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すべてのゲーマーに送る挑戦状、再び!「ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY」


なんこれ
多すぎやでこれ


挑戦者入られまーす


2007年11月15日。
すべてのゲーマーに向けて、1つの挑戦状が出た。

レトロっぽいゲームをたくさん詰め込んだ「ゲームinゲーム」として発売されたゲームは、かなりの売上を叩き出した。

それから1年3ヶ月後…

これだけ公式サイトなかってん

すべてのゲーマーに向けて、新たな挑戦状が叩きつけられた。
1から更にパワーアップして登場した本作は、
もうビックリするぐらい売れたとか……

そんな2作品を今遊ぶには、DSか3DSを用意せねばならず、
少しハードルが高いと思われていた。


もしも……



有野の挑戦状と……
有野の挑戦状2が……



Switchで遊べたなら…………



おい
余計なことするなよ

出た~~~!!!

????????????


帰ってきた!有野の挑戦状

実際の挑戦部屋を再現してるらしい

ということで、名作シリーズがひとまとめになって帰ってきました。

といっても、本編自体はほぼリマスターといった内容で、多少追加がある以外は変わってないようです。

このゲームは1・2共に「80年代にタイムスリップして、ファミコンっぽいゲームを遊ぶ」という内容になっている。
つまりゲーム内ゲームがいっぱいあるよ!って感じ。

ただ遊ぶだけではなく、特定エリアまでゴールするとか、特定のアクションを決めるとか、そういたゲームのチュートリアル要素も含んだ挑戦をクリアすることで、ゲーム本編のストーリーが進んでいく。

そんな君をありの少年(本人ボイス)が隣で色々喋りながら応援してくれるぞ!

という説明ばっかしても面白くないから…

ゲームセンターCX…

課長オーン!


ゲームセンターCX 有野の挑戦状

ちなみにクリア前は「やりこみ」「サウンド」が隠れてるぞ

ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(ゲームセンターシーエックス ありののちょうせんじょう、Retro Game Challenge)は、2007年11月15日にバンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)より発売されたニンテンドーDS用ソフト。フジテレビCS放送・フジテレビ721(現:フジテレビTWO)で放送の番組『ゲームセンターCX』の企画から誕生したゲームである。開発元はインディーズゼロ。ゲームのジャンルは“ゲームinゲーム”。

Wikipediaからやで

番組『ゲームセンターCX』にて、数々の挑戦に失敗してきた有野課長の、「もっとゲームがうまかったら…」という無念の思いがニンテンドースイッチに宿り、デジタルな姿の「ゲーム魔王アリーノー」となって実体化した!
そこはニンテンドーDSちゃうんかい。細かいなあ。

アリーノー

彼は日本中のゲーマーに対し挑戦状を叩きつけた。
そう、このゲームこそが、有野から君に送られた「挑戦状」なのである!

ということで、80年代の子どもの姿にされた上に、
80年代のゲーム少年の家に吹き飛ばされます。

新しいゲームが解禁される度に、発売日まで日数が飛ばされる
名前聞く時は自分から名乗るんやで

で、右の少年が、その家の住民である、ありの少年
ゲームを買ってきてくれたり、雑誌を買ってきてくれたり、ゲーム中に茶々入れたりしてくれます。
ちなみに設定でありの少年を黙らせることもできるぞ

なんか目標遠ない?1枚目やでこれ

自己紹介とかを終えると、アリーノーから挑戦状が届けられる。
これを達成していくのが、このゲームの目標だ!
ちなみに最終的には全部のゲームのエンディングを見ることになるぞ。

ほんとは開始直後だとこの1冊しかないぞ

その前に、ありの少年がついでに買ってきてくれるファミ通ゲーム雑誌を読んでみよう。

この3体で飛んでくるってことは、ってね

ゲームファンマガジンは、このような感じで、裏技やテクニックを解説してくれる。
その他にも、「ついに発売!」みたいなページとか、編集者が遊んでみたレポ的なページとか、「あのゲームがもうすぐ発売されるらしい…」みたいな発売前特集とかが掲載されていて、ゲーム雑誌を読む時のようなワクワクが詰まっている。
ちなみにこの編集者たちは番組のスタッフらしいぞ。

本当に細かいことだけど、2画面から1画面に移植する都合で「雑誌を見ながらゲームを進める」といった機能と、下画面にメモを用意する機能がオミットされているぞ。しょうがないね。

さて、ここからは、ゲームに登場する8本のゲーム達を紹介していくぞ!
今作はすべてファミコンゲームコンピューターのソフトだ。


コズミックゲート(TOMATO)

ギャ◯ガ
すべてのゲームに説明書も付いてるぞ
タイトル画面

1本目はTOMATO社から発売された「コズミックゲート」。
アーケードからの移植作らしい。
左右移動だけで自機を動かして、

なんかきた!
集まってきた!

画面上部に集まる敵編隊を撃ち落とすシューティングゲームだ。
全部撃ち落とすと次のステージに進むぞ。

なんか出た!

光ってる敵を撃つとパワーアップアイテムが落ちてくる。
これを拾うと自機がかっこよくなって、最大2連射から、3発まで連射できるようになり、3発目は敵を貫通するミサイルが出る
一度に貫通した数が多いと得点が跳ね上がるぞ!

アステロイド!?

3ステージ毎にASTEROID ZONEに入る。

隕石と1UPトマト

このゾーンでは隕石がいっぱい落ちてくる。撃ち落とした数に応じて後でボーナスがもらえるぞ。
隕石が落ちてくる以外の要素はないが、隕石にぶつかるともちろん残機がなくなるので、なるべくぶつからないようにしよう。
更に、大きくて硬い隕石を壊すと、たまに残機が増えるトマトが落ちてくるぞ。
なんでトマトやねん。TOMATOやからか?

これを繰り返して、50面まで到達するとゲームクリアだ。
特に難しい要素もなく、遊びやすいように見えるが、それなりに連射を要求するくせに連射機能が付いておらず、Aボタンにしかショットが付いていないので、右親指がめちゃくちゃ疲れるぞ。なんでやねん。

そういえば、一気に最後までワープする方法があるとか……


からくり忍者ハグルマン(GEARS)

忍者じゃ丸
タイトル画面

2本目は「からくり忍者ハグルマン」。

HELP!

敵にさらわれたお姫様を、

忍者

忍者が助けに行く、っていうストーリーだ。よくあるやつやな。

ステージの最初にボスのシルエットが出る
ステージ1

このゲームは横スクロールアクションゲームだ。
画面中央にいるハグルマンが、手裏剣を投げたり、扉に入ったり、敵を踏みつけたりして、ステージ内の敵を全員倒すことが目標だ。

これは手裏剣の飛距離が伸びる

敵を倒すと、たまにパワーアップアイテムを落とすぞ。
いくつか種類があるけど、「同じアイテムは効果が重複しない」以外のデメリットとかは無いからいっぱい集めよう!

リの扉

そして色んなところにあるこの扉。実は回転扉になっている。
扉に重なって、上を押している間入ることができるぞ。

なんかいた!

例えば、せっかくだからこの赤い扉に入ると、画面内にある赤い扉が全部回転する。回転に巻き込むことで敵に攻撃することもできるぞ。

そして、扉に入って、他の扉が連動して回る時、たまにボスエネミーがチラ見えすることもある。
見つけたときは、上を長めに押しっぱなしすることで、そのままボスエネミーが表に出てきてくれるぞ
これ以外の出し方だと、外にいる敵を全員倒すと自分から出てきてくれるぞ

開いた~

ボスエネミーを倒すと、次のステージに進む扉が出てくるぞ。
ここに入ることでステージクリアだ。

ちなみに、ハグルマンは敵に2回横から接触してしまうとミスとなってしまうぞ。魔◯村みたいな体力っていうとわかりやすい。
このダメージを回復させる方法はアイテム以外にもあるらしい……

巻物

扉を回転させていると、たまに扉から巻物が出てくることがある。
これを3つ集めると…

かわいい!

取った瞬間に、巻物の色に応じた効果が即時発動するぞ
巻物の色は3種類あって、それぞれ効果が違うらしい。
なんでも「青が一番ハズレ」とか……

ラスボス。
ステージボスも含めて倒すと出てくる。つよい。

最後のステージ8に待ち受けているラスボスを倒すと、ゲームクリアに……

ならない。
このゲームは2周することでゲームクリアになる。なんでやねん。


ラリーキング(SimpleSoft)

レースゲーム
タイトル画面

3本目は「ラリーキング」。

カウント中

見下ろし型のレースゲームだ。4つのコースを2周して順位を競い合う。
といっても、マップが隅っこに出たりしない(カーブのガイドは出る)ので、コースは覚えてもらうことになるぞ。

ドリフト

このゲームで操作する車はドリフトができるぞ。
走ってる時にAを離してある程度ハンドルを切ると、とんでもなく加速するようになる。これを駆使しないと、挑戦クリアが困難になるぞ。

パンダ!?

コースにはショートカットもある。雑誌にヒントが載っていたりもするが、基本的には自力で探すことになるぞ。
ちなみに、特定の場所を通ると隠しキャラがいて、大きな得点がもらえる。
挑戦で得点が必要になることもあるが、やりこみとしてはタイムなので…

ぶつかると得点がもらえる。対して意味はないが…

自分がスタートする前に、19台のライバルカーもスタートしている。
その中にこのように光る車もいるが、ぶつかったらこっちが死ぬ無敵カーだったりはしない。得点がもらえる。

そんな感じで、4コースをすべて1位になればクリアだ。
裏技でライバルカーを消して1位になってもOKなので、思ってるほど難しくはないぞ。


スタープリンス(TOMATO)

スターソr……
タイトル

4本目は「スタープリンス」。
コズミックゲートを出したTOMATOから、完全新作のシューティングゲームが登場だ。

1面

おそらく全国キャラバンやってそうスターソ◯ジャーな、縦スクロールのシューティングゲームだ。今度は画面全体を上下左右に移動できるぞ。

ありの少年がこのゲームを買ってくるついでに、雑誌にも載っていた連射コントローラも一緒に買ってきてくれたお陰で、Yボタンを押すことで連射できるぞ。
ちなみにこのゲームが解禁された以降にコズミックゲートを起動してYボタンを押しても何も起こらないぞ。あくまでスタープリンス専用コントローラらしい。なんやねん。

合体する前に撃ち込んで壊すとボーナスがある中ボス

このゲームは、特定の地上物をいっぱい壊すとか、隠れアイテムを出すとかで、ボーナススコアが得られるのも特徴だ。スコアを稼ぐ毎に残機も増えるから、拾えるボーナスは拾っていくことが大事になるぞ。

今作はパワーアップが4種類あって、それぞれ効果が異なる。

S(サイドブースター):↖↑↗に撃つ 広範囲
P(パワーブースター):前方に撃つ 押しっぱなしでも弾切れしない
B(バックブースター):↙↑↘に撃つ 唯一後方に撃てる
M(ミサイルブースター):前で爆発するミサイルを撃つ 高火力

P以外は画面上に出せる弾数に上限がある

どれも一長一短あるが、「このボーナスはBの方が取りやすい」といったような場面もあるので、装備を臨機応変に入れ替えることになるぞ。

説明書を読んだのよ

自機にはもう1つ特徴がある。
ショットボタンを長押し(A/Bボタン)すると、ショットせずにバリアを出す。このバリアは敵の通常弾を防ぐ上に、3発防ぐ度にスパークショットが出る。

強力な8WAYが3回ほど出るし、クソ長い無敵時間が得られる
ちなみに「通常弾」とは黄色いΦみたいなやつ

通常弾がないと発動しない、通常弾以外は防げずバリア解除される、といったデメリットこそあるが、なんか弾幕が濃い!と思ったらバリアを貼ればいいぐらい強力。この能力を駆使して戦っていこう。

ちなみに被弾したら、ある程度戻った所かもどり復活ら再スタートになるぞ。

このゲームは全4ステージのボスを倒せばクリア……
とはならず、これも2周することになる。
エンディングを見るまでは長丁場になるが、どうやら無敵コマンドがあるらしい……

ちなみに今作の1UPもトマトだぞ。
だからなんでトマトやねん。


ラリーキングSP(SimpleSoft)

うわっ
ありの君なにこれ

あぁ~これかぁ
当たったんだ……すごい……

企業ロゴも増えてる
タイトル

ということで、5本目は、ラリーキングと、カップラーメンの会社と、ゲーム雑誌がコラボした、懸賞限定のソフト「ラリーキングSP」がアリーノーの力で当たった。

実はちょっと違う

コースの内容は大まかには一緒だが、障害物が増えているとかで、難易度が上がっている。
といっても、それ以外は「ラリーキング」と一緒だ。

このゲームも挑戦の対象に含まれている。
しかも困ったことに、「ラリーキングの挑戦をクリアしている」という想定で挑戦状を叩きつけてくる。つまり挑戦の難易度も高くなっているということなのだ……。

このゲームも4コース全てで1位を取ればクリアとなる。
悪い言い方をすると、「ラリーキングも2周クリアが必要」ということになる。
ライバルカーを消す裏技自体はラリーキングと同じものが使えるので、それでなんとか……

コースの合間に宣伝も入る

からくり忍者ハグルマン2(GEARS)

あの人気作が!
タイトル

6本目は「からくり忍者ハグルマン2」。
あのハグルマンの続編が出る!ということで、ありの少年もウキウキで買ってきてくれた。
雑誌では、GEARS(ギアーズって読むんやて)社長が「ギアーズからのゲーマーの皆様への挑戦状です」と語っていたとか。

基本的にはハグルマン1(以下、1)と一緒だが…

なんか広くね?

ステージがかなり広くなった。
画像では伝わりにくいが、天井がかなり高くなったため、上下にもスクロールするようになった(基本的にループするわけではない)。
更に、エリアに居る雑魚をある程度倒すと、増援として新たな敵が湧いてくるようになった。逆に取ればパワーアップアイテムを集めやすくなったともいえる。
そして、ボスも3回踏まないと倒せないようになった

巻物とボタンガイドが明滅するようになった

巻物も使いやすくなり、1では3本取った時点で即時発動だったが、2では任意のタイミングで発動できるようになった。かなりありがたい。

といったこと以外は1と一緒。かなり広くなったが、扉を開けるとボスが出てくるのも一緒なので、面倒になったら扉を開けて回ろう。

このゲームも1と同じく全8ステージの2周クリアだが、どうやらステージセレクトの裏技があり、最後の最後から始めることができるらしいぞ。


ガディアクエスト(シーラカンス)

RPG
タイトル
「coelacanth」で「シーラカンス」って読むんやて

7本目は「ガディアクエスト」。
ロールプレイングゲームだ。

実はこのゲームが出るまでには、作中で色々ありまして…

ラリーキング挑戦中に発刊された
86年4月号のゲームファンマガジンで発表されて……
(雑誌の号表記は1月分ズレてると考えてくれ)

スタープリンス発売と同時に発刊された86年7月号の編集者コラムで、
9月から12月へ延期の発表があり……

ハグルマン2発売と同時に発刊された87年1月号のQ&Aコーナーにて、開発者から「86年12月31日の発売日は命に代えても厳守します!
と答えてもらい、安心……

したが、その次の87年2月号で「87年秋目標」と大幅延期が入り……

87年9月、無事発売。
…という、1作目からこうなったらダメだろ!みたいな延期を繰り返している。まあそういうことをしたゲームドラ◯エがなくはないですけど…

縦に並んでるのが主人公

このゲームは最初から3人兄妹(//)として操作キャラクターが決まっており、それぞれに名前を付けたあと(半/濁点含むひらがな4文字)、王から使命を受けるところから始まる。

なんでも冥界から魔物がやってきて姫をさらったので助けに行ってほしいらしい。

「そういえば2人目女の子だったな…」って執筆時に気づいた。

戦闘のシステムが特徴的で、攻撃する対象を決めると、頭上にマークがコロコロ変わるピンが付いて、攻撃時に止まったマークで結果が変わるというシステムになっている。
マークの種類は「×」<「▲」<「●」<「◎」<「★」となっていて、×だと外れて、★だと会心、みたいな扱いだ。

「どうぐ」から武器を選んで「しらべる」を選ぶとこれが出る

武器によってアイコンの内訳が違っていて、中には「×か★しかない」みたいな武器もあるので、基本値を取るか、性能を取るか、の選択があり、なかなか楽しいシステムだ。
ちなみに魔法は、相手が耐性持ってない限りは必中なので、ピンは付かないぞ。

けいやく

3人に加えて、「ガディア」という守護神を携えることができる。
最初はガディアを携えていないが、どこかにいるガディアにけいやくを持ちかけることで仲間にできる。
といっても、大抵は画像のように「本気を出した私に勝ってみせろ」ってパターンが多い。

けいやく

仲間に出来たガディアは、メニューの「けいやく」でステータスを見ることができる。
戦闘中のガディアは命令できず、たまに行動してくれる(戦闘中右上で様子が見られる)のだが、中には全体攻撃をしたり、回復してくれたりといった特殊行動をしてくれるガディアもいるらしいぞ。

さて、RPGといわれると長い旅が始まりそうに思えるが、どうやらエンディングを見せてくれる老人がどこかに潜んでいるらしい……。
こういう抜け道がないとやってられないッスよ~~~


からくり忍者ハグルマン3(GEARS)

ハグル……あれ?
え、誰?

ラスト8本目は、「からくり忍者ハグルマン3」。

ハグルマン。

忍者龍k……

3になって突然別のゲームになってしまった。
ストーリーも会話シーンもしっかり収録されている。
ヒゲの3マ◯オ3作目だってボリュームアップの範疇だったのに!

エリアを探し回って、パワーアップとなるギアを集めながら、最奥地に潜むボスを倒すことを目指す、めっちゃ硬派な横スクロールアクションゲーム
今風に言えば、ステージクリア型のメトロイドヴァニアっぽいかも。
マップシステムだけ無いけど…

ギア

各地で手に入るギアは、ギアシステム画面(マイナスボタン)で装備すると効果を発揮する。ギアは装備しないと意味がないぞ。
ギアは大中小(順に←↓→)と別れており、それぞれ1つずつ装備することができる。ギア毎にPOWERというコストがあり、最大値に収まるように装備しなければならない。

ちなみにギア自体は、どこかに落ちてたり、お店で売ってたりと、本当に色んなところにあるらしい…

巻物
本当はくるくる回ってる

フィールドにはいつもの巻物も落ちている。

回復してくれる

巻物は色に応じた様々な効果があるが、これは1つ取った時点で発動する
しかもリポップしない。じゃあこれ何?

眼の前にあるのが忍術アイテム

敵がたまにこういう四角いアイテムを落とす時がある。
これは忍術というアイテムで、上+Bを押すと発動する。効果自体は随時アニメが動くのでわかりやすい。
回数制限があるくせに上Bって割と誤爆しやすいのが玉に瑕……

すごいアイテムを使ってくる以外はボスの見た目は一緒

最奥地にいるボスは、縦に並んでいる顔3つを壊すことで討伐できる。
これを3ステージ分繰り返せばエンディングになるぞ。
はっきり言って急に難易度が上がってるので、心を強く持ってほしい……


【やりこみ】

何も触ってないとこうなる

ゲーム毎の挑戦状をすべてクリア(エンディングを見る挑戦は含まれない)すると、タイトルメニューに「やりこみ」が追加されて、その中で遊べるゲームが追加される。

これは「収録ゲームをやり込んでゲーマーグレードを上げよう!」という趣旨のモードだ。
その代わり、無敵とか、ライバルカーが消えるとか、そういった一部の裏技が使えなくなっている
また、ガディアクエストとハグルマン3は、本編と別のセーブデータを扱うことになっている。

いや、言っちゃなんだけど……やりこみは本編でやるし……ガディアクエストみたいなのはともかく、別に項目として分けなくても……
と思って、全然触ってない。ごめんなさい。


*総評*

初のゲーム化ゆえ、ほとんど2周クリアじゃねえか!みたいなダルさ惜しい点はありつつも、十分楽しめる作品となっていた。

最終的にすべてのゲームのエンディングを見ることで本編のエンディングに入るようになっているので、全作品しっかりやり込まないといけないように思えるが、本編の雑誌に載ってる裏技を駆使すれば、ある程度は楽ができるようになっているのが本当に有り難かった。

ありの少年のガヤも、あまりパターンが用意されてないとは思われるが、友達の家で一緒にゲームを攻略してる感が出て楽しかった。

とても面白いゲームなので、ぜひ遊んでみてね!

ここで放置するとなんかありそうだけど
1はここの裏技が出るだけなのであんまり得しないかも

ホワイトボードの落書きは来る度に変わる

あの……
1終わりましたけど……

あ、はい……


東島、投入


ゲームセンターCX 有野の挑戦状2

最初の状態
番組Pでありナレーターもしてる菅さんのタイトルコールが入る

ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』(ゲームセンターシーエックス ありののちょうせんじょう ツー)は、2009年2月26日にバンダイナムコゲームスより発売されたニンテンドーDS用ソフト。開発元はインディーズゼロ。ゲームのジャンルは“ゲームinゲーム”。

Wikipediaからやで

日本中のゲーマーの力によって一度は消え去ったはずの、有野課長の「もっとゲームがうまかったら…」という想いが、1発売以降の挑戦失敗によって積み重なってしまい、その弱った心の隙を見逃さず、またしてもニンテンドースイッチに宿り蘇った「ゲーム魔王アリーノー」!
彼は日本中のゲーマーに新たな挑戦状を叩きつけた!

そしてそれは、復活を遂げた
ゲーム魔王アリーノーの
逆襲のはじまりでもあった…!!

マント付けたり王冠が変わったりしてる

ということで、またアリーノーがやってきて、

「ウィズマン発売!」といったようなナレーションも入るようになった

80年代に飛ばされ、

前作とは違う次元らしく、同じ名前と性別にしても面識がない扱いになっている

子どもにされて、ありの少年の家に飛ばされちゃいました。

といっても、基本的なことは前作と一緒。
アリーノーから出される挑戦状をクリアして、
最終的にすべての(家で遊べる)ゲームのエンディングを見ること。

今作からは遊べるゲーム機のバリエーションも増えているので、技術の進化も追える作りになっているぞ!

1冊のために本立てを2個使うな

ゲームファンマガジンも同じように連載されている。

スティックをグリグリやると削れる
削りカスも出て妙に細かい

一部の裏技コマンドには銀紙が貼られており、コインで擦ると見えるようになっているぞ。
っていうか雑誌をコインで擦るの怖くない?こういうのって大体銀はがしじゃないの?

ということで、今作のゲームを紹介していくぞ!
こいつらが、前作より1本増えた、全9本のゲーム達だ!


ウィズマン(TOMATO)

パッ……
タイトル

1本目はゲームコンピューターのソフト「ウィズマン」。
シューティングゲームを出してる印象があるTOMATOから出た、ドットイートアクションだ。
コズミックゲートと同じく、アーケードからの移植作らしい。
ってことはTOMATOの元ネタって……

ステージ1

ドットイートとは、迷路に散らばっているドットを全部取ることを目的としたジャンルだ。
このゲームでは宝石を全部集めることが目的だ。

といっても、そのままだと宝石を拾うことはできない。

杖ゲット~!

杖を取ることで、杖の色と同じ色の宝石を取ることができる。
複数本取る(最大3本)ことで移動速度も上がるが、反対の色の杖を取ると1本に戻る。
ちなみに、白く光る大宝石を取り続ければ、スコアの倍率が上がっていくぞ。

杖を2本持ってるので魔法を2個置ける

そして、ボタンを押すと、杖の色に応じた属性の魔法を設置することができる。青だと氷、赤だと炎が出る。持ってる杖の本数に応じて同時設置数が上がる。
設置した魔法が、迷路内にいる敵に当たれば倒すことができるが、同じ属性(同じ色で考えたほうがわかりやすい)だと倒すことができず、足を止めて引き返してしまう。

すごい杖出てる!

そして、とある条件を達成すると、決まった場所にマジカルロッドが出現する。これは両属性の力を持っており、両方の宝石を拾えて、両方の敵を倒すことができる。ついでに普通の杖より移動速度が上がる。
この杖もステージ毎に3本隠されていて、1本毎に条件も変わっていくぞ。

この杖を出す条件はステージ毎に違って、最初の方は雑誌の編集者たちが解いてくれるが、それ以降は自力で見つけるしかない。
51階ぐらいあド◯アーガる塔のようなシステムだが、ゲームを通して拾った本数に応じて、クリア後に出る評価が変わるぐらいで、道中拾わないといけないわけではない。

ベル

奇数ステージでは、敵を倒すとベルを落とすことがある。

うわっ

ベルを取ると、ボーナスタイムに突入する。ベルを取るまでに拾った宝石が、金色のコインになって復活する。
素点が高いほか、100個取る度に1UPが出たりするので、これで残機を集めていこう。
残機アイコンは4つまで表示されるが、残機は5つ以上溜められるぞ。

ちなみに今作も1UPはトマトだ。

このゲームのエンディングは、最後のステージ32にいるボスを倒した上で、宝石を全部取ってドアから出るとクリアだ。
どうやらステージセレクトできる裏技があるとか…


無敵拳カンフー(HARAKIRI)

スパルタン無敵拳
タイトル

2本目は、マークⅢENTER-M2000のソフト「無敵拳カンフー」。
横スクロール格闘アクションだ。
欧米で人気のパソコン用ソフトが、ゲーコンのライバル機に移植!という話らしい。日本びいきの欧米メーカーHARAKIRIが開発して、GEISYA GAMESがライセンスを取って販売しているとか。

オープニングデモがある

突然やってきた悪そうなやつに、師匠を吹っ飛ばされ、自分も吹っ飛ばされ、彼女をさらわれたので、助けに行くみたいなストーリーらしい。

こう見るとガンダッシュしてそうに見えるが、そんなに速くない

パンチとキックを駆使して敵を倒しつつ、ステージの左端に向かって、待ち受けるボスを倒すゲームだ。

3回までコンボが繋がる攻撃で、体力を超えるダメージを与えると、敵をふっとばすことができる。
ふっとばした敵を他の敵に当てて倒すといった連鎖もできる。

ふっとばしで倒すと、気マークが出てくる。
そのまま静止せず、どんどん浮上していくので、出てきたらなるべく速く取ろう。

ムテキケン!

4つ取ると、無敵拳モードになる。
ハードの性能なのか、この時だけボイスが出る。

実はパンチしただけ

無敵拳モードの間は無敵になり、攻撃の威力が3倍になる。
威力が上がりすぎて、大体の敵を1発でふっとばせるようになる上、かっこいい技名が逐一出るようになる
ボス戦に持ち込めないのが難点。

このゲームのエンディングは、ステージ5の最奥地にいるボスを倒すと達成できる。
エンディングの直後、そのまま2周目に入るが、入った時点でクリア扱いになるので問題ない。

体力を回復できる要素がないため、かなり辛い戦いにはなるが、どうやらボスの目の前まで飛んでいけるものがあるとか……

ちなみに、このゲームはありの少年と対戦ができるぞ。
これは後々挑戦に関わってくる。

使えるキャラクターは主人公のみ。
上から気マークが降ってくるので、基本的にはその取り合いになる。
殴り合いながら丸いやつの取り合いってなんかプロレスしてるみてえだなあ


デーモンリターンズ(DEGOICHI)

リターンズってことは「デーモン」もあったのかな
タイトル

3本目は、ゲームコンピューターのソフト「デーモンリターンズ」。
北海道の会社「DEGOICHI」が作る横スクロールアクションだ。
本編ではよく「デモリタ」という愛称で呼ばれている。

普通のジャンプアクションに見えるが、もちろん普通ではない。
上のりんごはいわば空腹度冒険島で、空っぽにならないように適宜りんごを拾わないとミスになる。

Aでジャンプして、Bを押すと横にスピンクローをする。一応B長押しでダッシュもする。
このクローを敵に当てると反転してコマのように回転する。

デビルライドや!

回転してる敵に上から乗ると、デビルライドができる。
乗ってる間は、Bダッシュより速く移動でき、空中でもう一度Aを押すと、乗り捨てて更に高くジャンプできる。
その代わり、下を押してブレーキしない限りずっと動き続けるようになる。
敵に横から当たるなど、ダメージになるような行動をすると、基本的にはデビルライドが解除される。

デビルライドができる敵にも性能差があり、高く飛べたり、敵を踏んで倒せるようになったり、敵を轢けるようになったりと様々。

月のコイン

スピンクローは、ブロックを壊したり、アイテムボックスを叩いたり、壺を回したりできる。
アイテムボックスから出るムーンコインで、デーモンのパワーアップができる。

ビッグデーモンになる
デビルライドするとしゃがむので三頭身にはならない

ムーンコインを取ると大きくなって、スピンクローの範囲がすこし高くなる。

キングデーモンになる

もう1個取ると、スピントルネードという、飛び道具が出せるようになる。
スピンクローがそのまま遠距離対応になったみたいな技なので、できる限りこの状態を維持したい。
ちなみにダメージを受けると必ずチビに戻るぞ。

このゲームは4ステージのワールドが4つずつある。つまり全16面。
このエンディングは、4-4にいるラスボスを倒せば達成できる。
なかなかの難易度だが、ワープとか残機無限とか無敵化(ゲーム中1回のみ、落ちる等のミスをすると消える)とかの裏技が揃っているので、ゴリ押しすれば案外なんとかなるぞ。


課長は名探偵 前編(IROHANIDO)

パロ元は言わずもがな

4本目は、ゲームコンピューター フロッピーディスクドライブシステムのソフト「課長は名探偵 前編」。
コマンド選択式のアドベンチャーゲームだ。
老舗おもちゃメーカーの任……「いろはに堂」が開発したらしい。

必ずこの画面から始まる

ディスクシステムフロッピーディスクを使っているので、場面移動の際にちょっとしたロードが入る。
という演出ってだけで1,2秒くらいで終わるので大丈夫。

タイトル

こういうのはあんまり中身を言ってもしょうがないので、本当に浅く紹介するぞ。

ゲームのほとんどがこういう画面

ゲーム制作会社「ゲームセンターCX興業」に最近入った新入社員の自分(名前は自分で決められる)と、ありの課長が、社長のいしかわから特命を受け、会社に潜む七不思議について調べて回るうちに、大事件に巻き込まれていく、といった内容だ。

DS版の早期特典として、この名刺が入っていた

初めて会う人には名刺を渡して、ツッコんだり、ボケたり、すづけイカ食べたり(イカくうてるばあいか!)して、情報を集めたり、謎を解いたりする。
行動に困った時、ひえピッタンを使えば、ありの課長が次にやることを教えてくれる

建物に近づくと名前もでる

場所を移動する時は、マップ画面になって、実際に赴く形になる。
前編では線路を渡った南側に行くことはできないぞ。

登場人物は、番組のスタッフや、バンナム社員、インディーズゼロ社員(有野の挑戦状シリーズの開発)などがドット絵になって登場しているらしい。

近道ができる裏技がないため、自力でエンディングまで進めることになるが、ボリュームはそこまでないし、謎解きの難易度も高くないので、あまり苦労することはないかも。

前編の終わり際に1度だけミニゲームが入るぐらいか。


ガンデュエル(TOMATO)

2人同時で遊べるSTGって結構少なかったよね
タイトル

5本目はゲームコンピューターのソフト「ガンデュエル」。
TOMATO完全新作の縦スクロールシューティングゲームだ。
今作は普通にボタンを長押しするだけで連射してくれるぞ。

おそらくこれとスタープリンスで全国回ってスコアアタックしてそう。

V

今作は武装が7種類ある。
キャリアーを壊すことでランダムでいずれかが出るぞ。
更に、武装を装備している状態で被弾すると、武装が解除される形で耐えるので、何かしら武装を付けておくようにしよう。

ラピッドバルカン):連射力のある弾
スリングショット):動いた方向に揺れる
ホーミングクレッセント):追尾弾
ワイドウェーブ):広範囲弾
ファイヤーブラスト):近距離高威力火炎放射 敵弾相殺可
スラストレーザー):長い光弾
ブレイジングミサイル):中距離高威力ミサイル

今作ではこの武装を2つ装備することができる。

メインH サブV
Sアイコンはボーナス系のアイテム

各武装はメインとサブで性能が異なる。その組み合わせは49通りらしい。
切り替えボタンでメインとサブを入れ替えつつ、適宜出てくる武装を入れ替えながら(メイン武装が上書きされる)進むことになるぞ。

定期的にやってくるカメラを壊さずに逃がしてしまうと、下の危険度が上がり、余計な敵がやってくるようになる。
危険度を上げたほうがスコアを稼げるらしいが……

右下の白いの

カメラを壊すと特殊なアイテムが出る。これを取ると画面の敵やら弾やらを消すことができるぞ。

スクショ撮った瞬間がスコア精算中だった

スタープリンスのPRINCEのようなマークもある。
今作は壊して出たアイテムを取る必要があるので気をつけよう。

昨日の敵は…

今作はありの少年と協力プレイができる。
ただし、スコアの末尾が「1」になるため、正式なスコアとは認められないぞ。

協力プレイ時に限り、Gマークのアイテムが出るようになる。

Gマークのアイテムを取ると、2機が合体してめちゃくちゃ強い形態になる。
ただし、取ったプレイヤーが操作権を握るので、ありの少年に取られるとめちゃくちゃ暇になるぞ
1度被弾すると解除される。

このゲームは全4ステージとなっている。
エンディングは、ステージ4のラスボスを倒すと達成できる。
ありの少年と一緒に出撃すればなんとかなるはずだ。


課長は名探偵 後編(IROHANIDO)

6本目は「課長は名探偵 後編」。87年6月27日発売。
前編発売から86日後に発売されている。

これの解禁にあたって色々演出は入るけど、アリーノーも「思いつかなかったから今回はお休みや!」とか言って挑戦状が出ないし、ネタバレにもなってしまうので、それ以上の解説はしないでおく。
これも裏技とかはない。終わり際に1度だけミニゲームがある。
前編をクリアしないと遊べないので、ぜひとも前編をクリアしてから始めよう。

妙だな……ディスクシステムに他ソフトのデータを読み取る機能はなかったはず……


トリオトス(GEARS)

急に小さく

7本目はGAMEBOYゲームコンピューターminiのソフト「トリオトス」。
ハグルマンシリーズを出してたGEARSがようやく参入。
チェコの数学者が研究用に開発したツールが学生の間で大ヒットし、それをヒントにして全く新しい落ち物パズルゲームとして開発したらしい。
そこはロシアの科学者テ◯リスやろがい

必ずこのロゴが出る
ちなみに電源は下の赤いボタン。なんでここやねん
モノクロにしかならない
このまま落とすと◯が横に並んで消える

◯◇□の3種類のブロックが、直線かL字で落ちてくる。
同じブロックを縦か横に3個以上並べると消すことが出来るぞ。

この時代にしては珍しく、チュートリアルもある

6個以上まとめて消すと、マルチマークブロックが現れる。
これはオールマイティなブロックなので、うまく活かそう。

下から3段目

また、同じブロックを真横に5個並べると……

出た!ラインスパークや!

ラインスパークが発動して、同じブロックがフィールドからすべて消える
ここから連鎖もあるので、1発逆転のチャンス!

対戦

このゲームはCPUと対戦もできる。
ブロックをまとめて消すと、相手のフィールドにランダムでブロックを落とすことができるぞ。
また、ラインスパークをすると、下からブロックを競り上げることもできるぞ。
そういった攻撃を駆使して、相手のフィールドがブロックでいっぱいにさせると勝ちだ。
相手の盤面までは見えないが、どれぐらい積み上げているかは見ることができる。

このゲームのエンディングは、この対戦モードで10人のCPUを倒すと達成となる。
ステージセレクトや、ポーズ中のコマンドで呼べるお助けキャラ(ハグルマンのキャラが3人呼べる。それぞれ1プレイ1回ずつ)もあるので、それらを駆使して頑張ろう。

ありの少年も同じゲームを買っているので、通信対戦もできる。

ちなみに携帯機を遊ぶ時はこういう体勢になる。


ガディアクエストサーガ(シーラカンス)

第2弾は?

8本目は、ゲームコンピューターmini COLORのソフト
ガディアクエストサーガ」(以下、サーガ)。
本格RPGシリーズの第3弾で、本作でストーリーが完結するらしい。
第2弾は?

必ずこのロゴが出る
今回は電源がスイッチ式になった

このゲームも難なく発売されたかというと、そういうわけでもなく…

トリオトス発売と同時に発刊された89年7月号の雑誌にて、
大々的に発表され、来年4月に発売を予定していた。
この時はゲーコンminiでの発売としていた。

が、その次に出た90年5月号の雑誌にて、
miniCOLOR発売の発表とともに、
「アイデアを入れ込みすぎて容量が足りなくなったため、思い切って発売を延期し、miniCOLOR用に仕様を変更します!」と発表し……

トリオトス挑戦クリアから急に飛んで、91年12月13日発売
実は年代をスキップしている間に1回延期している。大変だなあ。

タイトル

今作はのバージョン違いで発売されており、自分が光、ありの少年が闇を進める形になる。バージョン毎に出てくるガディアが違うとか…
光と闇ってなんか悪魔を使役デ◯チルしてそう。

4人!?

今作のメンバーも決まっていて、男/男/女の構成になっている。
誰もがガディアを従えるようになった時代に、「ガディアマイスター」を目指す3人の勇者たちの冒険が始まる…みたいなストーリーで始まる。
っていうかなんか携帯機にしては色鮮やかすぎない?

戦闘
今回は特に性別を考えずに色で命名したので、前2人の託しが雑になっている

今回の戦闘も、「ガディアクエスト」(以下、クエスト)と同じ感覚で遊べる。今作はピンのアイコンがルーレットのように回るのでハードの性能差を感じやすい。

武器性能の見方もいつも通り

サーガでは、攻撃で★を出す度に、武器ごとに付いてる追加効果が発動するようになった。魔法が出るとか、状態異常を与えるとか…
どのような能力が付いているかは、武器を「しらべる」ことで確認することができる。

けいやくしているガディア

ガディアの契約も、クエストと同じ。
その辺にいるガディアに契約を持ちかけ、強化されたガディアに打ち勝つことで契約することが出来る。

ガディアはそれぞれスキルを持っており、MPを消費することで発動することができる。
職業とくぎ枠が増えたみたいな見方がわかりやすいかも。
また、共に戦い続けることで、HCが付いて強化される。

拠点

他の村に行くと、ガディアマイスターの拠点が建っていることがある。
ここにある銅像を調べると、自分が従えているガディアを1体預けることができる。
また、魔法陣っぽいとこにいるピンクの人は、先輩のガディアマイスター。
彼とタイマンで戦い、見事勝利することで旅に同行してくれる。

先輩

クエストで勝手に行動していたガディアの枠は、このガディアマイスターが行動することになる。
相変わらずたまにしか行動してくれないが、それでも心強い味方になる。

ヘブンズタワー

サーガの舞台は天界となっていて、ストーリーの流れで地上に行くためにヘブンズタワーを降りていくことになる。
挑戦としては、地上に降り立った辺りでクリアになるぞ。

クエストにいたエンディングを見せてくれる老人もいるにはいるが、どっちにせよ地上に降り立たないといけない。
クエストより道のりが長い気がするので、のんびりやっていこう。

どうやら、ありの少年とガディアを通信交換することもできるらしいぞ。
やったことないけど…


スーパーデーモンリターンズ(DEGOICHI)

なにもかもがスーパー
回転処理を見せつけるかのようにロゴが回転するので
ありの少年が「目が回る~!」と言う

ラスト9本目は、スーパーゲームコンピューターのソフト
スーパーデーモンリターンズ」(以下、スーパー)。
デーモンリターンズ(以下、デモリタ)の続編だ。

1面
これまでのゲームに比べて、明らかにハードの性能が上がってる

基本的には前作と一緒だが、スーパーではスピンクローを上下に振れるようになった。
更に、デモリタでは進行方向にしかスクロールできなかったのが、スーパーでは自由にスクロールするし、何だったら全部集めるとすごい!みたいな寄り道要素まで増えているため、ステージの広さがどえらいことになっている。

上も含め、ちゃんとガイドもある

また、中間ポイントも可視化されるようになった(右下の看板がそう)ので、ミスをした時にどこに戻されるかがわかりやすくなった。

うわっ

スピントルネードですら壊せない、硬いブロックも出ているが…

どりゃあああ

パワーアップしてる状態(二頭身の状態)で、下のゲージが満タンになるまでXかYを長押しすると、スーパースピンクローが発動する。鉄ブロックはこれでしか壊せない。

デーモンもステージ構成もスーパーになっているが、ステージ数は4ワールド4ステージの16ステージと、デモリタと同じ数となっている。
エンディングは、4-4にいるラスボスを倒せば達成となる。
難易度もスーパーになっているが、残機99や無敵(1プレイ1回、穴に落ちると終わり)もあるので、最悪ゴリ押しでどうにかしよう。いきなり4-4に行ける方法もあるとか……

ちなみに、1度クリアしたステージは、ゲームを始める時に自由に入れるようになるぞ。

本編クリアに含まれるゲームはこれで最後だ。


【ゲーコンショップ わくわくボーイ】

こういう試遊台あったよね

挑戦を進めていくと、途中からお店に行けるようになる。
この店にある試遊台で、追加ゲームを5本遊ぶことができる
このゲームは本編クリアには含まれないので、息抜きに遊びに行こう。

ここからは、お店で遊べるゲームも紹介していくぞ。

ちょっとテレビの位置高くない?


コズミックゲート MASA-X版(ASOBII)

TOMATOじゃないのがポイント
下に開発の文字が増えてる

1本目は、MSXMASA-X版の「コズミックゲート」。
単なる移植と思いきや、ステージ数も64から16に減ってるし、隕石は4ステージ毎になってるし、ワープするとボーナスゲームが始まるし、ステージスキップもしない。
これは開発のASOBIIがTOMATOに許諾を得ずに勝手に内容を弄りまくったのが原因であり、全然違うけどこれはこれで面白いという評価を得ている。

とはいえ大部分は一緒なのでね

1にあったゲーコン版と比べると、ちょっと画面は見劣りするが、サウンドはめちゃくちゃかっこよくなっている。音源がすごいとか…

なに?

ワープゲートもゲーコン版と同じ入り方だが、ワープゲートに入ると、決まった動きで飛び回る編隊を撃ち落とすミニゲーム的なものが始まる。
それやったらもうギャ◯ガじゃんと思うが、撃ち落とした数でボーナスをもらえたりはしない。

3ステージ毎に入っていた隕石は4ステージ毎にやってくるようになり……

ビッグボス?

なんだこいつ!?


からくり忍者ハグルマン 小梅版(GEARS)

ファンクラブ特典でゲームソフトが出るの怖すぎるだろ
タイトル

2本目はゲームコンピューターのソフト「からくり忍者ハグルマン
…の小梅版。
ハグルマンシリーズでお助けキャラだった小梅ちゃんのファンクラブ特典でもらえたらしく、めちゃくちゃプレミアとなっているとか。
そんなのいいんですか?試遊台に置いて

本当に小梅ちゃんなんだ…

大部分はハグルマン1と同じ。
ステージ構成が作り直されており、8ステージを一巡する度に、敵が強くなる形で難易度が上がる無限ループ制になっている。

ハグルマンがダメージを受けると中のカラクリがあらわになっていたが、小梅ちゃんは人間なので、ダメージを受けると包帯ぐるぐる巻きになる。かわいいね。
特典にしては作り込まれてるのがすごい…そんなことある?


ラリーキングex(SimpleSoft)

大会用にソフトを作っていたのも恐ろしい
知ってる排気量より1桁多い

3本目はゲームコンピューターのソフト「ラリーキングex」。
ラリーキングの大ヒットを受けて開催された、ゲーム大会用に作られたソフトらしい。

1つのコースを3種類のクラスで走り、タイムを競うソフトだ。
原作の速さは1500ccで、それより遅いクラス速いクラスがある。

見慣れた画面

大部分は原作で最初に走る草原コースと同じ。
操作も原作と一緒なので、ドライビングテクニックが試されるぞ。

えらい

ポーズメニューですぐやり直せるようになっている。えらい。
また、完走してタイムを記録したあとにタイトルで放置するとリプレイが流れるようになっている。

左を押しながらクラスを選ぶと、ゴーストカーが出る。
有野課長のゴーストらしいので、腕に自身があれば挑戦してみよう。


スタープリンスSA(TOMATO)

本当にキャラバンやってんじゃん
タイトル

4本目はゲームコンピューターのソフト「スタープリンスSA」。
3分間/5分間の間にどれだけスコアを稼げるかを競うソフトだ。

やられちゃった

時間制限が付いてるのと、敵配置が変わってる以外は、原作と一緒だ。
ただし、1ミスで終わるので気をつけよう。
原作より難易度が高めになっているので舐めてかからないように…

タイトル画面で←→→←BBを入れるともっと難しくなるらしいぞ。


トリオトスDX(GEARS)

こういうパズルゲームって大体1ハード1本ぐらい出てるよね
「どういうこと?」と言わずにいられないタイトル画面

5本目はスーパーゲームコンピューターのソフト「トリオトスDX」。
トリオトスの続編らしい。

きれいすぎる

今作は「HOLD」が追加され、戦略に幅が広がるようになった。
お陰でラインスパークがかなり狙いやすくなった。

すごい光る

色数が増えたお陰で、マルチブロックもわかりやすくなった。

小梅ちゃん

また、CPU対戦ではハグルマンのキャラクターと対戦できる。
全7キャラ+1キャラいるらしい。
自社IPの有効活用をしている。えらい。

DXなので、相手の盤面も同時に出せるようになった。
また、攻撃を受けるとお邪魔ブロックが降って来て、隣接してるブロックを消すと一緒に消えるようになっている。

ちなみに、ありの少年と対戦もできるぞ。


さて、帰るか…

と言われて帰れない

あわわ
ごめんごめん


【本日の挑戦】

デイリー

有野の挑戦状2のタイトル画面から入れる。
挑戦状1の「やりこみ」にあたるコンテンツ。
毎日与えられる小さい挑戦状をクリアしていくことで、チャレンジスコアが溜まって、ゲーム起動時のボイスや、ありの少年のTシャツがもらえるぞ。
また、正月とか、有野晋哉の誕生日(2/25)とか、七夕とか、クリスマスとか、ゲームセンターCX放送開始日(11/4)とかの記念日にここに入ると、特別なものがもらえたりするらしい。

挑戦状が出るゲームは、お店のゲームを含め、挑戦状2に収録されているゲームが対象となっているが、名探偵とトリオトスDXとゲートレツールだけ対象外ぞ。

ちなみに、報酬を取り切るために、クリアマーク150個と、99999点が必要となっており、前者はともかく、後者を取り切るのにズルしなかったら単純計算で2年かかるので、クリアマーク100個取った時点でやめた。
ズルありなら、11/4にクリアして年だけ動かすのを繰り返せば50回ぐらいで終わるとか。

もらった報酬は、タイトルの設定から変更できるぞ。


【ゲートレツール くぐれ!ギリジャンMAX】

なるべく越えないでください
がんばってな!

挑戦状2のタイトル画面から遊べる。
有野課長が考案した、「進む勇気」と「待つ勇気」を鍛えるゲームトレーニングツールだ。

遊び方
ゲーム画面

強制スクロールするステージを、左右移動とジャンプで進んでいくゲームだ。

スコアは勝手に10点ずつ溜まっていき、途中にあるコインを拾うと100点になる。

ハッピーマーン!

コインを逃さずに30枚取り続けると、ハッピーマン石川祝男がやってくる。これに当たると7650点もらえる。

よっ!部長!

鉄球にあたったり、穴に落ちたりすると1ミスで、3ミスすると終了。
獲得したスコアに応じて、平社員~社長のランク付けがされる。

また、このゲームのプレイ中、番組でナレーターもやっている菅プロデューサーが色々喋るようになっている。言うほどレパートリーがあるわけでもないが、一部を挙げると

「くぐれ!」「あー危ない危ない…」
「ギリッジャンッ!」「すっごぉ~…」
「ハッピーマーン!」

といった感じ。

また「説明書に書いてあるコマンドをタイトル画面で入れると…」というタレコミがあるが、Switch版のパッケージ版には説明書なんか入っておらず、デジタルマニュアルすらない。
しょうがないのでここで書いてしまうが、タイトルで↑↑XX↓↓YYっていれると菅さんを黙らせることができるぞ。


*総評*

要素が!!!多すぎる!!!
ここまでしろとは言ってないだろ!!!

REPLAY無しでどっちか買うってなったらとりあえず2を買え!って言えるぐらい、色んなものがちゃんと作られている。

前作で8本だったゲームも、ゲートレツールを含めて15本まで増えてるし、ありの少年のボイスのレパートリーも増えてるし、もう本当にすごい。

こんなすごいものを作ってくれて、本当にありがとう……


本日の挑戦だけもうちょっとなんとかしてね


REPLAY追加コンテンツ

ここからはリメイクに当たって追加された要素を紹介していこう。

ランキングチャレンジ

わかってるね~

収録されているゲームのスコアを、オンラインランキングで競い合うモードだ。

だいぶ前に取ったスクショなので、今はもういないかも

オンライン専用のゲームに遷移して、そこでスコアを競う形になっている。
対象ゲームを挙げると…

コズミックゲート
ゲーコン版
いきなり64面・ハードモード・パワーアップの裏技は使えない

なお、1面に戻れるループが残っており、
カンストまで稼げてしまうため、
これだけランキングが崩壊している。

ラリーキングex
15000cc(一番速いやつ)固定
有野課長のゴーストは出せない

スタープリンスSA
5分固定
裏ステージは使えない

ウィズマン
5分の制限時間がついている
面セレの裏技は使えない

ガンデュエル
5分の制限時間がついている
1人用固定
1UPトマトやスコアによる1UPは発生する
裏技はすべて使えない

トリオトス
DXではない
エンドレスモード固定

ゲートレツール くぐれ!ギリジャンMAX
本編で遊べるものと一緒
菅さんを黙らせることも可能

の7本となっている。
そもそもの仕様として、リザルト画面にはいらないとランキングに記録されないので気をつけよう!


スペシャルコンテンツ

ガンデュエルの協力と、トリオトスDXの対戦を、
おすそわけプレイで友達と遊べるぞ。
そこはオンラインじゃないんだよなあ……
っていうか、無敵拳カンフーは?ねえ?

で、ど真ん中にあるソフトこそが……


炎の格闘サラリーマン ヤッタロー

この物語はゲーム会社アリコットの若きサラリーマン ヤッタローの戦いの記録である。
メガビット社のサラリーマンたちとのバトルに挑み、ゲーム業界の未来を救え―!

公式サイトからやで

ということで、なんかゲームが1本ついてきました。

ベルトスクロールなアクションをするアドベンチャーゲーム。
ゲーコン末期の頃に、カプGASCONが発売したらしい。

ライバルのメガビット社がなんかやばいチップ作って悪さしてるから止めてこい、みたいな特命を受けたヤッタローが奔走する話だ。

ガイドがものすごくしっかりしてる

色んな人と戦ったりしながら、街に潜むボスを倒すことを目指して走り回る。
全4ステージで、ステージを進める毎に、移動範囲が広がっていくぞ。

名刺交換の儀
既に交換した敵はアイコンに白い四角が付く

普通に倒す事もできるが、相手を掴んで(相手に振れるとだいたい掴む)からAボタンを押すと、名刺交換の儀が始まる。
といっても、相手の吹き出しに出た方向+Aのコマンドを正確に入力していくだけ。
コマンド入力に成功すると、敵と名刺を交換して去っていく。
失敗するとちょっとダメージを受ける。

こうやって名刺を集めていくと、一定枚数で昇進して、体力の最大値が上昇する
かなり有利になるので、最初はたくさん名刺を集めるといいぞ。
ちなみに、ステージが進むと「ステージにいる全員(既に倒したボス以外)と名刺交換できる」という状態になることを覚えておくとよい。

なんだこれ

敵を倒すと改造チップを落とす。
本社の受付にいる受付嬢に渡すと、ボーナスとして換金してくれるらしい。
微々たるものだが…

きっさてん

そうやって集めたお金は、主に商店街にある喫茶店で使う。

スペシャルドリンクってなんだよ

ここで買える飲み物を飲むと、新しい技を閃くことがある。
値段が高いほど閃きやすいらしい。

この「かん」は、あの「菅さん」です

このゲームは、各ステージ毎のボスとも名刺交換することもできる
ボスと名刺交換するには、体力を1割ぐらいまで減らさないとコマンドを出してくれないので、名刺交換だけするにしてもヤッタローが強くなる必要がある、というわけだ。

そういったアクションを駆使して、ステージ5のラスボスを倒せばエンディングだ。
といいたいところだが、なぜかこのゲームはエンディング分岐が10個も存在している
そのための条件も様々なので、ぜひ頑張ってほしい……

ちなみに同じエリアに居続けるとなんか来るよ

…とあるエンディングを達成して思ったが、このゲームはどう考えてもファミコンの容量を遥かに超えている気がする。
まあ今更こんな事言ってもしょうがないけどね。


*あとがき*

どう考えても良リマスターです。本当にありがとうございました。

リマスターとして正しい形、これかもな……と実感した。
余計に手を加えずに移植してくれたこと、しっかり遊べる追加要素を入れたこと、全てが理想的な形だった。

実を言うと発売当初はロード時間が目に見えてクソ長だったが、発売から1ヶ月で修正パッチを配信してくれたお陰で、DS版よりちょっと長いかな…と思う程度で済んだ。
そういう対応が速かったのもよかった。

本当に気になるところで言うと、DSの下画面で雑誌の攻略ページを見ながら上画面でゲームを進めるといった攻略が、Switchで1画面に収める都合上出来なくなったため、特にガディアクエストサーガの一部で苦しむことになる、ということぐらい。スクショ撮って別に映せばいいと言われればそうだが。
気になるのはこれぐらいなので、十分遊べます。

今DSで遊ぶ環境を揃えるのはそこそこ大変なので、Switchで遊びやすくなった今作をぜひよろしくお願いします!

2のこの画面になったら1時間ぐらい放置するといいですよ

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shiony
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