「第一芸人文芸部」(ヨシモトブックス)
1冊の本にばったりと出合うまでの経緯を語るには、いつのどのできごとから始めればいいのか正確にはわからないが、自分が「第一芸人文芸部」という文芸誌にたどり着くまでの道筋にはいくつかの通過地点があったことはまちがいない。ものすごく個人的で長い話なので説明は加えないが、音楽から始まって、文芸誌に至ったと考えている。
「ハードコア」→「FEVER333」
→「つぼみ大革命」→「BKB」
→「俺の推し本」→「下北沢」
→「第一芸人文芸部」
一方、この文芸誌「第一芸人文芸部」の「書評」や、BSよしもとで放映している「第一芸人文芸部~俺の推し本~」からも、1冊の本につながる糸口を手繰ることができる。はじめの1冊を手にすれば、世界は広がる。
言葉による芸術と遊び、笑い、主張、可能性。
「第一芸人文芸部」は創刊準備号、創刊準備二号から、楽しい予感に満ちていた。
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