見出し画像

引っ越しで散々な目にあって、日本のインフラにうっすらと不安を感じた話

40’s Biz talkは法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。

音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第29回は「引っ越しで散々な目にあった話」です。

サマリー
・新居に引っ越しをした杉本さんのトラブルを語る回
・エアコン着脱の顛末に日本のインフラへの不安を感じる
・下請けの下請けになっている構造の問題もありそう


それでは、本編の内容をお届けします。


最近、引っ越しをした杉本さん

柳澤:40’s Biz talk、始めましょう。今回のテーマは「引っ越しについて語ろう」です。

杉本:そうなんですよ。我が家がようやく引っ越しを終えまして。前に住宅ローンの話をしたかもしれないですけど、めちゃくちゃ大変だったんです。家探しから始まって、ようやく新居に住み替えて、移るまでが大変だったんです。

これを語り始めると長いんですけど、今日は愚痴らせてください。

2年前に家を買った時、揃えたエアコンが3台ありまして。3台ともまだ新しいから新居でも使おうと思って。

引っ越し会社を通じてエアコンの取り外しと新居でつけるのをお願いしたんですが、作業員が一言でいうとポンコツで。こんなすごいポンコツな人いるのかっていう感じなんです。

まず最初。エアコンを取り外すと中に水が溜まっていますよね。いままで意識していなかったんですけど、普通は取り外す時って下に雑巾を当てたりとか、何か工夫されてると思うんですよ。

でもその人、テレビ台とテレビの上にエアコンがあったんですけど、エアコンを外した時に、ボタボタボタって下のテレビに水が滴れたんです。

「おい!」って。有機ELテレビをギリギリ回避して、テレビ台のところにボタボタボターって。

「あ、すいません」って。すいませんじゃねえよと。お前、このテレビいくらしたと思ってんねんみたいなね(怒)。

まずそれがあるわけですよ。それはケアレスミスかなと思ったんですけど、取り外しが終わって見送るじゃないですか。

で、部屋に戻ってみると、いろんなところに雑巾とか、手袋とか、ドライバーも落ちてるんですよ。えっ、ドライバーってあなたの相棒じゃないの? それをそのまま置いて帰りますか?っていう感じなんですよ。

次の日が引っ越しだったんですけど、そのまま取りにもこず…。
それで話が終わらないんです。ここからが本番ですよ。

「エアコンから水が漏れてきた!」

杉本:今回の新居はタワマンで3LDKと広いから、ある程度有名な引っ越し業者に頼んだんです。

その引っ越し業者は荷物をしっかりとくるんで、持ち運びもめちゃめちゃ力強くて、図面に書いた通り荷物を置いてくれる。

有機ELテレビが傷つかないように運び方も工夫して、養生もしっかりやってくれたんで、僕も妻も非常に安心。子どもにもぶつからないように細心の注意を払ってくれた。これがプロの仕事だなって感心したんです。

だけど、下請けのエアコン業者がね。まず16時〜18時までに来る約束なんですが、その時間に来ないんですよ。そのうえ連絡もない。

「え!来てないですか? じゃあ私から連絡してみます」って、その日に対応してくれた引っ越し業者のおじさんが電話してくれて。その人はすごく良い人なんですけど。

で、なんとか繋がって「20時にいきます」って言うわけですよ。その日にエアコンつかなきゃ困るわけじゃないですか。暑いし。

ちょっと気になったのは20時以降に工事して大丈夫かなって。結果的に3台 中2台は終わらないっていうんですよ。

もういいから寝室だけつけてくれって言って。その時も配管のところとか、これはもういろいろ細かいことなんですけど、なんでこの金額が乗るのかとか、説明が意味不明だったりする。

下請け業者に言ってもしょうがないって思ったから、その時はもう何も言わないで、とにかくこらえて。「どうもありがとうございました」で終わったんですけど。

で、今日ですよ。さっき寝室のエアコンつけたら、ボタボタボタボタ!!!って水が滴れてきて。

妻がびっくりして、「水が漏れてきた!」って。ボタボタボタって漏れてきたんですよ。たぶん欠陥工事だと思うんですよね。

すいません、僕のドタバタを聞いてもらいましたけど。昔はこんなことなかったと思うんですけど。

たぶん、その人が悪いっていうだけの問題じゃないと思ってて。人が足りなくなってるし、現場の教育も行き届いていないし、その中で下請けで安くやってるみたいな状況だと思うんです。

いよいよニッチもサッチもいかないところまで来たんじゃないかなっていう話がしたかったんです。

柳澤:でも、エアコンがそんな状態だと困るじゃないですか。

杉本:困りますよー。暑くなってきた時期だし、ジメジメして梅雨入りもしましたよね。やばいですよ。

隣の部屋のエアコンはまだ使えないままなんです。どうしようかって、これから考えるんですけど、笑い事じゃない。

日本のインフラと下請構造と

柳澤:せっかく新居に引っ越したのに気分悪いですね。

杉本:本当ですよ。それ以外のことは不動産屋さんもリフォーム会社さんもよくやっていただいていて、満足なんですけど。

こういう人の生活に関わるものに欠陥があると、本当に落ち着かないっていうか不安ですよね。僕もNTTにいたからインターネット回線や電話回線工事の手配をしたことがあるし、インフラ工事の一つひとつに多くの人が関わってるはずなんですよ。

だから下手すると、日本が誇るインフラに歪みが出てきてるんじゃないかっていう心配をしました。

柳澤:他の下請けだと、Amazonで注文するとヤマトさんとか佐川さん以外の配達業者さんも来るじゃないですか。個人でやってるような方から。

うちは戸建てなんで、玄関前に置いといてくださいって依頼しているんですね。大手宅配業者さんだと、雨が降っているときは荷物が濡れないように玄関の奥に置いてってくれるんですけど。

でも、この前来た人は雨が降ってるのに、雨がかかるところに置いてっちゃいましたからね。

杉本:ありますよね。でもすごいなと思うのは、ヤマトの人はちゃんと挨拶してくれるし、セールスドライバーさんは地域の担当が決まってるじゃないですか。だから誰々さんってわかるし、コミュニケーションがちゃんとしてる。

荷物の置き方もちゃんとするのは当たり前で、そこから先のコミュニケーションもしっかりしてるから、すごい安心だし、こちらも覚えるんですよね。

Amazonがないと困るんですけど、配送のところは怖い。

柳澤:孫請けみたいになってるから、クオリティが下がるんでしょうね。

杉本:エアコン業者もたぶん孫受けなんだろうな、挨拶もなかったし。そういう基本動作ができてることが、着実な作業ができてるかできてないかに通じるんだと思った。

柳澤:エアコンどうするんですか?

杉本:引っ越し業者の人にこの状態を連絡しないとなー。そもそも昨日連絡が来なかったっていうことは1クレーム入れてるわけですよ。

だけどこれで欠陥工事をして、さらにもう一回工事が来るんですよ。寝室の3つ目のところが終わってないから。本当は1日で終わらせるはずだったんですけど。

だから終わってないことと、さらに欠陥工事なんじゃないかっていうことも含めて、値引き依頼っていうか、もう工事費なかったことにしてもらうとかいいですかね。どう思います?

法人営業だったら謝罪訪問するレベルですよ。

柳澤:僕だったら、取り付け業者を変えてもらいますね、インフラなんで。困っちゃうじゃないですか、日常生活が。

だからちゃんとした業者さんに工事を履行してもらいますね。

杉本:法人営業らしいですね。もうお宅は出入り禁止だと。出入り禁止で他にするぞっていうことですよね。本当にそうだよな。

柳澤:今回のケース、僕だったら吠えちゃうかもしれない(笑)。

杉本:吠えますよね。これ私だけだったら我慢もできるけど、家族にも影響あるからね。子供が2歳と0歳、妻もいるし。

ここの僕の部屋だけエアコンが動いてるから、下手するとあの壊れたエアコンの部屋で寝かされることになるな。

笑い事じゃじゃねえって。今晩やばいことになるよ、俺。困っちゃうな。


お知らせ

番組の𝕏アカウントもありますので、よかったらフォローをお願いします。

■番組の𝕏アカウント
Podcast番組「40’s Biz talk」

◾️パーソナリティーの𝕏アカウント
Koichi Sugimoto / 世界を豊かにするザ法人営業
柳澤大介|新しい売れる仕組みを作る

番組はご利用のポッドキャストサービスで聴けます。
■Spotify

■Apple Podcasts

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?