
46歳♂ぐだぐだ転職記9|お祈りメール・コレクション
12月に入って急に書類選考通過が増えている話を書いてきたが、その裏では大量に書類選考不通過も続いている。
あまりに落ちすぎて、もはや落選メールを件名だけで見分けられるレベルだ。これほど毎日のように「ますますのご活躍」を祈っていただける機会は人生を通してそうそうないだろう(今だけであってほしい)。
お祈りメール・コレクション
面接まで進めば、仮に選考に落ちた場合でも大なり小なり「落ちた理由」のフィードバックを受けられる道が開けるが、書類選考だとそうはいかない。大手サイト/エージェントを通している限りは機械的な落選通知が届くだけだが、文面をよくよく読んでみると、実はお断り理由にもバリエーションがある。いくつかの選択肢から選んでいるものがほとんどだろうが、比較して見てみるのも面白いかもしれない。
転職サイト/エージェント
総合的に判断し、同社の求める応募要件に合致しなかったため
これがおそらくもっとも一般的な文面。どんな理由もこの中に丸め込める便利さよ。
経験/スキル等を総合的に判断し、同社の定める応募要件に合致しなかった為
上の例に比べると、不足していたのは経験/スキルなんだなと具体性が見えてくる。実際に、記載されているスキルなどが足りないのを承知の上で応募してみたから貰うことが多い。
業務に求める経験/スキル/適性等を総合的に判断し、同社の定める応募要件に合致しなかったため
経験/スキルだけでなく適性が加わっている。
企業側の組織構成上、ポジションが合わなかったため
たぶん年齢とかが問題だったんだろうなぁ。
採用案件充足のため
気になった案件は早めに応募しなきゃいけないのは、こういうケースがあるからですよね。
企業側の都合により、採用を中断するため
案件充足でもないのに中断される求人活動。急な業績悪化とか方針転換とかが理由なんだと思いますが、だいぶレアなんじゃないでしょうか。
これを何度か受け取っている私は運がいいのか悪いのか。
企業からの直接連絡
直接、企業の担当者からスカウトされる場合でも、書類選考はバンバン落ちる。スカウトしている企業も少なくないんでしょうね。スカウトに応じて応募したのに、気がつけば「貴殿のご希望には沿いかねて」いる例もあります。最初に希望したのはそっちですよね?
先日ご応募いただきました下記求人につきまして
大変残念ながら今回はご希望に添えない結果となりました。
慎重に選考を進めた結果、誠に残念ながら、今回は貴意に添いかねる結果となりました。
弊社よりスカウトをお送りさせていただきながらこのような連絡しかできず大変恐縮でございます。
予想を上回る数のご応募をいただき、弊社といたしましても大変苦慮した上での決定であることを申し添えさせて頂きます。
この度は弊社求人にご応募頂き、誠にありがとうございました。 詳細プロフィールを頂戴し現場での選考を行った結果、非常に魅力的なご経験をなさっておりましたが、 今回の弊社社内の募集ニーズとはマッチせず、採用を見送らせて頂くことになりました。
ご応募いただきました求人につきましては、大変恐れ入りますが締め切りさせていただきました。 せっかくご興味いただいたところ、大変申し訳ございません。
いただいた書類情報を元に、関係する部門と検討・協議を行い選考しましたところ、 誠に残念ではございますが、貴殿のお申し出をお断り申し上げることとなりました。 何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
大変申しあげにくいのですが、本ポジションは予定人数に達したため募集終了となりました。 興味を持ってご返信をいただきましたのに、お断りせざるを得ない状況になり、本当に申し訳ございません。
社内で慎重に検討いたしました結果、
誠に残念ながら今回はご期待に添えない結果となりました。
お時間をいただきながら不本意な結果となってしまい、誠に申し訳ございません。
人材エージェントからのサポートお断り
ミドルの転職など、求人に応募すると、担当する人材エージェントが窓口になるケースでの門前払い連絡。求職者側入力デバイスの制約なのか、不思議な改行が入っていることが多い気がします。
会社によって「自社の能力不足のせいです」とへりくだるかどうかのスタンスも違います。
ご登録いただきました情報を元に求人をお探しいたしましたが、
弊社の力不足により、現時点では求人のご紹介が難しい状況でございます。
ご登録されているご経歴情報を拝見し、社内にて慎重に検討させていただきましたが、
現在、弊社から求人のご紹介は難しい状況です。
ご希望に沿えず誠に申し訳ございません。
しかしながらご経験を慎重に拝見し、 先様からお預かりしておりますものと総合的な判断の上、 残念ながら、弊社からのご紹介は難しく存じます。
弊社の力不足で
現時点で該当しそうな求人がございませんでした。