百色傷女
沢山の思い出だらけ
気付いた時は過ちだらけ
想い想いの夢乗せて
今宵はどうか貴方様のお傍に
わたしの後ろ姿ばかり
眺めてるだけなんて卑怯よ
おいでなさいその美しい
男前の顔をよく見せて
百色の出会いを知り
百色の恋に落ちた
百色の愛を紡ぎ
百色の別れを見取れば
貴方、貴方、貴方、その向かう側
揺れる、揺れる、ねぇ、百色挽歌
消える、消える、消える、その声と
昼と、夜と、昼と、夜と、夢と。
百色の日々を過ごし
百色の孤独を唄えば
百色の儚き空に
百色の浅き夢を
貴方、貴方、貴方、その向かう側
揺れる、揺れる、ねぇ、百色挽歌
消える、消える、消える、その声と
昼と、夜と、昼と、夜と ―(夢と)
貴方、貴方、貴方、その向かう側
揺れる、揺れる、ねぇ、百色挽歌
消える、消える、消える、その声と
昼と、夜と、昼と、夜と 、
貴方、貴方、貴方、貴方
消える、消える、ねぇ、百色挽歌
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椎名林檎さん ✕ 小林賢太郎さんの短篇キネマ
「百色眼鏡」に影響を受けました。
昼の女と夜の女と、一人の男
2つの声を掛け合わせた切ない恋詩。
曲もMVもあるけれど
何年も前なのでもう恥ずかしくて出せない。