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24.epoch

▶ 物を壊しまくった話

2022年。年始早々にスマホの保護フィルムが割れた。初めての事だった。それからも頻繁に割れ続け、年末とうとう画面が割れた。

今年は様々なものが壊れた。初詣前に洋服のボタンが取れ、購入したネックレスは数日で壊れ、久々に運転したら車をぶつけた。スマホはリンゴループを繰り返し、6年住んでいる部屋で初めて電球が切れた。コロナに感染した結果、それに引っ張られるように精神が崩壊した。

今年最初のnoteで「行動したら行動した分、何かが壊れていく日々を生きていますが、壊れてどうしようも無くなってしまったものは無いので、今年はおそらくこんな感じかなと。あー、、、って言いながらすぐ大丈夫になる。」

と綴っていたことはわりと当たっていた。物が砕け散ったり、紛失した訳では無いので大半のものは直った。精神は3ヶ月かけて漸く復活した。幸い。幸い。わたしの運の良さよ、有難う。

ただ年末に割れたスマホの画面はわたしではどうすることも出来なかった。これはきっと不調のまま使い続けるわたしに痺れを切らした神が「さっさと買い換えろ」と背中を押してくれたんだと思っている。来年は性能の良いカメラで沢山写真を撮りたい。

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▶ 活動10周年の話

405として活動を始め、10年が経つ。振り返れば一瞬だったようにも思うが、作品一つ一つを見ていくと、10年の間あちらこちらで心を揺さぶられてきたなと思う。わたしの後ろで、過去に吐き出したものたちがふらふらと、姿形を変えながら羅列している。

今年は抽象画という新たな世界と出会えることが出来た。わりと大きな進歩だと思う。

そういえば最近やっと、ライブペイントを自分なりに楽しめるようになってきた。この心境の変化は、次に大きく繋がると確信している。

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▶ 続けてきたことを辞めた話

今年30歳になった。そしたら急に、女らしくなりたくなった。変わりたい願望が溢れ、約20年通い続けた美容室を辞めた。髪型を変えたお陰で、今まで無縁だったスカートが履けるようになった。新しい自分が次々に現れる。

もう1つ。
祖父が無くなってからずっと、ノートに日々を記録することを辞めなかった。一日一日、義務のように使命のように書き続けた日々を、今年の秋に辞めた。

前に「呪われてるね」と言われたことがある。呪縛。霊的な意味ではなく、思考的な。自分で自分を縛っているような。時間はかかっても解いてあげなければいけないと、心のどこかで思っていた。
コロナ明けで精神が不安定になったタイミングで、文字が一切書けなくなった。自ずと記録もできなくなり、気付けばそのノートに触れることも無くなっていた。手放した日々の記録は、その呪縛を解く第一歩のように感じた。少し、楽になった。

新しい何かを手に入れるためには、何かを捨てなければいけない。わたしは守ると言うより、固執しすぎていたように思う。守ることの美しさも勿論あるが、新しいものを探すために、少しずつ手放すことも大切だと学んだ。

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▶ お金の使い方を変えた話

毎月、わりと高額な出費があった。その出費を軸に生活費を節約したり貯金の調整を続けていたが、それを一旦止めてみた。

消費対象を別の世界に向けてみると、生活が少しずつ変化した。美味しい味をたくさん知ることが出来るようになり、色々なファッションを試してみたくなった。ストライクゾーンが広くなり、今まで「贅沢だ」と我慢していたものを素直に楽しめるようになった。お金は人を豊かにしてくれるのね。

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▶ 酒に目覚めた話

今年一番の発見は、お酒が美味しいと感じるようになった事だと思う。日本酒に嵌りそう。蔵開きとか酒蔵巡りとか行ってみたい。


2022年、様々な変身をした30代のスタートをとても気に入っている。来年も良き年になりますよう。

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