自分の作りたいイメージを現実に
408ownworksではサンダル作りをメインにしつつ、自分の作りたいものを作る活動をしている。自分が欲しいものを作る。今の時代は色々なものが簡単に作れる良い時代だなと思う。ものづくりのハードルは低くなってると思う。行動出来るかどうか。
オリジナルジェットキャップを作りたい
きっかけはmoonlightgearのyoutubeを見ていてZpacks 5 Panel Hat Blackをかぶっているのを見てカッコ良いと思ったから。いつだって理由はシンプル。
サムネで2人がかぶってる写真がそう。
Zpacks 5 Panel Hat Blackは現在は売ってないみたい。売ってないものは人間欲しくなるよね。笑
それならば作ろう。という事でイメージしてみる。
どんなキャップが良いか?
被りが浅くフラットなつば、サイドがメッシュになっている
オリジナルの革のワッペンをつけたい
サイズ調整の箇所はゴムに
スタート地点ではこんな感じ。頭の中で考える。その時間がまた楽しい。
ボディとなるジェットキャップを探す
ゼロから作るのもありだが縫製技術なしの私だとクオリティが担保出来ない為、小ロットで安く、早く、簡単に”自分たちだけ”のオリジナルを作ってくれるCORNER PRINTINGさんで探してみる。
探していると、結構あっさりとイメージと近いものが見つかる。
選んだのは、
AS colourというメーカーは知らなくて調べてみてもあまり情報はなくて無地キャップ自体あまり日本では販売されていなかった。条件の被りが浅くサイドがメッシュになっている点もクリア。
しかし、被った際のシルエットや情報がネットの写真しかなく、ボディをネットで購入するより、CORNER PRINTINGさんで刺繍加工ありのものを購入した方が安いっていうよくわからない状態だったので、バックに刺繍を入れたものを作る事を決めた。
実物を見ていないし、需要もあまりないだろうから自分のも合わせて3つだけ製作する事に。
バックの刺繍は408ownworksが掲げている「OUT OF STEP」という言葉を入れる事にした。
フロントにつける革パッチを作る
当初は四角い普通のものにしようとしてたんだけど、たまたま昔作ったキーホルダー用のサンダルの抜き型があったので、それを活かしてサンダルの形に408ownworksの刻印を入れることにした。
刻印は真鍮のものがあったがサイズが大きいため新規に作る事に。調べていると樹脂の刻印を発見しコスト的にも素敵だったので樹脂刻印を作る事にした。
サイズ調整の箇所のカスタムについて
キャップのバックのサイズ調整する箇所も少しこだわりたかった。
トムサックスの個展に行った際に見かけた「ウエスタン ハイドロダイナミック リサーチ」のハトメを打ってアウトドアコードを通しただけのシンプルなキャップにやられて、実際にメルカリで買ったぼろぼろのステューシーのキャップをカスタムしてみて特に問題なく使用出来ているので今回もその仕様で行くことにした。
アウトドアコード(ゴム)のカラーを自分で変更出来るよう(はじめはブラックがついています)ホワイトのアウトドアコードを付属品としてつけました。
長さの調整は結ぶ変えるだけで簡単に出来ると思います。長すぎる場合はカットしてライターで少し炙ってほつれないようにしてもらえれば大丈夫です。
おまけ
そんなこんなで完成しました!
自分の頭の中でイメージしてそれを形にする。うまく行くこともあればうまくいかない事もありますが、今回はイメージ通り!満足の出来です。
という事でごくごく少量ですが販売もしようと思います。
良かったら買ってください!
2023/1/19追記
ありがたいことに完売しました。自分としてもよく出来たと思うのでとても嬉しいです。買ってくださった方ありがとうございました!