今週のCSレポート

はじめまして。FairProsのあらましです。
今回、初めて記事を書きました。不慣れなところもあり、少し読みにくいかもしれませんが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

これからも毎週CSレポートを書いていく予定なので是非よろしくお願いします。

･今週の調整において意識したところ

　今週はシモカワCSとシーガル名取CS出る予定でした。自分は基本的には仙台のCSに参加することが多いですが、今回はあー/中村さんが行きたいというので参加することになりました。

　自分は何回か関東のCSに参加したことがあり、それまでの経験から仙台の環境と違うところは、各個人が好きなデッキを使用していること、【ナウオアネバーループ】が少し多いことだと考えました。

　何がいるかわからない、何に当たってもおかしくない環境だと考えていたので、メタに回るようなデッキを使用するより、デッキパワーがずば抜けて高い【ドッカンデイヤー】の使用がいいと考えました。

これがシモカワCSにて、自分が使用したリストになります。

　このデッキのコンセプトは、4キルすることを目標にしつつ、妨害がきても自分の動きを通すことです。
　4キルを簡単に説明すると、マナ6枚のうち、赤2枚と青、黒、緑を最低1枚用意して、手札に≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫とコストにするカードを用意します。あとは、GRするだけです。ミスったり、GRの捲れ方が悪いと止まってしまいます。

　【ドッカンデイヤー】の強みとは、圧倒的なスピードで勝つことができることだと考えています。

　4キルを狙って成功したらゲームに勝利、失敗して思うようにGRクリーチャーが捲れなかったとしても、大量にアドバンテージを稼ぐことができることができます。

　最初に考えていた時は、4キルを狙いやすくする構築を考えて、≪*/弐幻 ムクチューン/*≫を採用していましたが、既存の【ドッカンデイヤー】には、≪解罪 ジェ霊ニー≫があり、【シータバーンメア】には≪奇天烈 シャッフ≫が採用されていて、妨害を挟み、テンポロスを狙ってきます。

≪*/弐幻 ムクチューン/*≫の強みは、4キルの精度が上がること、≪MEGATOON・ドッカンデイヤー≫が出てからでも、効果が噛み合っていてGRを掘り進められることだと考えています。

しかし、先手の時に、≪*/弐幻 ムクチューン/*≫と≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫の2枚をキープしていてとして、妨害が飛んでこないのなら最高のハンドキープですが、飛んでくるのが当たり前のリストが最近は多いと考えいました。

　何がいるのかわからないとは言ったものの、やはり、環境トップと言われている【ドッカンデイヤー】と【シータバーンメア】は意識しておきたいと考え、妨害に対するアプローチを考えました。

それは、ギガオレガオーラです。特に≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫です。

　どうして≪奇天烈 シャッフ≫、≪解罪 ジェ霊ニー≫が辛いのか。それはすべて≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫に依存しているからと考えました。≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫はこのデッキにおいて最強のカードだと考えています。しかし、そのカードに依存しているため、少し妨害されるだけでテンポロスしてしまいます。

　では、テンポロスしないためにはどうするべきか。最初から強いハンドキープをすること、と考えました。≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫と他にGR召喚を複数回出来るカードをキープするだけで自分の動きは止まらない、相手は妨害をしているターンはこっちにかまっているので、自分の動きは進まないのでそこで差が出来ると考えました。

≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫は≪解罪 ジェ霊ニー≫で≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫を抜かれてもハンデスをしながらGRすることができ、≪奇天烈 シャッフ≫が出てこようと、手札1枚と一緒に消すことができます。

単純にハンドキープを強くするだけで、【シータバーンメア】には5分以上、【ドッカンデイヤーミラー】では、6～7割程の勝率が出せるようになりました。

・カードの採用理由について

≪神秘の宝箱≫
マナに足りない色を持ってこれる繋ぎのカードです。4キルするにはしっかり色は揃えなければいけないので採用しました。

≪天災 デドダム≫
色が強く、≪マリゴルドⅢ≫から出して強いカードです。3ターン目までに色が揃えば繋ぎにもなります。

≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫
　先も述べたが、ハンドキープを強くできるカードの中で一番強いと考えて採用しました。≪*/弐幻 キューギョドリ/*≫も考えましたが、≪奇天烈 シャッフ≫を消せない、パワーが2000しか上がらないが、≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫はその点をちゃんと抑えているので採用しました。
　パワーラインが上がることはとても大切で、【シータバーンメア】に対して≪自戒系GR≫と≪天啓CX-20≫、≪マリゴルドⅢ≫が捲れた場合に付けることでパワーラインが6000以上になり、≪グレープダール≫から≪バーンメア・ザ・シルバー≫にJチェンジしても同滅を狙い、≪せんすいカンちゃん≫が腐り、≪無限合体ダンダルダBB≫のJトルネード先を潰すことができるようになります。これらの点から、採用しました。

≪γγ モンキュウタ≫
　緑の枚数配分と≪マリゴルドⅢ≫から出せるギガオレガオーラであることを考えて採用しました。

≪奇天烈 シャッフ≫
　【ナウオアネバーループ】が多いと感じていたので2枚採用しました。このカードは≪奇術師 ディール/本日のラッキーナンバー≫がループ出来なかった場合にも必要なので最低1枚は採用しています。メタカードでもあり、ループパーツでもあります。

≪メガ・マナロック・ドラゴン≫
　赤で単体で強く、このカードもまた≪奇術師 ディール/本日のラッキーナンバー≫がループ出来なかった場合にループします。

≪百発人形マグナム≫
　≪斬罪 シ蔑ザンド≫ではなく、≪百発人形 マグナム≫である理由は、メタとしても使えてループパーツにもなるので≪百発人形 マグナム≫を採用しています。

≪緑銅の鎧≫
　マナに見えるだけで赤マナを無理やりくっつける事ができる、ループパーツを持ってくることができる、ブーストの繋ぎになること、と自分の動きを通しやすくすることが出来るので採用しました。

≪奇術師 ディール/本日のラッキーナンバー≫
　単純に強いです。引くだけでゲームがひっくりかえるので採用しました。このカードと≪鎧亜の咆哮 キリュー・ジルヴェス≫が見えればループします。

≪鎧亜の咆哮 キリュー・ジルヴェス≫
　赤の中でも色が強く、≪BAKOOON・ミッツァイル≫がボトム落ちしても殴ることが出来ます。ループパーツでもあります。

そして迎えたシモカワCS当日。

　予選1回戦目は【ドッカンデイヤーミラー】

　自分が後手でした。お互いに3スタで、自分は≪天災 デドダム≫を2ターン連続でプレイして少しずつ差を広げ、想定通り、≪解罪 ジェ霊ニー≫が飛んで来ました。≪‘‘魔神轟怒‘‘万軍投≫を抜かれてしまったが、ギガオレガオーラと≪MEGATOON・ドッカンデイヤー≫をキープ出来ていて、そのまま勝ち。

　2回戦目は【赤青覇道】

   この試合も3スタでした。≪神秘の宝箱≫スタートして、盾に≪テック団の波壊GO!≫があるのを確認し、何故か≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫もギガオレガオーラも見えなかったので≪天災 デドダム≫と相手の鬼面をうまくリソースにしながら≪奇天烈 シャッフ≫で≪‘‘必駆‘‘蛮触礼亞≫を止めて、山を掘り、相手がしびれを切らして≪MANGANO-CASTLE≫を使い、殴ってきたので≪テック団の波壊GO!≫を踏ませて、返しに盾から拾った≪MEGATOON・ドッカンデイヤー≫を出して勝ち。

3回戦目は【ドルマゲドンNEXT】
   相手が事故っていて、自分は2→4→6で≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫をキープしていたが、≪メガ・マナロック・ドラゴン≫を出して1ターン止まり確実に≪ヨミジ丁‐二式≫を使えるようにして。次のターンに安全にループして勝ち。

4回戦目は【カリヤドネ】
　2→4→6の動きは出来るがハンドには≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫が無く、≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫は持っていて、ここでの分岐は3ターン目に宝箱で赤マナを持ってきて上から≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫を引くことに賭けるかか、マナに≪奇天烈 シャッフ≫を用意して、次のターンに≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫で≪マリゴルドⅢ≫＋リソースカードを捲るかの2択がありました。

自分は手札にないカードで戦うことはしないので後者を選択。仮に上から≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫を引いたとしてもGRの試行回数が増えて≪マリゴルドⅢ≫を捲る確率が少しでも上がると考え後者を選択しました。

　結果、上は≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫で≪マリゴルドⅢ≫は出なかったが、≪回収TE-10≫と≪天啓CX-20≫が捲れていて、次の3回のGRでゲームに勝てていたので完全に裏目に出てしまい、返しにループされて負け。

ただ、これは結果論にすぎないし、自分の中ではミスだとは考えていません。仕方ないことだと割り切り、切り替えました。

5回戦目は本日2度目の【赤青覇道】
　自分が先手で2→4の流れで≪神秘の宝箱≫を使い盾に ≪テック団の波壊GO!≫があるのを確認しました。しかし、何故かまたGR召喚するカードを引けず、2回戦目と同じ戦い方をして、相手が≪MANGANO-CASLTE≫を使い殴ってきたので、≪テック団の波壊GO!≫を踏ませて、盾から拾った≪MEGATOON・ドッカンデイヤー≫を出してループして勝ち。

6回戦目は再び【カリヤドネ】
　自分が後手で2→4→6で動いて上手く色も揃ったが、≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫を引いておらず、≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫から入るのは不安要素が大きく、≪奇術師 ディール/本日のラッキーナンバー≫を使い、1ターン上のカードを見てからGRすることにしました。次のターン、上から≪‘‘魔神轟怒‘‘ 万軍投≫を引いてそのままループに入って勝ち。

こうして自分は予選5-1、6位通過しました。

本戦1回戦目の相手は、【ガンバトラー】
　【ガンバトラー】だったので≪ガチャダマン≫から≪ジェイ-SHOKER≫が出てきても大丈夫なように盤面に生き物を出さないようにブーストしていきました。
　幸いにも、ガンバトラーも洗脳センノーも出てこなかったので4キルを狙いに行くも、≪マリゴルドⅢ≫も≪ヨミジ丁-二式≫もなしで盾に≪テック団の波壊GO!≫もなかったのでそのまま貫通して負け。悲しい。

シモカワCSは本戦1没で終わりました。

翌日のシーガル名取CSは≪奇天烈 シャッフ≫1枚と≪γγ モンキュウタ≫1枚を≪闘争類拳嘩目 ステゴロカイザー/お清めシャラップ≫に変更しました。理由は仙台は【カリヤドネ】が少し多いのと、【カリヤドネ】は増えてもおかしくないと考えて採用しました。

  予選1回戦目は【赤単バルガ】
  先行4キルして勝ち。

2回戦目は【シータバーンメア】
相手のプレミを拾って勝ち。

  3回戦目は【ドッカンデイヤーミラー】
　致命的なプレミをしてしまい、負け。
マナには青が≪天災 デドダム≫のみで、≪マリゴルドⅢ≫の効果で出してしまい、マナから青がなくなってしまい、GRが出来ず、負け。

4回戦目は【シータバーンメア】
≪天災 デドダム≫を2回と≪霞み妖精 ジャスミン≫を使って7枚山掘って、赤マナが見えず敗北。

5回戦目は【ドロマーハンデス】
少し盤面を広げて、GR召喚するカードをあまり引けなかったので、≪テック団の波壊GO!≫を使い盤面で押し通して勝ったが3-2でオポーネント祈りでした。

結果は17位落ちでした。やらかしました。

名取CSのベスト4には【カリヤドネ】が2人いて、≪闘争類拳嘩目 ステゴロカイザー/お清めシャラップ≫はそんなに間違えていなかったかなと感じました。

・来週に向けての課題
　プレミをしないように気を付けて、正確度を上げていくことだと感じました。デッキはいいものに仕上がっていると考えているので、≪闘争類拳嘩目 ステゴロカイザー/お清めシャラップ≫と≪*/弐幻 ムクチューン/*≫の有無を考えるべきと思います。
　≪骸魔宮 ドクロガリヤ≫は今週の関しては、3枚必要と考えていましたが、【カリヤドネ】に対しては速度勝負or墓地メタが必要なので、この枠を動かすのが妥当と考えます。