っておくととてもメリットなのです。

わたしたちは日々、仕事や家事、育児とおおくのタスクを抱えています。

カラダの不調を「なんとなく」で終わらせるのではなく、FDPやDダイマーを知っておけば、あなた自身でカラダのサインを的確によみ取り、適切な対策が可能になります。

人生のすべてはあなた次第。さらにいうと、あなたの意思決定ではどうにもなりません。いくら意識しても正常なカラダは手に入りません。

カラダにまかせるしかないのです。だからこそ、FDPやDダイマーのメカニズムを知っておきましょうね。

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