ポケポケが流行ってる今こそ「ポケモンカードGB」で遊ぼう
この記事は、「Nintendo Switch Online」に加入している前提で書いています。入ってください。
みなさーん!
パック剥いてますかー!
ということで、日本にもポケカのDCGをおくれーっ!って願い続けてたら、ちょっと違うサービスが来ましたね。
これはこれで面白いっちゃ面白いのですが、おそらく紙のポケカを知ってる人の中には、こう思ってる人もいると思います。
なんか違う!
物足りない!
演出が多くてダルい!
そんな時は!
「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」で!
ポケモンカードGBを遊ぼう!
ポケモンカードGBとは
ポケモンピカチュウが発売されて、大ヒットしてる中に発売された、ゲームボーイのソフト。カラーは発売されていたが、今作は両対応として発売されていた。
といっても、現代のテラスタルがどうとかのカードは入っておらず…
今よりおよそ28年前から始まって、15年前のLEGENDシリーズが終わるまでに扱われていた、いわゆる旧裏と呼ばれているカード。
その中から、ほんとに最初期のカード達を扱っている。
その中から、「第1弾」「ポケモンジャングル」「化石の秘密」の3パックを中心に、プロモーションカードや、ゲームならではのカードが収録されている。
つまり、ポケポケはおろか、今のポケカとルールが違うということだ。
ルールのちがい
せっかくなので、ここでルールを解説していこう。
大部分はポケポケと同じなので、ゲームの差異を簡単に解説する。
といっても、ゲームを始める時にわかりやすいチュートリアルもあるから、面倒だったら流し読みしてね。
デッキは60枚固定。
このゲームには、ポケモンカード、トレーナーカード、エネルギーカードの3種類のカードがある。同名のカードは4枚までしか入れられない。
このゲームには効果が違う同名のポケモンがいくつかいるが、同じ名前のポケモンとして扱われる。
ポケポケでいうと、自傷するプロモマンキーと、自傷しないマンキーは、同じマンキー扱いなので1枚ずつしか入れられないよ!みたいな意味だと認識してもらえばOK。
対戦準備の時、手札として7枚引いて、たねポケモンをバトル場に配置する。その後ベンチにも置けるが、ここではベンチが5席ある。
ただし、7枚引いた時にたねポケモンがいなかった場合、相手に手札を見せてから、山札に戻して、混ぜ直しになる。専門用語でいうとマリガンをするぞ。
ポケポケと違って、最初に必ずたねポケモンが来るわけではないので注意。とはいえデッキがバレる以外のデメリットはないけどね。
たねポケモンを配置した後、山札の上から2~6枚をサイドとして裏向きに置く。枚数は相手によって違う。
相手のポケモンを倒すと、自分のサイドから1枚手札に加えることができる。全て引き切れば勝ちだ。
ポケモンはともかく、トレーナーとエネルギーとサイドって何?と思うだろう。順に説明しよう。
まずはトレーナーカード。
なんとこの時代は、グッズとサポートが同じ扱いを受けており、しかも使用制限がまったくないのだ。
なので、こういうサポートっぽいカードも好きなだけ使えるのだ。
なぜなのかはわからない。まあほら、初期だから。ね。
そして、エネルギーカード。
このゲームは、エネルギーがデッキと別に自動生成されるわけではなく、同じカードとしてデッキの中に入れることになる。
また、先攻1ターン目からポケモンにエネルギーを付けることができて、先攻1ターン目からワザを使うこともできる。
これ以外の扱いは、ポケポケと一緒だ。
そして、サイド。
ポケポケでいうところのポイントと同じやつだ。
両者がたねポケモンを配置した後に、山札の上から2~6枚を配置する。ここに置いたカードは、相手のポケモンを倒してポイントを得るタイミングで引く事ができる。大事なカードがここに埋まる可能性もあるので、結構大事な存在だ。
ちなみに、「倒れたら2ポイント取られる」みたいなカードはないぞ。
ついでに説明すると、弱点とかのルールも少し違う。
弱点に設定されたタイプのポケモンからワザを受けると、ダメージが2倍になる。この場合、水ポケモンから20ダメージ受けると、40ダメージになる。
また、抵抗力がついたポケモンも存在しており、そのタイプのポケモンから受けるワザのダメージは-30される。
一応、抵抗力がないポケモンも存在しているぞ。
ルールのちがいについてはこんな感じだ。
細かいところを言うと、最初のマリガンに対して1枚引くことができないとか、逃げる回数に制限がないとかはあるが、紙のポケカをやってないと気にならないルールなので大丈夫。
もくてき
ポケモンが大好きで、ポケモンカードを集めるのに夢中なあなたは、「4人のグランドマスターが持つ伝説のカードを継ぐ者を探している」という噂を耳にして、どうしても欲しくなったあなたは、オーヤマ研究所へ尋ねるのであった……みたいなストーリーから始まる。
どうやらカードを集めるだけで遊んだことはなかったようで、遊び方の説明から始まり、最後にはデッキを1つ作ってくれる。
最初にもらえるデッキは、赤緑の御三家を軸にした3デッキのうち1つがもらえる。ちなみに、それぞれ多色デッキとなっている。
簡単に紹介しよう。
博士からどれかのデッキをもらうと、いよいよ冒険が始まる。
大目的としては、すべてのクラブにいるクラブマスターを倒して、ポケモンドームでグランドマスター達とのバトルに勝利すること。あとシゲルみたいなライバルキャラもいるぞ。
順番は決まっていないが、クラブマスターによっては、戦うのに条件が必要な場合もある。とはいってもそこまで難しいことは言ってこない。
また、クラブマスター以外にも、メンバーなどのバトルできる人がいて、話しかけることで申し込むことができる(話しかけたら即バトルではなく、はい/いいえの選択肢が出る)。
バトルして勝つと、拡張パックが2つもらえる。
それぞれのカードには「●<◆<★」といったレアリティが付いている。
上から★1枚、◆3枚、●6枚と、レアリティによって出る枚数が決まっているので、カードはかなり集めやすくなっている。
つまり、たくさんバトルして、たくさんカードを集めて、デッキを強化しよう!というゲーム性になっているのだ。
巻き戻しを使えば内容が変わるとか…
めちゃくちゃテンポがいい
こちらがカメックスがいる間、水エネを好きなだけ付けられる「あまごい」を駆使して、突然60ダメージを叩き出すデッキ。
せっていから「アニメーションを飛ばす設定」を変更する必要はあるが、バトル中の演出は適度な量で作られているので、ストレスなくカードを処理することができて、楽しい!
なので、やり方さえわかっていれば、上の動画のように高速で処理できるようになる。まあ必要のない火力増強だったけど…
やばいカード紹介します
ここからはやばいカード達を紹介します。
効果はある程度簡略化して書きます。
ちなみに、このゲームのポケモンの体力は、
最低40、多くても100。極稀に120がいる。
それぞれが持ってる特殊能力(=特性)は、状態異常になってる間は消える、という事前知識だけ入れてから読もう。
場の草エネを自由に動かすことができる。
エネルギーつけかえ系のカードが収録されていないため、こいつだけがズルしてることになる。
しかも回数制限もなく、移動先のタイプ指定もないため、思ってるより融通が利く。
特殊能力は消すわ、コインで毒にしてくるわ、あんたいったい何者なの?
大怪獣バトルを止められる存在。
このポケモンここでもこうなのかよ。
なんだったらポケポケよりやばいし……
このポケモンだけ多色に対応してる。といっても1つの技に2色のエネを要求するポケモンもいないので持ち腐れ感はある。
更に、コストこそ重いが、ほとんどのポケモンを焼き尽くす火力も持ち合わせている。つよい。
クソ山焼き野郎。
でも実は山札を削ってくるカードはこれぐらい。
上の動画でも挙げたけど、いくらなんでも強すぎ。水デッキのインフラ。
最初にもらえるデッキの中で水だけ突出して強いのはこいつのせい。
その上、こいつに水エネを5個つけると、60ダメージも出せてしまう。
今の紙環境ではセグレイブが同じことやってパオジアンexを支えてるらしい。
ゲーム性を破壊してくるポケモン。手札みーせて!してくる。
オムスターに進化すると特殊能力は消える。
ベンチ荒らし。
といっても1/2を外す度に反動を受けるので一方的というわけでは…
反動10て ダメカン1個少ないだろ
ターン1の制限はあるが、唯一サイドの中身を確認できる効果を持っている。チラ見するだけならいいが、元の場所に戻してしまうのがすごい。
同名ターン1はないので複数回発動することもできる。
いいわけない。
ちなみに現代の何でも使えるエキストラルールでは、
同じ効果を持ってるヤツが使用禁止になっているので、本当にダメ。
大怪獣バトルを、っていうかコイツ自身が大怪獣まである。
大ダメージが効かない。
こいつのせいで適当なたねポケモンを出す羽目になる。
大怪獣バトルを止められる存在。
進化ポケモンから一切のワザを受けないポケモン。
しんぴのまもりミミッキュみたいな特性を持っている。
大怪獣バトルを止められる存在。
単体指定デヴォリューションをしてくる。
退化した時にダメカンがHPを超えるときぜつする。
「進化した時…」みたいな効果はほとんどないので、相手のポケモンを剥がすのに使おう。やめてね。
ハリケーンを当てた相手を倒すか、倒しきれなかったら散らすという、あまりにも性格の悪いワザを持っている。
なんなんだよこいつ……
自分がこれ以外のトレーナーを使えるだけ使って、相手のハンドは破壊するという、ミニスカートの女の子がそんなことしないだろみたいなカード。
トラッシュしないだけ情がある。
これ以外にも、今の環境じゃやばいカードがひしめき合っているぞ!
伝説級にやばいカードも紹介します
ストーリーでも言ってた伝説のカード3枚を紹介。
なんで紹介するかというと、手に入れる前にグランドマスターが使ってくるからなんですね。
場に出すだけで突然炎エネを取ってきてくれる。なぜ?
取ってきてくれる枚数といい、ワザといい、安定性こそ低いが、こいつさえいればエネ不足から救われることができる。たぶん。
ベンチに出ただけなのに、突然1/2でバトルポケモンを止めてくる。
その上対象ランダムの40ダメージときた。
なんなんだよこいつ……
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ポケカGBといえば、こいつの名前は絶対上がるぐらいの人気カード。
こいつだけ群を抜いて狂ってる。ええい、これを作ったのは誰だ!
伝説?
進化した時、全員にきずぐすりを配ってくれる優しいドラゴン。
三鳥を見てからだと見劣りするし、他のカイリュー使った方がいい気がするけど、一応これも伝説のカード。
ちなみにこいつらは頑張ったら2枚ずつ手に入ります。
きになるところ
それでもちょっときになっちゃうな~っていう悪めなところはある。
デッキ毎に枚数が必要なこと。デッキ2つでカモネギを4枚ずつ使う場合、カモネギが8枚必要になる。このためにデッキを複数作りづらくなるのが厄介。
ポケポケでは1枚あれば全デッキに使い回せる。サイド6枚が本当に長期戦になりがちなところ。これはしょうがない。
全体の盤面が一目で見づらい。GBじゃしょうがない部分ではある。
セレクトを押すか、「しらべる」を選べば見ることはできるが、そもそもマイナスボタンが押しづらいのはともかくこれもポケポケに軍配が上がる。降参ができない。負けて失うものはないが、それでも降りたい時に降りられないのは辛い。
A+B+START+SELECTでソフトリセットできるので覚えておこう。でもマイナスボタンがさあ都度バトルを仕掛けてくるライバルキャラに負けてしまうと、プロモカードがもらえずにイベントが終わり、それ以外の入手方法が周回しかない。そんなことある?
といっても、そこまで大きいポイントではない。
オンラインもあるよ
「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」の機能を使って、オンラインで通信対戦をすることができる。フレンド招待や合言葉でマッチングできるぞ。
もちろんポケカGBも例外ではない。
そのための受付は、まずオンラインでマッチングしてから…
適当なクラブに入って、左に曲がる。
奥にいる受付っぽい2人のうち、左側の人に話しかけるだけ。
ちなみに右は交換とかできる人。
ここで通信して、サイドの枚数を選んだらバトル開始だ。4枚が主流らしいぞ。
受付に話しかける前に、戦うデッキのセットを忘れずに!
さあ、やろう!
ポケモンカードが好きなあなたも、この機会に触ってみたいあなたも、バランスめちゃくちゃの大怪獣バトルが好きなあなたも、ぜひこの機会にポケモンカードGBをよろしくお願いします!!
ところでなんですけど
これっていつ追加されるんですか?