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毎日の仕事にどれだけ「AI」使ってる? 気づいたら使ってたパターンも…
「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。
音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第72回は「生成AIぶっちゃけ活用できてる?」です。
サマリー
ZoomのAI機能が便利で、議事録や要約の作成精度が高い
生成AIそのものだけでなく、各種サービスに搭載されたAI機能をどう使うか
気づくとAI機能を活用していて、仕事に占める生成AI比率が上がっている
それでは、本編の内容をお届けします。
Zoomの「AI Companion」が便利
柳澤:今回の40's Biz talkのテーマは「生成AIぶっちゃけ活用できてる?」です。ここ1、2年じゃないですか、急に生成AIが出てきて。振り返ってみると、生成AIがSaaSとかにも組み込まれてたりとかするので、意外と使っていること多いですよ。
杉本:本当に? 例えばどういうところで使ってます?
柳澤:ZoomのAI Companionって知ってます? 最近Zoomに実装されて、ミーティング終わった後すぐに議事録が送られてくるんですよ。タイムラグほぼなく。
杉本:結構いいと思ってる感じですか?
柳澤:僕は良かった。精度も良くて。
杉本:私は逆で、要約とか文字起こしの精度が全然良くないなって思ってたんですよ。
柳澤:本当ですか?ここ1ヶ月間くらい使ってるんですけど、すごい精度が高くて、話者分離もちゃんとしてるし。ネクストアクションも割とはっきり書いてあって。
杉本:私、前はAIのスタートアップとかにいたので、試し始める機会が出たての頃だったんです。文字起こしの精度が100点満点中70点くらいだなって思ってて、これは使えないわって思ってすぐ離れちゃったんですよね。
議事録とか商談をZoomとかで入った時に、文字起こしと要約と次のアクションをオーダーするサービスがあって。最初にZoomで試してうまくいかなかったからそのサービス使ってたんですよ。
柳澤:最近、「tl;dv」を使ってる人多いですよね。それを使おうと思ってたんですけど、UIが基本全部英語なんですよね。だからいまいちあれだなーと、でもまあ無料だしいいかと思ってたら、ちょうどそのタイミングでZoomからも精度上がりましたよ、みたいな連絡が来て。
使ってみたら僕的にはZoomの方がめっちゃいい感じがしますけどね。
杉本:じゃあ私が試した時よりだいぶ性能が上がったのかな。
柳澤:そう。で、面白いのが、たとえば1時間の会議に3人出ていて1人の方が15分遅れて入ってきたりすること、あるじゃないですか。
ZoomのAI Companionを起動させておくと、遅れてきた人が今まで話したことの概要を教えて?ってAI Companionに尋ねると、サマリーをバッとすぐ送ってくれるんですよ。だから遅れてきても今どういう状況なのかすぐわかる。
あと最近面白いなと思ったのは「SPEEDA」なんですけど。
杉本:比較的お高いやつじゃないですか。
柳澤:めっちゃ高いですよ。年間600万円弱ぐらいするんじゃないかな。
杉本:え、それを柳澤さん、今使ってるんですか。
柳澤:使ってます、使ってます。
杉本:すごいじゃないですか。けっこうな大企業じゃないと使わなくない?
柳澤:たぶん、SPEEDAを契約してる会社の中では、うちの会社が一番小さい会社なんじゃないかな。でもまあ仕事柄、こういう分析すごいするので。
杉本:羨ましいな。使えたらすごい良いだろうなって思ってるんですよ。
柳澤:セールストークとかを自動で生成してくれるんですよ。
各種サービスに搭載された生成AIをどう使うか
杉本:生成AIぶっちゃけ活用できてる?ってテーマを挙げた時には、ChatGPTとかClaudeとかCopilotとか、そういうのをどう使ってますか?という意味で挙げてみたけど、今ってあらゆるSaaSのサービスに入ってるじゃないですか。
だから生成AIをどういうプロンプトで書こうかとかじゃなくて、SaaSサービスの中に組み込まれている生成AI機能をどう使いこなせてますか?っていうところだよね。
柳澤:2024年の頭ぐらいは、いかにChat GPTのプロンプトをうまく書くのかだったんだけど、どのSaaSもどんどん生成AIを組み込んできてるので、気が付くと使ってるんですよね、日常で。
杉本:まだ使いこなせてないけど、生成AI付きのレコーダーとかがあって、ワンタップで使えるようになってるから、お世話になってるんですよね。素晴らしい時代になってきましたね。
柳澤:あと、これ生成AIと関係あるかどうかあれだけど、TeamsでWeb会議してるとリアルタイムで翻訳してくれるっていう機能。音声同時Copilotっていうのかな。
杉本:Copilotね。気になってるけど僕は使ったことなくて。基本的には生成AIはChat GPTしか使ってなくて。Claudeの方がいいよ、とかいろいろあるけど結局、Chat GPTしか使ってないんですよ。
柳澤:僕もほぼそうですね。
杉本:壁打ちをしたり、プロンプトとか書いたり、トークスクリプトを書いたときにもうちょっと良く直してくれとか、いろいろな機能で使ってるのはChat GPTだけで他は使ってないんだけど、Copilotの音声同時通訳機能とかいいなぁ。
柳澤:これすごいですよね。このレベルでリアルタイム翻訳できちゃうんだったら、本当に英語勉強しなくてもいい世界になってきちゃいますよね。
気軽に使い始めやすくなり、気づくと仕事に占める生成AIの比率が上がっている
杉本:生成AIを習っていくときにプロンプトとか何とかやってたけど、悩み事に対して何のツールを使えばいいっていうところから教えるサービスがあったりしないのかな。
例えば提案書を作るときに、生成AIを活用して作っていくのに一番簡単な方法は何?とか。
柳澤:「Autoron」(オートロン)っていうのかな、一時期使ってたんですけど。プロンプトを書くのが難しい課題に対して、プロンプトのテンプレートパターンみたいなのが選べるものです。
例えば悩みを相談する場合のテンプレート、プログラミングのパターンだとこのテンプレート、提案アイデアを考えるテンプレート、みたいにプロンプトが業務ごとに選べる。1ライセンス2000円ぐらいなんですけど。
杉本:ちなみに一時期使ったけどってことは今は使ってない?
柳澤:今は使ってないです。結局Chat GPTとかでもいけそうだなって思って使わなかったんですけど、最初うまくプロンプトが叩けない場合はこういうのを使うと楽かなって。
杉本:なるほどね。ある程度プロンプトがつくれたり慣れたら必要なくなっちゃうってことですね。
柳澤:そうですね。最近使っているのはChat GPTと、GoogleのGeminiですね。
杉本:Googleのやつは、普通に使っちゃってますね。
柳澤:GoogleドキュメントとかGoogleスライドと連携できるけど、まだそこらへんはいまいち使えてないんですよね。
でも面白いですよね。この半年間で、仕事に占める生成AIの比率が増えてきてるから、1年後はたぶんもっと増えてるだろうなって。
杉本:そうだよね。私も生成AIのレコーダーとか、Canvaの一部機能も使ってたし。AI Companionのやつも私は精度があれでとか言ってたけれど、よく考えたらインプットした内容をうまくまとめてくれる系のサービスっていつの間にか普通に使ってる。
僕の場合は特に商談とかが多いので、商談の内容をうまくまとめるとか、商談の手前で準備する内容とか、ここに書いてあるのをインプットしてトークを考えてくださいみたいなこととか、いろいろしてた。
いつの間にか使ってたなって気がつきました。
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Koichi Sugimoto / 世界を豊かにするザ法人営業
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