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シャンチー shang chi 感想 一部ネタバレあり

今までのマーベル映画の中でも高い評価を受けているとの事だったが私も素晴らしい作品だったと感じている。
まずこの映画の特徴としてはアジア系ヒーローが初のマーベル映画主役をつとめるという所だが、主役のシャンチーは高校時代にアメリカに移住しているという設定のため英語はしっかり話せるため英語圏の人々にもしっかり感情移入させる事ができるようになっていると思う。
かれにはしかし登場人物のほとんどがアジア系の人々でありこれは「アジア人をしっかり描いているんだ!」というのもしっかり伝わる。アクションシーンもしっかり中国武術的なものを取り入れているため変にCGを使い過ぎる事なく、リアルに描けている。
しかし私が最も感動したのは作中流れるBGMで中国の雰囲気をしっかり味わえるBGMもあれば雰囲気が偏らないようにDJスネイクの「run it」やシャンチー役シム・リウ本人が歌う「HOT SOUP」などの洋楽BGMも流れこの映画の雰囲気作りには本当に脱帽させられあた。現在コロナ禍でアジア系差別が増える中、アジア人のイメージをあげるような活躍をするMLB大谷翔平、サッカー界ソ・フンミンに並ぶヒーローが誕生したのではないだろうか

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