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DAY21 挑戦は楽しい!

いしかわゆきさんという方がたのしく書くためのコツを教えてくれる『書く習慣』という本に刺激を受けて、自分も書く習慣を身につけたいと思い、巻末にある『書く習慣 1ヶ月チャレンジ』に挑戦中!

21日目のテーマは『これまでで1番のチャレンジ』について。

新しいことにチャレンジするのは好きだから色々とチャレンジしてきたけど、1番のチャレンジってなると、1回目の転職かなぁ。

大学卒業して株式会社トステムって会社で法人営業の職についた。トステムって一般的な玄関ドアや窓枠を売ってる会社なんだけど、配属されたのは『フロント営業所』ってところ。入社するまでは、フロントってなんだ?ウォーターフロントか?とか浮かれて思ってたけど、実際にはコンビニやガソリンスタンドなどの出入口をオーダーメイドで作って工事までするって部署でトステムの中では全くの脇道。

やっぱり王道と違って脇道ってのは先が詰まってるのよ。王道の営業マンは工務店さんに販売して終わりって感じなので、工事までするってのは珍しくて最初のうちは面白い。街に自分がかかわったコンビニやガソリンスタンド、ファミレスや回転すし店ができて繁盛しているの見るのはとっても嬉しい。

建物の工事をするのは、いわゆるゼネコンと言われる建設会社さんだったり改装工事だと内装業者さんだったりするんだけど、そういう会社の方々と直接金額交渉なんかをできるのは王道の営業じゃできない。

それに自分たちの工事を手伝ってくれる職人さん達はとっつきにくいけど仲良くなれば色々と教えてくれるし、気前も良いから一緒に働いていて楽しい(笑)工程が厳しくなれば手伝うこともあったし力仕事もした。それもまた良い思い出だ(笑)

そんなんで結構楽しいんだけど、やっぱり脇道は脇道で携わってる人たちが専門家集団になってきて先輩がいるうちはどうやっても上の役職に上がれないのよ。部長とか支店長なんて死ぬまで辞めないし(笑)どんなに先輩より高い売上を達成しても、どんなに利益率が高くても、昇進の話すら出してもらえない。

10年経つ頃には王道に進んだ同期なんて営業所の所長になってたりするのに、こっちはまだまだヒラ。なのに毎年毎年目標は上がり続けるし後輩すら増えない。こういう状況だと飽きるんだよね。やることは毎日同じ、新しいチャレンジはほとんどない、後輩がいないから教えることもできない、教えることができないから自分の業務の改善にもつながらない、出世もしない、仮に昇進しても、部長どまりって見えてる。。。

だから、新しいことにチャレンジしたいと思ったのと、学生時代から気になってた簿記の資格を取ることにした。ただ、資格学校に通うお金なんてないから図書館で参考書借りて勉強して、結果、2級まで取れた。ちょうど2級が取れた時に受けてた面接で経理なら今募集してるけどどお?って言われてチャレンジすることに(笑)

確か、結婚して家買ったばかりだったタイミングで、給料も下がって、嫁からは嫌味をいっぱい言われた(笑)それでもチャレンジして良かったと今は思ってる。転職先の会社が手を挙げればどんどんチャレンジさせてくれる会社だったし、そんなに大企業じゃないのに子会社があったりと経理的には楽しい環境だったからやりがいというかチャレンジ精神が満たされる感じで本当に楽しかった。家では嫌味を言われるけど(笑)

大卒で営業10年やってきただけで、経理なんて簿記の過去問くらいでしか勉強してないやつが短期間で戦力になるには、職場にいる全員を先生だと思うことが大切だと思う。ラッキーなことに入社した会社が業務改善コンサル的なことをやってる会社でもあったので、改めて仕事の進め方的なことも教えてもらうことができた。

その中で今も実践しているのが、『自分で5分考えてもわからないことは一生考えてもわからないからわかる人に聞いた方が良い』というもの。これを本気で実践したことで成長スピードをアップさせられて30過ぎたおじさんの初転職が失敗しないで済んだと思ってる。相手がどんなに年下でもすぐに頭下げて教えてもらった(笑)

プライドなんてもので飯は食えない。教えてくれるなら誰にでも頭を下げる。転職の秘訣なんてこれだけだと思う(笑)単に私がラッキーだっただけかもしれないけど。

それでも、チャレンジして良かった!!!

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